ペルソナ・グラフィック・Crazy 8s初体験の巻
先日、以前受講したある講座主催者から、
「新たに企画していてる講座のドライランに参加してくれるメンバー募集!」
とのFB 投稿があり、子供を預けることが出来たので参加してきました。
企画中の講座内容は、
『未来の働き方作り』
との事だったのですが、当初、セミナ―の内容に刺さり、参加希望したのですが、実際には自分にとって勉強になった事は
① 自分のアイデアをグラフィックで表現する
② ペルソナを設定する
③ Crazy 8sという手法でのアイデア出し
のワークを知れた事が大きな収穫でした。
仕事柄、あまりこうした手法を経験する事がなかってので、そもそも言葉の意味さえも知りませんでした。
ちなみに、
ペルソナとは
『ペルソナとは仮製品やサービスのユーザー像を仮想の人物として定義したもの』(コトバンクより)
Crazy 8sとは
『5分間の中で、出されたお題に対しての解決策を8つ時間内にアイデアを出す。出し方は、イラストでも文字でもどちらでもOK。最後の方になるとアイデアが出にくく、そうした中でブレイクスルーしたアイデアが出ることも』
① 自分のアイデアをグラフィックで表現する
まずは、チェックインとしてグラフィック&デザインシンキングを使って、
『コーヒーカップにコーヒーを入れる以外にどんな用途があるのか?イラストでも、文章でもどちらを使ってもいいのでアイデアを出して下さい』
との、お題から。
グラフィックを使いながら用途を考えていく過程で、いつもと違う思考の流れになった事に自分自身気づきました。
■いつもの自分の思考
身近な事象から想像
↓ ↑
身近な事象から想像
・・を、繰返して煮詰まり、終了!
ちなみに、この流れで出たアイデアは、「花瓶・アクセサリー入れ・ヌードル入れ等」ありきたりの発想。それを、グラフィックを使いながら考えると
■今回気づいた自分の思考
身近な事象から想像
↓ ↑
身近な事象から想像
↓
あれ?これって、こういう見方出来るんじゃない?
↓
そうすると、こんなこともあるよね?
と、思考の枠が広がって、ワクワクする感覚が生まれました。
実際に、自分の中で
「カップの面って、額縁っぽいよね?」
「カップの「大きさ」という拘りを外したら‥?」
と、想像が広がり
「帽子・お風呂・キャンバス・楽器 等」が引き出されました。一緒にワークをしていた方からも、「帽子とかって、面白いね。」と。
アイデアが出ずに悶々としてしまう自分としては、この手法に目から鱗。
もともと右脳寄りなので、この方法が自分の行動と考え方が一致して、形になりやすい。
単純な問題だったけれど、これから自分の中で頭が止まった時に、グラフィックにして考えてみる事を取り入れてみようと思えるきっかけになった。
② ペルソナを設定する
私は、一年ほど別途ブログも書いている。
書き始めた当初、ブログの対象者をざっくりとした設定で書き始めたが、時が経過して、自分の体験や考えも変わり始めてきた。
なので、ブログをどう話題を広げようかな…と悩んでいた。
このペルソナという手法を知り、自分が行き詰まっていたのは、対象者の具体的なヒストリーがぼんやりしていたからなんだなと気づいた。
ペルソナの設定から、「ジャーニーマップ」という、ペルソナで浮かんだ人物の人生フェーズや、悩み事、気持ちの浮き沈みを書き出すワークもやった。
そうすると、その人がどんな性格で悩みや情報を知りたいのかが、リアルに見えてきた。
ブログを書くのに、自分は、どんなペルソナを設定するのか可視化してみよう。
これは、仕事ではなく、プライベートの部分で勉強になった経験。こうした意識って、働いてても自分は出てこなかったな…
③ Crazy 8sという手法でのアイデア出し
ペルソナから導き出された悩みを打破する為、8つのアイデア出すワーク。
5分という短い時間内で無理矢理アイデアを捻り。その後、グループメンバーからの評価でみんなが取り入れたい!と思うアイデアを決めるというもの。
これが、難しい!元々、短時間で深く思考する、アイデアを出すことに苦手意識があったので、結局、7つしか書けず。
最後の方になるとある種、普通に考えいたら却下してしまう様な内容に…
でも、そのアイデアが、意外とメンバーから好評価に。
やってみて、時間に制約があるからこそ自分が思うよりも考えが深まってたのかも。そして、とにかく数を出す!という経験も良かった。
仕事でも、プライベートでも、アイデア出しが少なく、その中で選びがちな自分。とにかく8個だす!という訓練をしてみよう。なんだか、芸人さんのネタ作りみたい。
クリエイティブな仕事をされる方にとっては当たり前の事が、そうした世界に居ない私としては、自分の生活等に取り入れたいことを学べた数時間。
ある大好きな人から
「自分の今の問題を解決するのは、
自分の居る場所でないところにヒントがある」
という言葉を貰った事があってから、意識的に外に目をより向けようと思う様になった。
そんな意識の中で出会った今回の機会。
秋に本格派な開講がされる講座との事で、本番にも参加してみたくなった。