簪のお手入れ“金属簪編”
金属製の簪は、どうしても髪に挿すと汗や汚れが付着することがあるので、帰宅して髪から簪を引き抜いたら、しっかりお手入れをしましょう。
といっても難しいことではなく、まず汗や大まかな汚れを柔らかい布で拭き取ったら、それぞれの素材専用のクロスで磨くことですね。
真鍮なら真鍮用、銀製なら銀専用のクロスを使えば、簪にサビや変色が起こることを防げるのでとても安心です。
ただ、中にはどの素材の金属なのか、分からない簪もあるでしょう。
その場合は、柔らかい布でよく汗や汚れなどをしっかり拭き取れば大丈夫。
要は簪に付着した汚れや汗をそのままにしない、ということが大事なのですよ!
私も使い終えた簪は、綺麗に拭いてから収納するようにしています。
特にお洒落してお出掛けの際に使った簪は、感謝を込めてしっかり拭くように心掛けておりますね。
どうしても私はやっぱり、簪を愛しいと感じてしまうので、お供してくれた簪には感謝の言葉を忘れません。
簪もそれに応えて、いつまでも美しい姿を保っていくことでしょう。
少し話が逸れましたが、やっぱり簪は使った時はもちろん、定期的にも状態をチェックして、お手入れをしていくのがベスト!
金属製の簪は錆びるのが恐ろしいので、ぜひお手入れを欠かさないようにしましょうね!
簪も使ってお手入れを重ねていくうちに、より髪馴染みが良くなるので、髪に挿すと心が躍る気持ちを味わえますよ。