変化しないものはない
全ては刻々と変化をしているのだ、ということは
長いスパンで見ると、はっきりと見て取れるのだが
今という時間でそこのとに気づいていることは難しい
それを概念で理解していても、だし
またそのような練習を重ねていても、である
私たちは、いろいろなものがこのまま変わらずにある、と思ってしまうし
また変化ということに対する私たちの抵抗は意外なほどに強固なものだと思う
好ましい変化でも嬉しくない変化でも関係なく
そこには同じように抵抗があるように思う
抵抗はいつもはっきりとわかるようなものとは限らない
それは炭の火がふと赤くなったり
あるいは透明な淡い影が光を一瞬さえぎるように
淡く浮かんで瞬間に消える
そんなものたちでもある
私たちの中を
すり抜けては消えてゆくから
自分でも気がつかないことがたくさんである
***
この文章の後に
この2ヶ月近くの日々について書いてみたのだけれど
なんとなく闘病記録のような感じが抜けなくて
そうしたことを書きたいのではなかったから
やめにしました
その経験と受け取ったものは
私へ贈り物だと思っています
二つのインスティチュートの先生方はもちろんのこと
全ての先生にとても感謝しています
そして、また、自分でもよくやったと思います
この2ヶ月近くで、ずいぶん回復しました
まだゆっくりと時間をかける必要がありますが
それでも具体的に良くなったのを実感できるのは本当に喜びです
いつもインスピレーション豊かでたくさん刺激をもらう好きな先生のヴィンヤサ
今回は無理だと思っていましたが
先週からぼちぼち参加できるようになりました
毎一瞬、毎一瞬、呼吸は深まり
過不足のないバランスを求めて、すみずみへと意識をむけると
体も心も歓喜しながら解放されていくのを
今はただ満喫しています
帰国して、担当医の先生に報告するのが待ち遠しいです
そして
いつも応援してくださる皆さんに
この報告ができて本当に嬉しく思っています
With deep gratitude