継続は力なり
昨日、漢字ノートを見かけた。
表紙に惑星の写真が載っていて魅力的だった。
そこで思い出したことがある。
小学6年の時、毎日2ページ漢字を書くという宿題が出ていた。
毎朝漢字ノートをいっせいに提出するので、家でしていくほかない。
毎夜一人で、時にクラスメイトと集まって、その宿題を仕上げた。
その漢字ノートの表紙には必ず「継続は力なり」と油性マジックで書かなくてはならなかった。
継続は、、力なり、、その当時の私には意味がよくわからなかった。
わからないのでこの毎日の宿題になんの意味があるのか、意味なんてないんじゃないか。そう思っていた。
他のクラスの子は毎日の宿題はないようだったので、羨ましくて仕方なかった。
しかしおもしろいもので、他のクラスの子は毎日の宿題を羨ましがる子もいて代わりにその宿題をやってあげると申し出てくれることもあった。ラッキーと思ってやってもらったら、字が違うので先生にバレて、ペナルティー。次の日までに4ページ書いてくることになってしまったという痛い経験をしたことがある。
そんなこんなで、その宿題は1年間続き、表紙に書いた「継続は力なり」のノートも数冊になった。
さて、その効果は、そう。継続することは本当に力になったのかどうか。。
多少は漢字に強い脳みそになったかもしれない。
でも、実感として何かこれというものは感じなかった。
楽しんでしていない、こんなことに意味があるのかとななめな目線で取り組んでいる。
そんなことでは身になるものもならないのかもしれない。
が、、「継続は力なり」というのは、必ずしもその取り組んだ内容に関してだけのことではないと、気が付いた。
漢字の天才にはならなかった。クラスの誰もがそうだったろう。
でも、1年も毎日漢字の宿題をやった。
いやでもなんでもやったのだ。
それは誰にも残るものだ。
継続をする力がついた。そういうことだ!
継続できる自信がついた。そういうことなのだ!
へぇー先生やるじゃん!
その当時は思わなかった担任への敬意がようやく生まれた。
今でも、「継続は力なり」なことは多い。
習い事や何か努力していることは特別にないけれど、毎日毎日主婦というものをしている。
料理も掃除もその他もろもろ、これは家族の健康となり、子どもの人生につながる。(ちょっとおおげさ?)
そんなささやかな毎日の積み重ね、つまり継続が私という人を作り、家族を作り、
今につながるんだなーと思った。
(ちょっとおおげさ!)
皆様も何か継続していることがありますか?
継続の力を感じることがありますか?
今日も読んでくださりありがとうございました♪