簪を万が一濡らしたときは?
万が一、簪を濡らしてしまったときは、素早く乾いた柔らかいタオルで包み、水気を優しく拭き取りましょう。
ゴワゴワのタオルを使ったり、ゴシゴシと強めにこすってしまうと、簪が傷ついたり、装飾部分が外れてしまう危険性があります…。
簪にダメージを与えないためにも、タオルで優しく包み込むようにしてくださいね。
そしてある程度の水気を拭き取れたら、直射日光が当たらない通気性の良い場所に置いて、隅々までしっかり乾かしていくと良いですよ。
装飾が細かい簪だと、タオルで包み込むだけでは、完全に水気が拭き取れない場合があります。
水気をそのままにしておくと、サビやカビや変色してしまうこともあるので、簪の状態を守るためにも、乾かすことも忘れずに。
簪って、素材によっては水に濡れると、一気に状態が悪化してしまうことがあるんです…。
金属製だとサビてしまうことがあるし、木製だとカビが生えるし、樹脂製だと変色する可能性もゼロではありません。
簪は基本、濡らすことはNGなので、くれぐれも故意に水に濡らすことがないようにしましょう。
もちろん、プラスチック製などだと水に濡れてもあまり問題ない簪もあります。
でも水気をそのままにしておくのは、プラスチック製であっても、水垢が発生することもあるので、しっかり優しく拭いてから乾かしてくださいね。
簪は主に素材に応じたクロスなどで拭いて汚れを除去することが正解なので、水洗いはなるべくしないようにしましょう。
そうすれば簪を良い状態のままキープ出来るのでとても安心ですよ!
簪はデリケートな作品も多いので、水で思いっきり濡らしたり、汗を付着させたままなどにしないようご注意を。
さて、また宣伝になりますが、簪専門の同人誌が現在発売中なので、ぜひ簪の魅力をより知るためにもチェックしてくださいね!