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40代から始めるバイオリン 第3回 先生とのレッスン2日目 142/360

ごきげんよう、観世 (かんぜ) バタコです。

おススメは多分「毎週レッスン」

バイオリンを生まれて初めて弾いてから20日未満。

前回のレッスンからかなり間が空いてしまいました (ほぼ3週間) 。
コレはひとえに「ケチ」だからです。

本来ならば、毎週レッスンを受けるべきかと思います。

「週いちのレッスンは最低限」みたいな意見もネットで読みましたし

あと、自分でやってみても思いました。
初回レッスン後、自宅でCD付きの本、チューナーを片手に練習してて
「わけがわからなくなる」瞬間が、多分4日目?くらいに訪れて
迷子になりました。
その後も毎日練習だけは一応続けたのですが
迷子になったらなるべく早く先生に直してもらう必要がある
と感じました。

先生に、「ココまでやったんですが」と本を見せ
「とにかくひどい音しか出せないんです (泣」と・・

なんか最初は調子よく引いてた (←本人は語る) のが
途中で耳をふさぎたくなるような音になり
いったいどうしたらいいの、お手上げ~

レッスン本では音階練習が始まってて、
それはピチカート pizzicato という、
弦を使わずに右手「はじく」「つま弾く」ことで対応してました 
自分のbowing ボウイング がイヤな音過ぎて・・

バイオリン右手ボーイングのコツ

早速、ボウイングをかなり丁寧に教えて下さいました。

この記事を読んでくださってるあなたの
バイオリン知識は全く分かりませんが

書き手としては「メモのつもり」
忘れないうちに、内容定着できたらいいな、
と思って書いています。
(バイオリン上級者にとっては眠気が出るくらい初歩?
バイオリンやったことない人にはさっぱり意味不明?
かもしれません)

■右肩はあくまで下げてリラックス。
 (いかり肩にしない)

■音色は、弓が弦にかける圧力 (奏者の腕・肩の力)と
 弓が動く速度との組み合わせで決まる。

■↑つまり、弓を持つ手指の形手首の形
 前腕、肩、すべて大事。
 コレ全体を使ってコントロールする。

■だいたいひと弓の「弾き終わり」の音が乱れる、
 なぜなら、次の動作を考え始めるから。
 今の段階ではとにかく最後まで減速せず
 勢いよく音出しして!
 そしたら良い音が出るよ!

カクカク・ギクシャクしながら
何とか指示通りにこなそうと悪戦苦闘・・

オトナに向かって Good girl! は無し?

途中でGood girl!と言われた後「ごめん」と謝られました

↑確かに、うちも男児に対してGood boy!ということあるけど
コレ、割と、言った後で反省することもあるんですよね~
子ども相手でも。
「親の言いつけ通りに●●するのがGoodなのか?」
みたいな少し深いことを考え始めると
ちょっと赤面したりもして・・

で、先生の場合は、
「イイ年したオトナに向かってこの言葉遣いはないよね、ごめん」
ってコトだったと思うのですが
普段、若い子ばっかり教えてるはずですから
別に全然気を悪くしたりはしておりません。
「あ、ほめられてる、ホッ」って感じです。

左手の構え方

レッスンとしては、コレだけですでに規定の
30分終了です。
が、ついつい、で、左手は?などと聞いてしまい
そこからまた気前よくみっちり教えていただいたのですが

これもやっぱり「ケチ」のなせる技で、
レッスン間隔が1週間しかなかったら1レッスン右手だけでおしまい!
1週間後に成果を見せてね、以上。終了。
が当然だと思うのですが
ついつい欲張って左手を聞いてしまったのは
やっぱりレッスン頻度のせいもあるかも・・

■左手の親指と人差し指の間にバイオリンを握って
 さらにバイオリンの下
 指のマタのところに「靴下1足」入れられるくらい
 すきまを開けましょう!
 (やりがちなのは、ガチガチに握ってスキマがない型。
 コレでは指の動きが不自然に。)

■指は常に同じ形で
 4本ある弦のすべてに、ひとさし指・中指・薬指が
 常に同じ角度同じ場所に着地できるように。

  ※先生のアドバイス:
  YouTube で Julia Fischer ユリア・フィッシャーの
  ハチャトゥリアン演奏を見てみて。
  指の動きがスゴイ。小指までビシバシ動く。
  それぞれの指に独立指令系統が備わってるみたい。
  内輪のニックネームはBionicle
   (バイオニクルとゆう、レゴシリーズのロボット)
  なんだそうで・・

つい、揺らいでしまう「何のためにやってるんだっけ?」

まだたった2回レッスンを受けたところですが、ちょっと迷ってます。

バイオリンの練習は楽しいです。
(と言うか迷子になるまでは楽しかった)
現在まだまだやる気はみなぎっている状態。

ですがたまたま昨日、
「才能を生かして、得意分野でやっていこう
向いてないところで努力するのは結構大変」
という話を聞いて

あ~バイオリン、絶対「向いてない」けど
ただやりたいだけなんだよねぇ~

と、ちょうど「迷いモード突入」してたところでした。
いきなりレッスン2回目で挫折?

でもね、そもそも「40代で初挑戦」って
コレで生計を立ててやろう!みたいなのとは
全然違う世界に足を踏み入れたわけですよね。
まだ、挫折するには早くないですか? (とセルフ「つっこみ」)

ちょっぴり揺らいでたせいもあってか
ずいぶん規定時間を超えてしまったこともあり
そそくさと帰ってきてしまい
次回のレッスン予約するの忘れちゃいました!

ユリア・フィッシャー Julia Fischer の演奏に涙

帰宅したら、忘れないうちに定着させたくて猛復習。
無心にやるのはやっぱり楽しいなぁ、下手でも。

で、早速Julia Fischerを検索したところ

チャイコフスキー バイオリン協奏曲ニ長調作品35
Tschaikovsky Violin Concerto in D Major Op.35

の録音を見つけたので
ついそっちから聞いちゃいました 
(ハチャトゥリアンはまた次回、ゆっくり聞いてみることに)

このチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は
ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、と合わせて
4大バイオリンコンチェルトと呼ばれたりもするそうで ←日本語wiki
単にバタコが「好き」だという以上に、メジャーな作品なおかげで、
有名どころの演奏家が軒並み録音しているという利点があり

名演奏家聞き比べ」に最適だと思ってます。

バタコの独断と偏見による、この同じ曲の録音を聞いた
各演奏家の特徴を一言で言ってみると
    ※すべてYouTubeなので音源には限界があるかも
     いずれにせよバタコの野暮耳には
     そこまでの違いは分からないのでよしとしてます

ヤッシャ・ハイフェッツの録音は「金属的」   リンクはコチラ
    ←けなしてません。
    本人もチャイコフスキーコンチェルトはおハコだったらしく
    「さすが」感満載。
    ピンと張りつめてて金属的な冷静さを感じる。

ダヴィッド・オイストラフは 「木管」  リンクはコチラ
    ※このサイトで、FM番組司会者の独断で選ぶ史上最高の
    バイオリニスト5名のなかで、ハイフェッツよりも
    「温かみのある音」がする
    って言うの、分かる気がする。

五嶋みどり
も 「木管」   リンクはコチラ

ジョシュア・ベル
は 「歌うように、踊るように」  リンクはコチラ
       「流れる水のよう」
       (この中では一番)「女性的」?
    ←先生が「聞いてみて!」と言って下さった奏者

ユリア・フィッシャーは・・まだ考えがまとまってません。が、
この演奏を聞いたらなんかぶわッと涙が・・
何だったんでしょう、
ちょうど自分がレッスン終えたばかりで高ぶってたから?


なんか、それまで、「やっぱり40代でバイオリンて無駄?」
とかぐらぐらしてた気分が一気に、
「やっぱりバイオリンいいなぁ。
こんな風には弾けなくても、この世界が知れて良かったなぁ」
とうれしい気持ちになりました。


というわけで、とっ散らかってますが
2回目のレッスンの記録でした。

さてさて、毎週レッスンに投資するのか?
隔週のペースで続けるのか?どうしよ・・
(てゆーかバイトも探してる最中なんだけど・・)

ではまた次回!



**********************************************************************************■関連記事:初めてのレッスンの記録


■関連記事:バイオリンに関する英語、多分、ほとんどの人にとって「おぼえる必要のない」単語集

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最後まで読んでいただいてありがとうございます!