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簪のお手入れ方法
簪は素材に応じてお手入れをするのが正解。
金属製の簪であっても、真鍮(しんちゅう)なのか、純銀なのか、金なのか、チタンなのかによっても、お手入れに使うべきクロスが異なる。
中には金属製だったらどんな素材でも、磨くのに適しているクロスもあるけれど、クロスを購入する際は必ず、お手入れしたい簪の素材に適しているかチェックしよう。
木製の簪だと、漆(うるし)塗りが施されていたり、蒔絵(まきえ)装飾で彩られている作品であれば、柔らかい布で優しく汚れを拭き取るのがベスト。
樹脂の装飾がある簪も、柔らかい布でお手入れしておこう。
プラスチック製など、濡らしても良い簪の場合は、軽く水洗いしてもOK!
ただし水洗いした後は、しっかり水気を拭き取り、通気性の良い場所にしばらく置いて、充分に乾燥させよう。
アンティーク簪って、サビの他に汚れが気になることもある。
クロスだけではしっかりお手入れ出来そうにない場合なら、肌荒れしにくいウェットティッシュを使ってまず汚れを拭き取り、乾いた柔らかい布で水気を拭き取ろう。
ウェットティッシュを使う際も、必ず優しく汚れを拭き取ることを忘れずに。
簪って繊細な作品も多いので、お手入れ時は優しく拭き取る、磨く、ということを心掛けると問題なし。
そしてお手入れはなるべくこまめにしていこう!
特に金属製の簪は、お手入れを怠ってしまうと、サビや変色が発生してしまう…。
簪って挿している時は、どうしても頭皮に触れているので、汗が付着することがあるもの。
汗が付着したままだと、簪にサビや変色が生じてしまうので、使ったら必ず汗や汚れを拭き取ってから、収納していこう。
また使っていない簪であっても、月日が経つにつれて、サビるなど状態が悪くなることもあるため、頻繁に挿していない簪も、定期的にチェックしてお手入れするのが安心。
簪の美しさをキープするのも、簪愛好家の心得でもあるといえる。
それに髪に挿す頻度が低かったとしても、たまに収納場所から出してお手入れしてあげることで、簪に愛情を注げるため、より簪との絆が深まる。
簪愛好家にとっては簪って、大切な存在なので、ぜひ収集している作品たちの状態はチェックしていってほしい。
ちなみに簪のお手入れに使うクロスであったり柔らかい布などは、簪を収納している場所の近くに置いておくことをおすすめしたい。
すぐに簪のお手入れが出来るので便利だからだ。
簪って綺麗な状態を保つのもとても良いことなので、お手入れ方法を把握しておこう!
どうしても素材が不明などで、簪のお手入れ方法が分からないときは、簪を購入した店舗のスタッフさんに相談してみると良い。
フリマアプリやオークションサイトで入手した簪ならば、出品者に簪の素材を問い合わせてみよう。
すると的確なお手入れ方法を実行することが出来る。
簪がサビたり変色したり、塗装や装飾が傷むとかなりツラいので、こまめなお手入れをしたり、状態チェックをしていこう!
愛情を注げば注ぐほど、簪にもその愛する気持ちが伝わるので、相思相愛な関係になれる。
簪ってやっぱり神秘的で神聖な存在なので、自分の中で擬人化してでも、大切に扱った方が良いだろう。
丁寧に扱い、愛情を込めれば、より簪は自分にとって本当に特別な存在になり得るし、簪生活も楽しめる!
せっかく素晴らしい簪とのご縁が持てたのだから、簪は丁寧にそして大事にしていくのが良いことだ。