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手紙

noteに書いていくうちに
いろんなことを思い出していっている。

専門学校を卒業して入社してきた2番目の店舗の店長の話し。

今、実質、一番手に立っている人物で
一番、しっかりとした考えを持っている子である。

私が病んで2週間休むことになったとき
まだ、アシスタントで一番の下っ端だったその子が
私に手紙をくれた。

大好きです。という気持ちを伝えてくれる手紙だった。
私はその手紙を見て何度も泣いた。

そのあとも、なんでもないときでも、手紙をくれた。

お金が大好きでがめついところもある子だけれど
いつも、私を慕ってくれていることを伝えてくれる子だ。

今回、一番に伝えたのも、その店長だった。

一番、私の考えを引き継いでいるその子には、
今回、一緒に頑張れないことを申し訳なく思うが、
一人でも生きていける力を私の会社で身につけてくれたことを
私の成績表の一つだと思うことにした。

先頭に立って、後輩たちを引っ張ろうとしてくれている。

そんな子を、私は、二人も作ることができた。
あの子たちがいたから、私は今まで頑張ってこられたのだ。
私についてきてくれて、私を慕ってくれて
本当にありがとう。
と心から言いたい。

私は、いろんな人の力で、今まで頑張ってこれたことの感謝も、
怒りと悲しみと、同じくらい、持っている。

最終的に手放しが決まったときには、
恨みつらみなんてすっかり忘れてしまって

いいことをたくさん心にしまって
たくさんの花を咲かせて、
新しいステージを生きていきたい。

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