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丑三つ時のインタビュー大会

子供の頃

特に母親から色々と痛い思いや辛い思いをさせられていた時、
私の中の救いは母の実家の祖父と叔母(母の兄嫁)に会う事でした。

夏休みや冬休みに田舎に行くと、
祖父や叔母が優しく出迎えてくれて、たくさん遊んでくれました。

私は本当に自分の家が嫌だったから
子供がいなかった叔母の子になりたくて。

大人になって聞いた話によると、

実際に、私を養女として引き取る
と言う話が
本当にあったらしいです。

行きたかったなぁ。

本当に優しくて素敵な叔母でした。

祖父も私をとても可愛がってくれて、近くの川に釣りに連れて行ってくれたり、一緒に畑仕事に連れてってくれたり。縁側でお話ししたり。祖父と過ごすことが本当に楽しかった。

でも、そんな感じで田舎で過ごして

夜になると恒例のw

あの、恐怖の時間が訪れます…

大体毎回、夜中に目が覚めます。
その時間は決まっていて、

いつも午前4時…もしくは2時。

そう、「草木も眠る丑三つ時」ですね。

まぁ、子供の頃の私はそんなこと
知る由もありませんが、

どうして大好きなおじいちゃんの家に来ると、夜中目が覚めてしまうのか…

そして、どうして毎回同じような時間に
起きてしまうのか、それが怖くて怖くて。

母に言ってもどうせ叱られるだけなので 
言えないままでした。

叔母が朝早くに起きるので、

夜中起きて
そのまま眠れなくなってしまうと

起き出して叔母の台所仕事を
見ていたりしました。

で。

夜中に起きてどうしているかと言うと

実は真夜中に

インタビュー大会が
始まるのですwww

目が覚めて天井を見ていると 
私の周りに見えないけど、
たくさんの人がいるのがわかる。

そんなことわかる時点で
怪し過ぎるw

そしてそれらは私に、
いろんなことを言ってくるのです。

「今日は楽しかったか?」

「どういったことがありましたか?」など。

いろんな人の声が頭の中に響いてきます。

怖くてどうしようもないんだけど、
その人たちは私のことを知っている様子で 
やたら親しくw話しかけてくるので
何も言えず黙っているしかありません。

そのうち声が止むと必ず

ぼーんぼーんぼーんぼーん

朝4時を知らせる時計の鐘が鳴るのです。

恐怖でしかなかったこの時間ですが、
後からわかった事は高次元存在が
私のところに来て色々と話しかけていた、ということ。

祖父の家は信心深かったので、
ご先祖様も来ていたかもしれません。

それにしても

見えないのに周りからいろいろ言われても。

怖いだけですよwww

最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

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