最近の流行の発端? Suhr modern について
今回は趣味のギターの話です。普段使っている一本の「Suhr modern antique」です。
ガスリーゴーヴァンモデルっぽい見た目ですが、シグネチャーではなく、customシリーズでほぼ同じスペックのものです。
ネックはローステッドメイプルです。
今でこそローステッドメイプルは色々なモデルに採用されるようになっていますが、Suhrはその走りだったと思います。
普通のネックに比べ安定性が高いと言われているローステッドメイプルですが、今まで使用してきて確かにネックの変動は通常のネックのものに比べても少ないように感じます。
ボディはバスウッド+メイプルトップで、ジョン・サー氏のいわく「Holy Grail」なサウンドだそうですが、確かにアルダーやマホガニーと違ったサウンドでクセがなくスッキリとした印象を感じました。ピックアップ配列もフロントがタップ可能なHSH配列でいわゆるなんでもできるタイプのギターです。
このギターにはリアから「SSH+」「ML」「SSV」の3つが搭載されています。
Suhrのピックアップはセンターについているものと同じものをストラトにも載せ替えていたことがあるのですが、極端なビンテージトーンを求めないのであればかなり秀逸な選択でした。程よいパワー感がありながら、若干のビンテージ感も感じられるとにかくバランスの良いピックアップという印象でした。
リアのSSH+はかなりハイパワーでハイゲインにも対応していますが、暴れすぎずまとまり感のあるサウンドです。
フロントはSSVというビンテージタイプで、程よくパワーが抑えられてスムーズなサウンドでした。
ハードウェア類もGOTOHの510ブリッジや、ロッキングペグ、ステンレスフレットなどを備えとにかく道具としての安定性や信頼性に優れた一本です。
最近はIbanezのAZシリーズもそうですが、こういうスペックのギターがかなり増えてきたかと思いますが、やはりSuhrの影響はかなり強かったのではと思います。似たスペックのものも色々あるのでそうしたギター同士を比較するのもまた面白いかもしれません。
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