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【アート】フランシス真悟 色と空間を冒険する

美術館のおすすめ記事を見て、絶対見たい!と思っていた

フランシス真悟 色と空間を冒険する 展

に行ってまいりました。

場所は神奈川県、茅ヶ崎市美術館。
茅ヶ崎といえば、サザンで有名ですね🌊

公園内を歩くと現れます!

展示室は3つあり、とても優しい係の方が展示室前で案内してくれます。

自然光が溢れる部屋の中を、通り過ぎたり、一定の時間を座って過ごすときに生じる反射光と屈折光が作品の表面上で交錯すると、私たちの知覚経験は活性化されます。絵画の周りを歩きながら色彩の移り変わりを観察すると、見る者は自らの身体を意識するようになります。また、自然光が射し込む部屋で長時間過ごすことは、つまりは太陽の周りをゆっくりと移動する地球の動きを観察することであり、宇宙への意識をも目覚めさせるでしょう。

インターフェアレンス
フランシス真悟


ラインと色、図形と色。シンプルな展示が続きます。そのシンプルさの中にたくさんの想いが詰まっているのね。。。

遠くから見る
近寄ってみる
色が反転した!



前から見たり、横から見たり、色の変化やキラキラを体験。キャワユイ。どうやって塗ったらこんなふうになるんだろ??

他の作品も興味深い。
どう見ても青一色。しかし。

絵画の制作は自分にとって鎌術的なプロセスです。つまり何かをより完全な存在に錬成する試みであり、その果てにあったのが青の色調でした。ユングの理論として、青は人々に共通する普遍的な「集合的無意識」を表し、形而上学的に象徴的な意味を持つ色です。薄い半透明の色を何層にも塗り重ねて表面を作り上げる制作過程は、完成した作品と同じくらい重要な意味を持ちます。そこに組み込まれた時間という要素も、本シリーズの本質的な側面となっています。

ブルー サイレンス|青の静けさ
フランシス真悟


ふ、、、深い!!!

色々な青が並ぶ



楽しい空間




一枚の大きな絵が飾られた空間。
近くで見るとモヤモヤとした線がたくさん集まっている。
私は「宇宙みたいだなぁ」と思いましたが、一緒にいた人は「傷口みたい♡」とワクワクしていました。怖い。

とても大きな絵画




私の1番のお気に入りは小さな作品が美しく並ぶこの場所。

う 美しすぎるーーー


色のバランスもすごい


この展示が1番気持ちいい☺️
ちょうど良い間隔で、バランスよく配置されているのを見ると脳汁がドバッと出てくる。
絵を見る、というよりバランスよく配置されているという空間を楽しんでいました。

キラキラ光る大きな円


光の加減、見る角度によって色が変化する不思議体験。室内が暗くなる時間があり、色の違いも楽しめます。
他にも見所たくさん。自分の好きな一枚を探すのも楽しみの一つですね!
展示は6/9まで。茅ヶ崎にお立ち寄りの際はいかがでしょうか✨

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