FIBAワールドカップ 上海に行ってきた ②上海にて
2019年9月1日(正確には8月31日出発)から9月5日(正確には9月6日到着)にかけて,中国で開催されている FIBAワールドカップ を観戦するため上海に行ってきた。
今後海外遠征に行ってみたいという人に向け,また自らの備忘録として,ざっくりではあるが記録しておく。
旅程
今回の旅程はこんな感じ。
・8月31日 23:00 自宅(武蔵小杉)出発
・9月1日 ピーチ・アビエーション 899便
2:45 JST 東京/羽田 - 5:00 CST 上海/浦東
午後観戦
・9月2日 フリー
・9月3日 午後観戦
・9月4日 フリー 夜食事
・9月5日 午後観戦
22:30 日本-アメリカ 観戦後 浦東空港へ
・9月6日 ピーチ・アビエーション 898便
1:10 CST 上海/浦東 - 5:05 JST 東京/羽田
5:23 京急線始発で川崎まわり,自宅へ
移動手段
タクシー・ディディ
飛行機の便が早朝着・深夜発だったこともあり,どちらも移動には ディディ を利用しました。
・行き(4人):浦東空港から宿泊先の灵岩南路駅あたりまで
40分弱で 134.19元 = 約2100円
・帰り(2人):上海东方体育中心から浦東空港まで
40分弱で 164元(深夜割増)= 約2500円
浦東空港から都心部までリニアモーターカー+地下鉄で 40〜50元/人 ということを考えると,複数人の場合は ディディ の利用も十分ありだと感じました。
9/4の晩に上海へ観戦に訪れている友人たちと食事をしたのだが,その二次会で訪れたクラフトビール屋で飲み終わったのが 23時45分。当然終電は過ぎているので,店の前で ディディ を利用しタクシーを呼びました。5分程でタクシーが到着。宿泊先まで20分,49元(深夜割増) = 約800円 でした。
地下鉄
交通カードを買って利用。交通カードは 20元 = 約300円 のデポジットが必要で,地下鉄の初乗りは 3元 = 約50円 です。地下鉄で 20分 程度の距離なら初乗り料金で,1.5時間ほど離れた 朱家角 まで行っても 9元 = 約150円 でした。安い。ちなみに現金で乗車する場合は自販機で テンポラリな交通カードを買うことになるのだが,自販機は 1元コインのみ 利用可能なものが多い(お札の投入口はあるが機能していない場合がある。とめ さんに教えていただきました)。その場合,お札はサービスカウンターでコインに交換してもらおう。
サイクルシェア
市民が多数利用しているサイクルシェア Mobike を利用してみたかったが,WeChat Pay もしくは AliPay の登録が必要だったので断念。これが利用できると,移動の幅が大きく広がるはず。
食事
食べたものの記録です。ほとんどの店で日本人にとっては一品の量がかなり多いので,無理せず残しましょう。
9/1 昼食 宿泊先近辺の中華 30元/人
チャーハン
焼きそば
カリフラワーの炒めもの
排骨スープ
白身魚の甘辛揚げ
9/1 晩飯 昼食の量が多すぎてお腹減らず。ビールとつまみ
9/2 ブランチ 劲莲万州炸酱面(杨南路店)
火爆羊肉面 27元
9/2 晩飯 神田四丁目·深夜食堂 36元/人
9/3 朝食 劲莲万州炸酱面(杨南路店)
万州炸酱面 16元
ゆで卵 2元
狼牙土豆 10元
9/3 昼食 日月光中心 食堂
鶏の煮付け+白米+スープ 18元
9/3 晩飯 ファミリーマート
おにぎり 4元
パン 6元
9/4 昼食 日月光中心 食堂
麻婆豆腐+白米+スープ 20元
9/4 晩飯 平成屋(打浦桥日月光店) 130元
9/4 二次会 Boxing Cat Brewery拳击猫(思南路店)
Boxing Cat Brewery Standing 8 Pilsner 50元
(ツイートの写真は Pale Ale となっていますが,正しくは Pilsner でした)
9/5 朝食 劲莲万州炸酱面(杨南路店)
宜宾燃面 17元
ゆで卵 2元
9/5 昼食 朱家角の料理屋 32元
青椒肉絲
たけのこ炒め
白米
9/5 晩飯 ファミリーマート
チキンバーガー 10.8元
食事の写真をいっさい撮っていませんでした。代わりにこちらでお楽しみください。
上海はクラフトビールが流行しているそうで,まちなかではたくさんのクラフトビール店を見かけました。ビール飲みにまた行きたい。
居酒屋での写真がありました。
ゴミの分別
上海では今年の7月からゴミの分別が始まったそうです。
・一般ゴミ
・生ゴミ
・有害ゴミ
・リサイクルゴミ
家主からは分類だけしておけばいいと言われましたが,せっかくなのでゴミ捨て場までゴミを捨てに行ってみました。朝の時間はおばちゃんが見張っていて,あれはそっちこれはこっちと指示してくれました。リサイクルゴミは業者のおじさんぽい人に渡していました。
買い物
コンビニやスーパーがそこかしこにありますが,個人商店や小規模市場も幅を利かせています。宿泊先の近くにはコンビニがなかったため,個人商店が日用品(主にビール)買い出しの中心でした。ビールは 350ml のものが 4元/缶 に対し,14元/6缶 というアメリカンな値付け。店主のおじさんとは5日間という短い時間で顔見知りになりました。
市場を散歩してきたときの様子です(ドイケソ さんのツイートより)。生きたうなぎを捌いていたり,日本ではなかなかお目にかかれない魚などが売られていて非常に楽しかったです。
観光
多少観光しました。写真もそれなりにあります。
田子坊
地下鉄9号線打浦橋駅すぐ。小さな路地が入り組んだところに雑貨屋がひしめき合っている。絵やフィギュア,銅細工の職人やどう見ても著作権を無視したちょっと笑えるキャラクターグッズなどを取り扱う店など,歩いていて飽きない。
龍華寺
地下鉄11・12号線龍華駅すぐ。上海でもっとも古い寺院とのこと。お堂が何重にも連なっていて美しい。平日の昼間とあって観光客はほとんどいなかったが,信心深くお祈りしている老若男女がそれなりにいることにびっくりした。入場料は 10元 = 160円 。
朱家角
水郷。上海市内からは地下鉄で1.5時間ほどかかる。遠いけど行く価値は十分にある。ちまきが有名と聞いていたが食べそびれた。
観戦以外のできごとについてはここまで。引き続き ③ワールドカップ本番 を書く予定です。ご興味あればお付き合いください。また,これまで以下の記事を書いていますそちらも読んでいただけると嬉しいです。
1. FIBAワールドカップ 上海に行ってきた ①事前準備
2. FIBAワールドカップ 上海に行ってきた ②上海にて
3. FIBAワールドカップ 上海に行ってきた ③肝心の試合は
4. FIBAワールドカップ 上海に行ってきた ④おまけ