COLODEA
Color + idea = COLODEA
配色とデザインの提案を紹介する COLODEA (カラディア)を立ち上げます。リモートワーク中は、週1ペース位で更新を目標に考えています。
今日は、この COLODEA を立ち上げるきっかけを書きます。
Webサイトやポスター、フライヤー制作のご依頼を頂くようになってから、より色彩の特性と意味合いを考えるようになりました。
色彩が作品にもたらす価値は様々なシーンで広く応用されています。駅や踏切に青い色のライトを取り付けたところ、夜の飛び込み事故が8割削減された、というデータも出ています。このように、その色が醸し出す心理的効果を「専門的に」見極めないといけないことをここ最近痛感しています。「専門的に」というのがポイントで、デザインには正解がないので成果物に対するクライアントとの齟齬が発生しやすいと考えています。
つまり、「私はこっちの色の方が好き」とか「私のセンスに合わない」とかとか。
色彩が意味合いを専門的に説明することによって、クライアントのその先に顧客に伝えたい価値を正確に伝えられることができるのではないかと考えています。
色彩はファッションと同様に、歴史の中で複雑さを増し、より豊かになり、そして日々進化しています。私は今後もクライアントのニーズにあったデザインを提案していくべく、色彩検定の知識やこれまでの制作経験をもとに、社会的・文化的実情を考慮した配色を研究していきたいと考えています。
その一環として、このnoteに配色をご紹介し、その配色を活かしたデザインを提案していきます。
配色は、「配色スタイルハンドブック」,「色でイメージを伝えるグラフィックス」,「A PART MAGAZINE」を参考にさせていただきます。