2月の誕生石『アメシスト』
2月の誕生石、アメシストは、紫色の水晶です。
紫水晶とも呼ばれていますね。
日本では「アメジスト」と呼ばれることが多いのですが、正式名称は「アメシスト」です。
とはいえ、アメまでスマホで打つと「アメジスト」と予測変換するぐらい、ポピュラーでは有りますが。
水晶の色変種の中では最高位と評価されています。
紫色が深く、色ムラの少ない、一様な色に見えるほど高品質とされています。
他には「黄水晶」と呼ばれる、11月の誕生石シトリンも有名ですね。
アメシストの宝石言葉は、「誠実」「高貴」「心の平和」
語源となったギリシャ語の『amethystos』は"酒に酔わない"という意味を持っています。
というのも、元々の由来はギリシャからきています。
アメシストはギリシャ神話に登場する月の女神アルテミスに仕える少女の名前でした。
ギリシャ神話において豊穣と葡萄酒の神とされるディオニュソス(ローマ神話ではバッカスと呼ばれる)は、悪戯半分でその日に最初に出合った人間を家来のピューマに襲わせることにしました。
その標的にされてしまったのが、月の女神アルテミスに仕える少女のアメシストです。
彼女に迫る危機に気が付いたアルテミスは、ピューマからその身を守るために、アメシストの姿を硬い水晶へと変えたのでした。
自分の犯した行為に反省したディオニュソスは、深く懺悔し、アメシストの化身の水晶に葡萄酒を注いだところ、美しい紫色の水晶が誕生したと伝えられています。
このギリシャ神話から、アメシストには酔いを払う力があると考えられ、泥酔や酩酊に陥り愚行に及ぶのを防ぐとも伝えられるようになりました。
またアメシストで作られたグラスでお酒を飲むと、悪酔いをしないと信じられてきました。
現在でも実際に、アメシストを持っていると二日酔いしないという人もいるそうです😆
(アメシストに頼らずとも、自分の適量を知りお酒は程々に、と思うのは私が飲めないからでしょうかね😆)
またキリスト教では『司教の石』と崇められ、宗教儀式の際に用いられていたとも言われています。
さて、そのアメシストには…
・調和
・癒し
・精神の安定
・知性と洞察力を高める
などなどのパワーが有ります。
また、邪悪な想念から目を覚ましてくれたり、感情をコントロールし、心を落ち着かせてくれる働きがあるとも考えられています。
元々、「紫」と言う色はスピリチュアルなことや霊的なものに関連していると言われているカラー。
昔から、宗教的にもとても高貴な色とされてきました。
そのため紫を好む人は、スピリチュアルなものに興味があったり、宗教的なもの、高い精神性なことに興味がある人が多いとか。
というのも、紫はチャクラでいうと、第7チャクラすなわち頭のテッペンに位置する色なのです。
チャクラとは簡単に言うと、インド、アーユルヴェーダでいわれるエネルギーの流れ。
エネルギーは頭頂部にあるクラウンチャクラ(第7チャクラ)から体内に流れ込み、脊髄や神経節に沿うように下へ向かって流れていきます。
各周波数に応じたチャクラに分配されながら、体の必要とされる部位に流れていきます。
対応するチャクラに到達すると、そのエネルギーは生理学的な情報へと変換されていきます。
ちょっと面倒くさい話になってきたでしょうか❓
私は最初聞いた時、無理❗理解不能❗と脳ミソが拒絶しました😆
話を紫に戻しましょう。
紫は、正反対の性質をもつ、青と赤の混色でもあります。
青の冷静さと赤の情熱を持ち、天と地であり、男性的・女性的なエネルギーを持ちます。
この複雑さが思慮深さや哲学的な考え方に結びつき、繊細さももたらします。
ミステリアスな雰囲気にもつながります。
そのため紫好きの人は、他人に理解できないような一面も有りますが、自分自身と向き合う思慮深さがあり、高い精神性を持っています。
実は、アメシストの月らしく、2月2日から3日を除いて8日までのバースデーカラーも彩度や明度こそ違え紫系の色になります。
本当は今日、バースデーカラーの説明もあげようと思っていたのですが、4日になりそうです。
申し訳ありません。
その時にもう一度、「紫」のカラーの詳しい説明が出来ればと思っています。