音楽コンプレックス 下手でも楽しくやりたい! 038/360
ごきげんよう、観世 (かんぜ) バタコです。
今日の話題:ただ楽しむ、音楽*************************************************
ピアノに挫折して以来の音楽コンプレックスがあるバタコ
でもよく考えると「上手でなきゃいけない」
「才能なきゃやっちゃダメ」とか誰が決めたんだろ?
SNSで毎日オリジナル曲を発表していると「下手なのに楽しそうで気に喰わない」と批判される坂爪圭吾(さかつめけいご)さん
楽しくやってる人を応援できる自分でありたい
最近ラジオで聞いて感動した、イギリス人映画音楽作曲家Debbie Wiseman (デビーワイズマン) さん!
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1.バタコ音楽コンプレックスの源 - 6歳のピアノ教室
バタコ母は田舎の農家育ち
小学校でピアノが好きになり
学校の講堂でピアノを弾いていたんだそうです
←「こうどう」ってレトロ感満載・・
嬉しく楽しくピアノを弾きながら
「ずっと弾いていたいな」という健気な真面目少女が目に浮かび
ほほえましい・・
母は割と自分よりも
「課題をちゃっちゃと終わらせて、サー楽しいことしよ!」
という切り替えが上手いヒトだと認識してるのですが
そういう小さい頃からの「訓練」の賜物かもしれません
さて、その母親
娘 (アタシ) が生まれたら
「思う存分 (自分が、やりたくてもできなかった) ピアノを習わせてやりたい」
と思ったらしく
私は5~6歳くらいからピアノを習うことに・・
ところが、
バタコはホント~にピアノが嫌いで
真面目に練習する気ゼロで
←つくづく、母とは全然違うにんげん
ある日のピアノ教室での会話
なぜかいきなり「楽譜+歌詞付き」を渡され
じゃ、見ながら歌ってみて
と言われました
その日、他のレッスン生 (多分、ほぼ同じ年齢) 数名
何名かは男の子もいたな~
数名は、初見の楽譜を見て歌ってました
←今思うと、スゴイね!
バタコは目が点。
「しらないきょくをどうしてうたえるの?
なぜほかのこはできるの?
まったくわけがわからないんだけど~」
固まった
その後で、ピアノの先生が、ウチの母に説明してた
「これね、最初からできる子もいるんですよ~」
幼い自分でしたが状況はよくわかりました
どこからそのような考えを持ったのか
もしかしたらこのような事件?のせいだったのか
子供の頃の自分は
「人間、才能がすべてだ
生まれつき器用な子、キレイな子、運動上手い子、
音楽できる子、がいるんだ」
「(戦略的に) 自分は親や大人に称賛されたい!
だから、自分の得意なコトだけやっていたい」
と思っていました
ピアノの先生のセリフを聞いた瞬間から
「自分は、音楽の才能ない」
と、
ピアノに対する情熱が
(それまでに「持ってた」のかどうか怪しいけど)
一気にゼロか、マイナスに落ちた
その場で
「じゃアタシ、ピアノやんない
才能ないんだもん」
と言語化する力があったらどんなに良かったでしょうね!
でもバタコはその後も確か1~2年くらい、
「イヤだ」を全身から発しながら
なぜか続けていました
練習は、あきれるくらいしなかったけれど・・
それが、バタコの「音楽コンプレックス」の始まりです
その音楽コンプレックス
いまだにあるけど・・
2.坂爪圭吾さん
「下手なくせに楽しそうで気に喰わん」
と言われても、毎日1曲発表中!
最近、バタコの尊敬する坂爪圭吾 (さかつめけいご) さんが音楽活動を始めて
毎日1曲、ツイッターで発表してる
(すごいな)
※坂爪圭吾さんて誰?記事はコチラに書きました
フォロワー激減したり
「アナタには失望しました」的コメントされたり
いろいろあるみたいだけど
まとめると
(特に、自分も音楽やってる関係筋が)
「下手なくせに楽しそうにやってんのが気に喰わん」
ということなのかなと
昨日はバタコの義理の息子が
「超絶・下手なのに」音楽やりたい話を書きましたが
生きてるだけで、日々、本当に、べんきょーになる。
「下手ならやったらいけない」とか
冷静に自分の「思い込み」を改めて解剖してみると、病んでるよね・・
3.映画音楽の作曲家を知り
改めて音楽のチカラに感激
先日、カーラジオで
「これは、何かが違う!」
と思う曲が流れてきて、注目 (じゃなくて耳ダンボ)!
バタコの先代の愛車・中古車では
カーオーディオは「カセットテープ」だし
ラジオも全く聞かなかったのですが
去年から乗ってる10年超・日本車は
原始人バタコの耳には十分に美しいカーオーディオで
最近ラジオで音楽番組聞くようになりました
この日は、主に映画音楽を提供してる作曲家
Debbie Wisemanさんをゲストに呼んでの特集で
彼女の作品が次々と流れました
↑↑ 画像はご本人の公式サイトからお借りしました
いや~圧倒的に美しかったですね
書いてるように、バタコは音楽の才能も教養もゼンゼン無いんですけどね
■つたない表現ですが「エモい」
■第一小節から「つかみに来る」
← 好きな小説が映画化されると
「xx分の枠に収めるため設定がはしょられ
大事なエピソードが削られてて不満」
ってなること多いですが、時間制限があるから
音楽も短時間でキメることが
求められてるんでしょうね。
もういきなりサビ!みたいな
↑↑↑ 0:28秒から演奏開始です、早送りしてね ↑↑↑
↑↑ コチラの動画は2017年映画「Edie」(イーディ) のテーマ
83歳、夫を介護し看取った女性が
老人ホームに入れと迫る娘を交わしながら
夫に阻まれて果たせなかった昔の夢
「スコットランドのとある山に登る」
を一人で果たしに行く、という映画で
抑圧されていた魂が解放されていく様を表現した
メインメロディの楽器はあえて「アコースティックギター」
と、作曲家の本人談。
インタビューでWisemanさん自身も語ってたのですが
いわゆる一般の作曲家は
「聞いて!これが私の作品よ」
なんだけど、
私はとにかく映画作品に寄り添う
「盛り過ぎないけど
盛り上げられる」
楽曲を提供するのが仕事
でもいろいろなパターンがあり
■超・短時間で仕上げて!と言われることもあれば
■ (できればそのほうがいいけど)
じっくり脚本から読み込んで作る
■ほぼ絵ができたところで絵から入る
など、とても多様なんだそう。
音楽のチカラってスゴイな!
と思っていたところでした
Debbie Wisemanさんの曲は完成度が高いので
自分は音楽を「消費する側だな~」と思いましたが
音楽のある暮らしっていいな
と改めて思いました。
ニガテだから、とか、才能ないから、とか関係なく
心地よいものを選んでいける自分でありたいと思います。
アナタがもしかして「コレは自分にふさわしくない」と
遠慮してたかもしれないものって、何ですか?
ではまた明日!
<お知らせ>
Twitterでは #10分電話 やっています。
バタコと10分電話で話してみませんかっていう
それだけの企画です。
人見知り・引きこもり系だった自分ですが
色んな方とお話しさせていただきたいな~と思い
始めてみました。
よろしければTwitterにてDM下さるか
こちらのフォームからご連絡ください。
※TOPに使用した画像は、文中の映画Edie主人公が登るスコットランドのSuilvan山
出典:Wikipedia By Moyearo - Own work, Public Domain
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最後まで読んでいただいてありがとうございます!