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発信表明:政党を頼らない完全無所属議員を増やしたい!

私が、noteで発信するのは、政党を頼らずに、どの政党とも是々非々で付き合うことができる完全無所属の議員が一人でも多く誕生に、私の過去の議員活動経験やその失敗を発信することで役に立ちたいと考えるからです。

政党政治は本当に機能しているのでしょうか?

国政レベルでみると、党所属を何度も変わられ、気が付いたら政権与党で活動されている議員というのを何人も見てきました。政権与党入りする前はその党の政策を批判していたのに、与党入りするとそんな過去はなかったかのような振る舞います。逆の場合もあります。どちらにしても過去所属していたことがなかったかのように党利党略に染まっていく姿を見ているような気がして、鼻白んでしまうことが幾度もありました。

そのたびに、政党ってなんだ⁉政治家の信念ってなんだ⁉と

地方議員時代に、政党系の地方議員の方が、「自分たちは賛成ではないんだけども、上(国)が決めたことだから・・・」という逃げ口上のような言い訳を耳にしたこともありました。特に、政権与党が人気を急落しているときなどに打ち出した政策などでそういった言い訳をするケースがあった記憶があります。

地方でも党利党略に縛られて(縛られているふりをしてかも)、言い訳をする姿に、政治家(議員)というよりも政党の一員であることが優先されてしまう状況に、何のためになったんだろうと思ったこともありました。

地方政治においては、例えば、”市長与党”なる言葉があります。「地方政治は市長と議会の二元代表制」であるといわれますが、そうだとすると、そもそも議会は反市長とまでいかなくとも、与党として常に支えなければならない側でもないはずで、少なくとも批判的に市長側に接する存在であるべきだと私は思います。それが丁々発止の議論を生み、政策の有効性を高めていくことにつながるはずです。

つまりは、地方議員が市長与党なんて呼ばれたり、そのような存在とみなされることは、二元代表制の一元としての存在の重みを軽視しているのではないでしょうか。

私は、自身が地方議員になる以前からこのような認識を持っていました。それゆえに、私は党利党略に縛られず、地方議員の立場なら、地域のため・住民のためによくなると信ずることならば、それを主張して行動できる完全無所属の議員として活動しようと決めて、市議会議員になりました。

ほぼ8年間市議をして、市の課題解決に県との連携が必要であることを痛感した私は、完全無所属で県議会議員選挙に挑みましたが、そこで政党公認の現職らに敗れました。完全無所属での再起をかけて浪人するも、離婚や父の心臓手術などから、10年近く前に政治から身を引くしかないという決断に至りました。

しかし、今も多くの選挙で投票率が下がり続けている現状や、政党支持については無党派層が有権者の多数を占めてしまっている現状からみる政党・政治不信の現実、国政の党利党略で国民の生活を本当に意識しているのかわからない政治状況を見るにつけ、改めて、私は党利党略に縛られない政治家(議員)が、全国各地に多く生まれて、国で、地方で、議会での議論が国民・住民のためになると自らの信ずるところからの思いで行われるようになっていくことが必要であると思います。

私は、政党政治による議会制民主主義は勤続疲労を起こしていると思います。この政治をただすために、国民一人一人がより政治に目を向けてもらえるようにするためには、完全無所属の議員が増え、国に対しては政党に対して、地方では首長をはじめとする行政に対して、自らが信ずる旗をもって是々非々で対応し、議論するようになるべきだと思います。

国政レベルでは、完全無所属で議員になることはあまりに困難なのもわかっています。県レベルも難しいです。政令市を除く市町村レベルなら完全無所属で議員になることは、無党派層が一番多い状況であるからこそ可能です。

それゆえに、私は完全無所属で戦った経験、議員活動、私の限界となった原因や失敗を伝えることで、完全無所属で議員になろうとする人たちを応援したいと思います。彼らが前進して日本の政治を変えてほしいと願い、発信することに決めました。

今後は、どのように初の立候補に向けて動いていったのか、それぞれの選挙でどのように戦ったのか、議会ではどのようにふるまったのかなど、実体験に基づいたことや、30年前から選挙に様々な形でかかわってきたのでその経験なども発信してまいります。

私は、完全無所属議員にこそ、政治不信・政党不信を解消する可能性ある存在だと、今も思っています。参考にならない部分もあると思いますが、少しでも完全無所属で活動されようとする方のお役に立てればうれしいです。よろしくお願いいたします。


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元・完全無所属の地方議員だったロスジェネ世代
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