初めての「性別役割分担の意識」を意識した
今月から、自分の住んでいる地域が主催する
「男女共同参画の視点からの『自分探し』」講習会の受講を始めました。
育休中の今。
・普段、関わりが少ない地域活動に参加したい
・地域の人と繋がりを持ちたい
・普段触れない知識を得る事で、自分の価値観、自分の居心地よさって何かを見つめ直したい
という事をしたいな~。と、色々と探している中で見つけた講習会。
約3か月ほど、大学の教授等が講義をしてくれる形で、様々なカリキュラムを通して自分の未来を見つめましょう!といった内容の講習会。
今日は、その第1回目。
内容は
私の中の性別役割分担意識を知る
結婚してから・・
共働きをすることを決めてから・・
子供が出来てから・・
人からアドバイスとして受ける言葉に心がザワザワしていた。
(なんで、女性だからって朝食を作らないと
いけない訳?いい大人なんだから自分で作って
食べればいいじゃん)
(なんで、結婚したからといって私が色々と
パートナーの為、残業せずに早く帰らないと
いけないの?)
(なんで、二人の子供なのに私だけが子供を
看るのが当たり前になるの?)
周りから何気なく掛けられる言葉に、そんな思いが出てきた。
今まであまり感じたことが無かったのだけど、
結婚したら自分の中で性別役割分担を意識する事が多くなった私。
今日の講義は、そんな自分にとって興味深い内容
でした。
その中で、見せられたこちらの動画。
男の子に女の子の洋服と名前を。
女の子に男の子の洋服と名前を。
それぞれにボランティアの人が赤ちゃんと遊ぶのですが、
男の子と思った(実際には、女の子)赤ちゃん
→体を動かしたり、ロボットなどを手渡す
女の子と思った(実際には、男の子)赤ちゃん
→歌を歌ったり、お人形などを手渡す
といった遊びを無意識のうちに行っていたのです。
子供に対しての接し方を変化させると、子供の脳は3か月以内で、受けた内容に情報が上書きされてしまうそう。
考えてみると、私も無意識のうちにバイアスを掛けて子供と接している事に気づきました。
私もボランティアの人と同じ様に子供に接してしまう。自分が育ってきた中で、知らず知らずの内に染み込んでいる性別に対しての思い・・
知らず知らずの内に、無意識に身に付けてしまっていると言うのです。
(例えば、トイレ🚻標識の色が、男の人は青。女の人は赤。とか)
今日の講習会で、ディスカッションもあったのですが、この中で
「子供が制服で、ズボンを着用したくてもスカートしかないので、子供に聞かれた時に答えに詰まった」
「なんで、トイレ🚻の標識の色で男の人が青なの?って聞かれた」
と言った話も出てきて、私もいつかそうした疑問を子供から問われる時が来るかもしれない。
そんな時に、自分が刷り込まれていて違和感を感じていない事柄に対して、初めて気づかされる事があるだろうなと思った。
その時、私は何て答えるのだろう‥
今日、1日では自分自身の答えは出なかった。
でも。
子供自身が興味のある事を大事にして育てたい。そして、それをその子の個性として伸ばしていきたい
という自分の思いが口から出た。
しかし、それを理解して貰えない環境や、子供が個性によって生きづらくなってしまった時。私はどうする事が出来るのだろう・・・。
と、そんな不安も感じたり。
なので、まだまだ答えは直ぐには見つからないけれど、講座で教えて貰った
・性別のらしさではなく、その人のらしさを大切に
・当たり前を疑ってみる
という事を、胸の片隅に置いて、子供と接するときにフッと立ち止まって思い出そう。