自分を縛る「べき」「ねば」母親像に気が付いた! 号泣の理由 073/360
今日の記事のまとめ:******************************************************
バタコが数年前に読んで号泣した、自然派ママの「放牧育児」の記事を先日ご紹介しましたが、あらためて、なぜそんなに泣いたのかが分かりました~
■「べき」「ねば」で縛られてた自分に初めて気がつけた!救われた!
■同じ「自然派ママ」だからこそ、「それでもママが自由に生きていいんだ!」とまさに自分のためのメッセージに思えた!
ってコト!感謝。
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ごきげんよう、コーチバタコです。
実態は・・コーチを目指してお勉強ちう。
目指してるうちから「心意気だけは」プロのつもりで名乗ってみてます。
先日の記事にて、バタコが今までに読んで
「完膚なきまでに打ちのめされた」
と感じたブログ記事をご紹介したのですが・・
特に一番目のkikkaさんの記事にはご本人からコメントもいただいて
なんて返そうかな~と考えていたら
突然・今更ですが、なんでそこまで号泣したのか
放心状態・抜け殻になってしまったのか・・
分かった気がしました。
もう一度まとめると
kikkaさんこと上田涼子さんは
プロの写真家であると同時に
ゆるく「自然派ママ」とゆう表現のできそうなお母さん
■自然分娩 (助産院で)
■完全母乳 (生まれた直後からずっと母乳一筋で)
■母乳指導は、主に「マクロビ」風の
-玄米菜食、発酵食品
-白砂糖や精製食品・食品添加物の多い加工食品を避ける
-油脂・乳製品や肉などを避ける場合もある
-菌活・腸活 ← 発酵食品がスキ
腸内細菌叢を育てる
-食育
■布おむつで
-環境への配慮
などに重きを置く女性とお見受けします。
バタコも、まさにその系統、ど真ん中です。
※ただし、バッチリいつも実践してるわけじゃない
※その流れで、ゆるくて母が笑顔でいられる「ズボラ食育」
を提言されてるマーシャン祥子さん経由で
上田さんのことを知りました。
※名言:布おむつと母乳育児は自然派の2大トピックで
「当然やるでしょ」
※名言:母乳が出ないヒトは「食生活悪いんだろう」って思ってた
※あ、バタコは母乳は出たのですが
「切迫早産になった」←妊婦生活が不摂生だった?
「自然派・布おむつ子育てワンオペでキレた」←自然派なんか
やめとけばよかった?
というところが、誰にも言えない悩みのタネでした。
でも、バタコの母親は
バタコが全く相談もしないで、
ただ「布おむつにするつもり」とちらっと報告したら
「あらまぁ (←と、いいつつ、
こうと決めたらてこでも動かない娘のことは
多分、分かってる・・)
私らの頃は安く手に入る紙おむつなんてなかったから
布おむつ使ったけれど
今は便利なものがあるんだから
ドンドン使って、ラクしたらいいのよ~」
と言ってましたね (さすが。バタコは母には一生かないません)
それで、ハナシを戻しますと
バタコはどこか頭の中で
「良き母親 = 自然派育児のママ」
とカタく思い込んでいたんですね。
これ、(自分のことなんだし、知ってたはずなんだけど)
いま、改めて気が付きました
そうだったんだ~
で、こういう「べき」論「~ねばならない」的発想って
どれもそうなんですけど
自分でちゃんと認識して文章化して明るみに出すと
完全に「破綻してる」ロジックでがんじがらめになってること多いですね~
バタコの場合は
■自然派育児するヒト イコール 良いハハ
■自然派育児に失敗 イコール 母親として失格
というロジックで自分を縛ってました。
←別に、自分以外の誰から言われたわけでもありません
※バタコの大好きなロンドン在住・鍼灸師のKIKAさんも
似たようなことをおっしゃっています。→コチラの記事
女性は子供が生まれると「カンペキな母にならなければ」スイッチが
突然に、そしてカンペキ・不可逆的に入ってしまって
夫やその他の意見などまるで聞かず
好きでもないのに「壊れる」ところまで、やっちゃう例多い・・
←もともと料理が大好きとかで
やりながらニマニマするくらいならOkなんですよ、きっと
ただ多くの人は、使命感に燃えまくって
(スキとは関係ない「べき」「ねば」論で)
ココロや体や時間に余裕をなくしつつ
周りの家族に不幸オーラを撒きちらしつつ
「自分はこれだけやってるのにアナタはどうだ、
気に喰わない!」
と不要なジャッジを飛ばしまくりつつ・・
ってのが多いかもしれない (泣)
バタコの場合はたまたま「自然派」と言うところに
こだわりが強く出たのですが
別の方面
■清潔であること
■育児書通りにすること
■発育が「標準プラスアルファであること」、
そして、一番ある?のが
■親が自慢できる「イイ子」に育つこと・・
などにプライドと全人生をかけてしまって
自分も子供も家族も不幸にしちゃうって
生まれるまでは「そんなのバカじゃん?」と笑っていそうなアナタでも
割とはまってしまいがちな罠 (わな) なんだと思う、本当に・・(涙
で、長くなりましたが、バタコがkikkaさんの記事を読んで
あんなにも泣いて打ちのめされたのは
そのとき、ちゃんと言語化できてなくて
今の今まで気が付いていませんでしたが
■良い母=自然派 じゃない!
■完全母乳できなくても
つきっきりでなくても
※コチラのおむつ無し記事でも書きましたが
基本的にずっと赤ちゃんをおんぶか抱っこして
睡眠・空腹・排泄のサインを見逃さない!
というのが「おむつ無し」の特色です
そういうコミュニティに属してでもない限り
つきっきり、ワンオペ、誰にも預けられない!
kikkaさんも実は同じようなことをおっしゃっていて
(基本は「自然派」だけれども、たまには、便利に使える)
■砂糖食べても、手抜き料理でも、加工食品食べさせても、
外食してても、
■家はとっちらかってても、
とにかく
■何やって育てても
「よい」母親であることに「本質的な」部分では影響ない
ということが
コトバにならないメッセージとして伝わってきたから、
バタコは泣いたんだと思います。
「良き母親にならなければ!」
と意地を貫き通したがっているのは当の母親本人であって
アタマにあるのは、誰のことかよくわからない「世間」の目・・
※漫画家の西原理恵子(さいばらりえこ)さんは
イチに自分、それから子供、そして仕事。コレだけ!
優先順位を大事にしろ!
優先順位100万位とかの「近所のオバサン」とかには
耳を貸さないこと!
とおっしゃってました →コチラのアエラ記事
そして、先ほどのメッセージがバタコには大きな救い・癒しで
■別におむつ無し失敗したからって~
■つきっきり、「3歳神話」でずっと母子べったり、じゃなくたって~
■手作り食ばかりの健康な食卓じゃなくたって~
こどもにとって「だいすきなおかあさん」であることはできるし
むしろ「べき」「ねば」でがんじがらめで
身も心もボロボロになってる母より
ただ、こどもが「だいすき」と思える母であればいいんだな~
と、ソコまで伝わってきたから
さらに号泣したんですね・・
そして、バタコにとってさらに救いだったのは
やや「疑心暗鬼」になっていた部分
あの~、布おむつとか自然派とか考えた自分がバカだったの?
というところで、
これについてはご意見分かれるところでしょうけれども
※布おむつなんて時間のムダだし前時代の遺物!
という考え方ももちろんアリだと思いますよ~
自分でやったからわかるけど、大変だ!
もし、自分に娘が居たら絶対に!おススメはしない
ご自身が、自然派育児をされている上田さんのご発言だったがために
自然派育児は肯定!
でもママの人生を犠牲にする必要はなし!
という、バタコ個人にぴったりくる「全肯定」なメッセージだったからこそ
「コレはまさに自分のために収録された対談・書かれた記事だったんだ」と
泣いたんですね~
あの時は、涙の意味がよくわかっていなかったのかも・・
というわけで
ネットで発信している方たちに目を向けるようになって
本当に救われた!バタコが
自分でも書いてみたくなった!のは自然な流れだったんだなぁ・・
きっとコレを読んでくださってるアナタのメッセージも、
誰かを救うことがあるはず!
アナタにとって「人生を変えた号泣の記憶」ってありますか?
ではまた明日!
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■関連記事:kikkaさん上田涼子さんの記事をご紹介しました!
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