私の履歴書 介護のお仕事編④-6
訪問介護KS
管理者の野望(w)がどんどん膨らみ
障がいヘルパーを始める事になっていた
※ヘルパーが、体に重い障害のある人の家に来て、日常 生活や、外出の手伝いをしてくれます。 重い障害のある人のことをよくわ かっているヘルパーがそばにいて、 安心して外出し活動できるよう、支援 してくれます。 重い障害のある人が、生活するために必要なサービス を、組み合わせて使うことができます。(厚生労働省、障がい者自立支援法より)
ある日、
障がいがあるご夫婦の奥様のケアをして欲しいと
珍しく管理者からではなく社長から話があった。
わたしは、社長が好きだったので
同行出きる事が嬉しかったのを覚えている。
到着したのはスーパーマーケット…
そこに電動車イスでヘルパーさんと一緒に
奥様(Oさん)がいらっしゃった。
「こんにちは、はじめまして、ヘルパーのかぉりんです。」
Oさん「こんにちは。」
と、軽く挨拶を交わした。社長と彼女のやり取りを見ていて感じたことは
「Oさんは、社長の事が大好きなんだな。」
と言う事だった。
電動車イスを操作し、
足の指でスマホのメールを打ち込むOさん
その姿を見て「凄いですね」と声をかけた。
Oさんは、特に返事をしていなかった様に思う。
社長と雑談を楽しみ
「あ、これから○○に行かなきゃならないから、またね!社長今度うちに泊まり来てよ~!じゃーねー!」
と…電動車イスを走らせる
その後を自転車で追いかけるヘルパーさんの姿…
(電動車イスって意外とスピードが出るものなんだな…)
あまり関わりが無かったと言えば無かった…
頭で分かっていたけれど
実際目の当たりにして思った事は
「簡単そうではないなぁ…」
確かに全てにおいて「簡単」な事など
無いのだけれど…
次の日…社長に呼び出されて
社長「かぉりん、残念ながら…Oさんから却下されちゃいました~(´∀`;)」
あの「面接」のわたしの印象はOさんには
受け入れられないものがあったそうだ…
もしかしたら…「凄いですね。」の一言だったのかなぁ…とボンヤリ思った。
その後も何件か障がいヘルパーの仕事をさせて貰う
事があった、とても難しく気を遣い
わたしには、集中力が必要だった。
学ぶ事が沢山あった。
小学生、成人男性、ALS患者さん…
人生に於いて障がいのある人と関わる事が
どれだけ少なかっただろうか…と思い知る日々
「知らない」事は「関わる」べき事かもしれない
仕事として関わらせて貰った事は貴重だった。
そして、あってもなくても「人間」として
すべての人が「生きている」と言う事を
改めて知る。
難しいとか簡単とかではなく。
介護のお仕事編④-7へ続く
最後までお読み下さり感謝しかありません❣️
まだまだ続きますが…
ボチボチと思い出した時に投稿していますので
ご容赦下さい(。・_・。)ノ
今日も元気で~! かぉりん
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