ピアノ練習の記録
15年ぶりぐらいにピアノを再開した。ピアノ練習の記録をここに綴っていこうと思う。
私のピアノ歴は6才から。もうどこで知ったのか覚えていないけど、エリーゼのためにが弾けるようになりたくて、家で埃をかぶっていた母のヤマハのピアノを調律してもらい、近所の先生のレッスンに通い出した。
そこから、受験などで一時中断はありつつ、大学卒業して家を出るまではピアノを続けた。そこそこピアノ歴は長かったのだけど、高校生以降は部活や勉強の忙しさを言い訳に大して練習もせず、練習しに行っているのか先生とお喋りしに行っているのかわからない不真面目な生徒だったので、当然あまり上達もせず。それでも、一応長く続けてはいたので、ベートーヴェンのソナタも弾いたし、ショパンのエチュードなんかもやったし、(弾きこなせていたかは別にして)中級の上、上級の入り口、ぐらいの曲はなんとか弾けるようになっていた。
家を出てからは、どこかで「ピアノまたやりたいな」という気持ちはあったのだけど、時間もなく、ピアノを買うハードルも高く、実家に帰った時にたまに弾いてはもう全然弾けないな…と軽く落ち込んでいた。
そして月日は流れ15年ほど経ち、小学生になった娘が実家のピアノを触り、ピアノをやってみたい!と言い出した。自分のためにピアノを買うのはとてもハードルが高かったのだけど、娘のためなら、とカワイの電子ピアノを即購入。実家にあった楽譜も全て送ってもらった。
久しぶりに手をつけたのは、昔発表会で弾いたベートーヴェンの月光。1楽章はピアノを辞めてからもよく実家で弾いていたこともあって、半月もしないうちに弾きこなせるように。2楽章は完全に忘れていたけど、なんとか形になった。でも、3楽章は(当然と言えば当然なのだけど)全く歯が立たず、無理して練習していると手が痛くなる始末…。これは基礎をやらないとどうにもならないな、とハノンとツェルニー30番を引っ張り出してきて、基礎練をやり始めた。
レベルもかなり落として、エリーゼのためにを弾くことに。エリーゼを弾きたくてピアノを始めたのに、なぜかエリーゼは気がついたら通り過ぎていて弾いたことがなかったのだ。(今思えば、目標達成して辞めてしまうことを危惧して先生がわざとやらなかったのかも…。)
エリーゼは半月かからず弾けたので、次はこれも簡単でしょと昔発表会で弾いた子犬のワルツにチャレンジ。これがなかなか苦戦していて、まず一つ目のプラルトリラーが全然弾けるようになる気がしない。テンポを上げると必ずどこかミスる。真ん中のゆったりした部分の暗譜ができない。
恐らく小学校高学年の発表会で弾いたのだけど、思えば当時もそこまで早いテンポで弾けていなかった気はする…。でも、早いテンポで軽やかにサラッと弾いてこそ魅力ある曲だと思うので、もうしばらくがんばりたい。
子犬のワルツばかり練習していると嫌になってきそうだったので、同じく中級初め向きだというドビュッシーのアラベスク1番にも手をつけることに。これは弾いた記憶が皆無なのだけど、楽譜に色々と書き込みがしてあって、もしかすると弾いたことがあるのかもしれない。(一緒にピアノを習っていた兄弟が弾いたのかも?)
アラベスクは割とあっさり譜読みは終わって、まだ本格的に手をつけてはいないけど子犬よりは弾きやすそうかな、という感じ。
いつかはリストの献呈とか、ドビュッシーの喜びの島とか、ショパンの舟唄とか…弾いてみたい曲は色々あるのだけど、まだまだまだ道のりは遠そうだな…という感じだ。
とりあえず、昔弾けていた曲を弾ける、を目標にちょっとずつやさしめの曲からやっていこうと思う。
今の練習メニュー
・ハノンを最初から順番に
・ハノンのスケール 変ニ長調(子犬) ホ長調(アラベスク)
・ツェルニー30番を指定の7割のテンポで
・子犬のワルツ
・アラベスク
毎日練習はできないのだけど、できる日は1〜2時間弾いている。本当はインベンションとかもやった方がいいんだろうな、と思うけど、練習時間の関係で今はこれが限界。(あとバッハ超苦手で、シンフォニア途中までやって嫌になってやめたので、自力でできないかも、という気もする)先生についてやりたいな、という気持ちもあるけど、レッスンに通う時間もないし、ツェルニー30番終わるぐらいまでは自力でコツコツやっていこうかなと思う。
ちなみに、ピアノをやりたい!と言った娘はレッスンは楽しいらしいけど家ではほとんど練習せず…。それとなく練習したら?と言ってみるのだけど、あまり強制して嫌いになってもな、というのもあるのでそこまで強くも言えず。まぁでも、私がたくさん弾いているので結果オーライなのかな…。
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