8月 チェロレッスン
8/19 チェロレッスンへ。
「新曲を作ったんです」
と楽譜を見せ、アカペラで歌う。
「素晴らしいね、完成してる」
と言ってくれるので、
「ありがとう」
と答える。
アドバイスする事も無くて僕はどうしたら良い?という先生に、
「いや、ただ先生に聞いてもらいたかっただけなんです。
最初の、初めて作った曲から聞いてもらってるから」
と答える。
曲を作るのは勉強になる。
コード一つで気持ちがのったり歌いやすさも変わる事が分かった、という話をする。
(コード付けはユニット相方さんの方が得意なので手伝ってもらっている。
そこからまた一緒に考えたりしている)
「じゃあ、後はコードも自分で出来れば完璧ですね。
せっかくだから、ベース音だけでもチェロ弾きながら歌ったらどうですか?」
そうですね、弾き歌いも出来ない事は無いから練習してみよう。
…ユニットライブも近いのだけど、オーケストラ本番も近い。
「直前で今更だけど…」
と、オーケストラ譜を今更の様に取り出して見てもらう。
「実は…お盆の練習で人がいなかったからトップサイド席に座って、やっと分かった箇所が多いんです。
今まで後ろの席にいると、前の音が聞こえにくくてよく分からなかったの」
と、やっと分かったけど上手く弾けない箇所を数ヶ所見てもらう。
私の分からない箇所に共通項があることに気づいた先生。
「スケールの問題ですよ。
スケールが分かって無いから弾き方が分からない」
…そうだったのかぁ!
そういえば私、最初にトータル2〜3年習っただけの知識で、何年も独学で細々とオーケストラでやってきていたので、
最初に習う1ポジションと、次に便利な4ポジションを駆使して弾く調子だ。
しかし、1ポジションと4ポジションは離れているので、
複雑になってくると、目も手も追いつかない事がある。
それでも、その方法でもほとんどの音はとりあえずは取れるので、そのままやり過ごしていた。
そこで、
もっと実用的なチェロならではのスケールの弾き方というか
基本的な考え方を教えてくれた。
ああ、そうやるのか。
どの本にも書いているのを見た事が無いやり方だけど、そういうのをちょうど知りたかったんだよ。
日曜日にアドリブセッションで課題だと思ったことを話す。
(ジプシージャズライブの3部に、アドリブセッション時間が設けられ、多方面のミュージシャンが呼ばれていた。
私にも声がかかり行ってみた)
「とりあえずはね、構成的には合ってると思う音で最後まで弾くんです。
だけど、欲しい音を繋ぐ弾き方が出来ない。
どういう風に押さえたらその音にいけるのか分からなくて。
だから、押さえる位置も飛び飛びになってスムーズにいかないでいます。
そのスケールの弾き方は、タイムリーに役立つと思う」
そう言うと、
「これが出来るようになると、譜面を見てもほとんど迷わなくなりますよ」
…そうなのかぁ。
「でも先生、私のペースだとあと10年くらいやって、ある日突然分かりそうな気がしますよ」
と言うと
「その感覚は合ってると思います」
と、ボソッという。
ああ、チェロって難しい楽器だなぁ!
YouTubeは作ったばかりの曲
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