イストワールファム、引退。
シルクで3世代目の出資馬、イストワールファムが2月16日のレースを以って引退することになりました。
イストワールファムは、父ローエングリン、母ヒストリックレディ。
募集馬ツアーには参加してないけども、ウチの主人の大変強い圧があり出資しました。
圧の理由は我が家には当時キャロットクラブでローエングリンの牡馬を出資してまして。
それがこちらの↑ゴットフリートくんです。
そしてこちらが↑イストワールファムです。
二頭とも栗毛で、やっぱりお父さん同じなので似てたと思います。
デビューは2歳の秋。
私は現地観戦出来ず、出先でレースを見ました。
2番人気でしたが、正直に言うと人気しすぎだと思ってました。
結果は3着でしたが、ゴール後の動画を見て驚きました。
猛然と1着馬を交わし府中本町駅方面へ駆け抜けるファム、
脚速っ!
あけ3歳の冬、2戦目。
なんと我が家に大事件が起きました。
ファム出走の前々日、主人のかかとが折れたのです。
事故翌日に手術、数日入院となりました。
お見舞いは大丈夫、ファム勝ちそうだし行っていいよとのことで、府中に応援に行きました。
圧倒的な支持に応え、楽勝!
この日のお酒は美味しかった....。
急激にはしょりますが、この後3勝。
そのうち2勝はテレビ山梨杯と山中湖特別。
特別勝ちはこの2勝で、山梨が好きだったのかもしれません。
続けてレースに出走することがあまりなく、勝てそうなのにモノにできず....
一度負かした相手が重賞で好走しているのを見るのは、歯痒く、悔しく、もどかしい気持ちでした。
しかし4歳で山中湖特別を勝った後、『もう4勝もしてるのか』とふと思い、あとはもう怪我なく引退を迎え、お母さんになってくれれば良いなと言う気持ちになっていきました。
この写真は5歳の3月に友人と天栄に行った時の写真。
美しくて、とてもいい子で...強くて、ほんとにいい子です。
先週のレース。
少しずつ結果が下降気味のファムなので、引退レースになるかもなと思ってました。
騎手がなかなか決まらず、わたしは北村宏司騎手だろうと勝手に思いこんでいました。
はじまりと終わりはヒロシ、ファムらしいじゃない(?)とか思っていましたが、
YUTAKA TAKE でした。武豊騎手。
正直に言うともう少しファムが若い頃乗って欲しかった〜。
絶対合うと思ってたので、武騎手とファム。
主人の愛馬もふくめて、初めての武豊騎手騎乗。
うれしい。レジェンド騎乗うれしい。
行ってらっしゃい。
結果は11着と振るわなかったけど、武騎手が鞭を上げたときなんか『来るかも』って思った。
わたしの念願の武豊騎手を背に、無事ゴールしてくれいい思い出になりました。
そして翌日引退が発表されました。
6歳の2月まで、定年ギリギリまで、よく頑張ってくれました。
最後にお気に入りの1枚。
NF空港にて、ファム1歳。
この写真の私は顔を隠したスタンプのように満面の笑みです。
6歳2月まで、たくさん笑顔にさせてくれてありがとう。
これからはいちイストワールファムのファンとして、競馬場で、お母さんに似た息子や娘に会える日を楽しみにしています。