チェロ・レッスン記〜音楽でしたい事

11/6
今日は一ヶ月ぶりにチェロの先生に会えた！

一ヶ月は過ぎれば短いんだけど、
一ヶ月の間に色んな事が起こるから、聞きたいことが沢山出来てしまい…

会えるまでが長く感じる。

思い出して、一ヶ月前の話をする。

一ヶ月前は、地元の大ホールで行われた平和コンサート。

前列のど真ん中で、先生の隣で弾かせてもらったんだった。

その時の、先生の自由で勢いのある、というかあり過ぎる演奏が凄すぎて強烈だったので、ついその話をする。

友達には、
「のだめの千秋先輩の指揮を弓でやってるみたいだったよー」
と話したりしている。

だけどそれは、本当に楽しい経験だった！

「隣で弾けて楽しかったです！」

と言うと、先生もその時の演奏を覚えていたのか、珍しく自分の思いを話してくれた。

音楽というより、表現とかエネルギーを表したかったこと、
昔、そういう奏者の横で弾いて影響を受けたこと。

…そんな思いを聞いて、横で私も体験させてもらって本当に幸せだと思った。

そして、
「先生だから…先生のこと知ってるから横で弾けたけど、他の方が同じことをすると弾ける自信が無い」

と打ち明けると、

「それは音楽的かどうかの違いだ」
と言われ、確かに、と思ったりもした。

その時、横から弓が飛んでくるのでは無いかとハラハラしたくらいの演奏だったけど、音楽的には絶対崩れる事が無かった。

ついでに、横で応戦したら息が切れた事も明かしたw

オーケストラ曲の方で、どうやって弾くのか、一人で謎解きするのが負担で放置していたところを、やっと聞けた。
弾き方が分かったので、練習あるのみ。

「難しい曲だね」
と言われ、確かに難しいけど、面白い曲と思う。

「うん、でも楽しい曲ですよ。
バレエダンサーもたぶん出てくるよ」
と話したら、バレエの話になったので、
話をキッチン森下(バレーリーナーの森下洋子さんのご実家)の話にまでふくらませた。

(こちらの本番は2/20)

あとは…
私の方が今月、３本演奏本番がある事を話し、新曲を作ったことと、一曲、新しいアイディアを試したい事を話す。

(もう一つは月末に野外演奏)

その為に、新古品で新しい機材を安く買ったのだけど、曲も出来たばかり。

家で音を出す時間が作れず、昨夜の12時にやっと説明書を読んだばかり、と明かす。

(子供達が巣立った今年は、うちの人がテレビっ子になり、私はしばしば居場所が無くて困っている)

それで、後半は私の頭の中のアイディアを試すのを一緒に手伝ってもらった。

私の頭の中は、文章を書く時は言葉が溢れているみたいに、
音楽モードになると、今度は頭の中で色んな音が、一度に同時に鳴り続けている感じになる。

他の人はどうなんだろう？

それを表に出すのに、自分の技量で出来る事には限りがある。

アイディアを話し、試す中で、チェロでどうしたらそれが出来るか、私の今の実力と、楽器の事を良く知った上で客観的に調整案を言ってもらえるのは…

しかも、アイディアをいつも肯定してくれるのは本当に助かる。

レッスン時間は1時間半取ったけど〜
足りないと思ったくらい。
あっという間に今日も時間が経った。

無事、次回も予約が取れたので、次回はアイディアだけで無く、演奏に関してまで進めたら良いな。

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