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ど田舎アメリカ医療の現実

渡米して一年半後皮膚ガンが見つかった、思い当たる節、あるある!10代でアムラーで日サロに通い、コギャル、ガングロしてた〜、そして大人30過ぎになって南国のダンスにハマり日サロや天サロで常に体を焼き焼き、さらに海が好きで海近くに引越し海三昧、セーリングにもハマって海とは縁が切れない生活をしてきた私です、シミになるから顔だけは日焼け止めを塗っていたけど。。。
や、やっぱり。。三年前くらいから足の裏に小さなホクロができていてヨガのレッスンをしている時に嫌でも目に入っていた、日本にいた時に一度皮膚科で診てもらったが、ほんとゴマ塩以下のサイズだったので経過観察で終わってたが医師に『足の裏のホクロはアジア人ではガンの確率高いから、大きくなるようだったらきてください』と言われた。
朝起きていつものように靴下履いてヨガしてたけど、暑くなって脱いだら『あれ、成長している8ミリくらい』あと3ヶ月後定期検診あるからその時医者に言ってみよう!とお気軽に考えてた。
ここでアメリカの医療制度、日本はいつでも行きたい時に必要であれば病院に行けますよね!アメリカではそうは問屋が卸さない!!
まずは自分の入っている保険が使える自分のかかりつけの病院を探します、その中から医師を選び、私の担当になりますが人気のお医者さんは簡単には予約が取れません。一番早く予約が取れる医者を選んだ私それでも予約が取れたのは3ヶ月後(まだコロナ禍)、そこから半年に一回定期検診がありそこで色々な健康の問題を相談します。婦人科系はまた別の医師の担当と言われ予約するのに6ヶ月以上かかった😅。
定期検診の日 私『足の裏のホクロを見て欲しいです』医者『足の裏、そんなところにホクロあんの?』私『だんだん大きくなってきてるから皮膚科に診てほしいです、日本の医者に大きくなってきたらガンかもしれないて言われてます』ちょっと大袈裟に言いました、医者『そんなことはないと思うよけどな、でも僕の専門外だから皮膚科は予約が全然取れないんだよどうする?、足専門の医者でいい?紹介状出しとくけど、本当に見てもらいたいんだよね?』ちょっとなんかめんどくさそうに言われました😤 コイツ💢ババアはめげません『そうです、紹介状書いて予約を入れてください』と強めに言いました。そして、病院が予約を入れてくれる事、紹介状は郵便で私の家に送ってもらうこと、後で病院から予約日の連絡が来ることを確認して診察を終えました。1週間が経ちました、音沙汰なし笑、ここで一回病院に電話します、病院『確認して折り返し連絡しますね』2週間経過音沙汰なし、怒りの電話を入れます、怒ると英語が流暢になるのは私だけでしょうか、英語がすらすら出てきます笑、すぐに折り返しの電話があり『ドクターに確認が取れて足の専門医の予約お取りしました、紹介状はすぐに送ります』やればできるじゃないか!!!こんなことは日常茶飯事です。予約が取れたのは1ヶ月後、その日主人についてきて欲しかったけど仕事で私一人で行きました。
診察室で待っているとサンタクロースのようなお医者さんがやってきました『今日はどうしたの?』私『足の裏のほくろが大きくなってきてガンかどうか調べてほしい』医者『わかった、家族に皮膚ガンの人いる?僕も皮膚ガンあるから気持ちわかるよ、すぐに組織検査しようね、でもここはガンかどうかは調べることはできるけど手術はできないんだ、結果が出たらすぐに僕から電話するからね』ととても好感がもて患者に寄り添ってくれる素敵なお医者さんでした。かかりつけ医とは大違いです。
激痛の部分麻酔注射の後、熱でホクロの周りを焼いてホクロをとって縫って終了。麻酔が切れたら激痛〜痛みには強いですが本当に痛かった。
2日後お医者さんから仕事中に電話かかってきました『今家族は側にいる?落ち着いて聞いてね、残念だけど君のホクロはメラノーマ、ガンだった、名前知ってるかな、大丈夫?これからのことを説明するからしっかり聞いてね、どこまでメラノーマが広がってるかわからないけど手術して取り除くことになります、まずは僕が早く君の保険が使える手術してくれる医者を見つけるてかかりつけ医に伝えて紹介状と予約をとってもらうようにするからね、足の様子を1週間後に見るからその時には手術の日が決まってると思うよ、なんか不安なことがあったらいつでも僕の携帯に連絡して』と言ってくれました。かかりつけ医から連絡を待っていたけど来ずに1週間が経ち、抜歯をするため病院に行きました。医師『手術の予約取れたでしょ?いつになった?』私『あれからかかりつけ医から何の連絡もないです』医師『嘘でしょ?僕はちゃんと手術してくれる医者を見つけて君のかかりつけ医に連絡したよ、僕からは予約はできないから彼になるべく早く予約するように言ったのに!全く!ちょっと待ってて、もう一度彼に電話する!!』と怒って私の前でかかりつけ医に怒りの電話してくれました。医師『すぐに予約とるって言ったから午後には電話くるからね、もし来なかったら私に連絡して!一応手術の先生の連絡先教えるね、アメリカではこんなことが起こるはしょっちゅうだから、君も待ってちゃダメだよ、強くなってね、僕はなるべく早く君に手術をしてほしいんだ手遅れになったら大変だからね』と自分の事のように接してくれました、神💡! この後無事に手術の予約を取れてるのを確認できました、でも予約は早くて1ヶ月後。。。一回初診に言って手術日を決めてました。この手術してるれる先生は、もの静かで余計なことを喋らず😆しっかりと患者のことを見て対応してくれる先生でした。手術は部分麻酔でホクロの周りをもう少し削って組織検査に出しガンの組織が残っているかを確認するものでした、結果は陰性でした!!ほっとしました。これからは皮膚科に半年に一回体の全部のホクロを見ることになりました、で予約が取れたのは8ヶ月後。。。笑。どんだけ〜!!ど田舎では評判が良い皮膚科がないので家から車で2時間半の病院に予約しました😭。今も怪しいホクロはとって検査に出しての繰り返しが続いてます。

私のメラノーマちゃん8ミリ
足裏の注射ほど痛いものはない!!

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