簪は呪具?
縄文時代から日本の歴史に登場した、簪の祖たる存在は、大自然のパワーを得て、身を守るための意味合いがありました。
そして簪の語源にもなった挿頭花(かざし)は、平安時代に祭事やお祝いのときなどに頭を飾っていたのですよ。
また、福良雀(ふくらすずめ)や麻の葉など、縁起物や魔除けの意味合いがあるデザインの簪は、現代においてもお守りとしての効果が期待できます。
以上のことより、簪は祖たる存在から、呪具であったともいえるのですよ!
ただし呪具といっても、悪しき存在ではなく、魔除けや招福など、とても良い意味や効果のある呪具ですね。
簪は髪を彩ってお洒落に使うことも出来るし、自分の身を守ることも出来る呪具の一種でもあったのです!
プラスの意味での呪具なので、ちっとも怖い存在ではないですよ。
むしろ簪を髪に飾ったり収集するなど、簪を愛することで、良き呪具としての効果も得られるでしょう。
私自身も、簪に愛情を注ぐことで日々、簪から守られているような心地がするのです!
簪ってやっぱりとても奥が深いのですね。
ちなみに、私が執筆した簪専門同人誌でも、簪の意味やお守り効果をご説明しております!
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