簪を帯飾りにするときは
以前、簪は和装した時に帯に挿すことにより、帯飾りとしても活用できるとお伝えしました。
ただし、帯飾りとして使う際は必ず、比較的に丈夫で、装飾が多すぎない簪を選びましょう!
繊細な作品であったり、装飾がジャラジャラとしている簪を使ってしまうと、人混みの中を歩いたとき、破損してしまったり、紛失してしまう危険性があるからです。
夏祭りや花火大会などで浴衣の帯に簪を飾りとして使いたいのでしたら、そこまで華やかではなくて、壊れにくい簪を選ぶと良いですね!
また帯に挿す時も、しっかりと簪を深く挿すこと。
そうすれば帯から簪が外れてしまう心配もないでしょう。
個人的なおすすめは、小振りな花かんざしや、少しだけチェーンやチャームなどの装飾が取り付けられている簪、もしくは平打ち簪ですね!
特に平打ち簪であれば、さり気なく帯を飾ることが出来るし、金属製ならば粋な雰囲気の帯飾りに早変わりしますよ!
基本的に、控えめな装飾であったり、シンプル系で丈夫な簪であれば、帯飾りにしても大丈夫です。
簪が好きだけれど、髪に挿すことが出来ないのでしたら、ぜひ帯飾りとして活用してくださいませ。
カップルやご夫婦で和装をするのでしたら、お揃いの簪を帯飾りに使っても素敵ですよ!
簪は髪に飾るだけではなく、別の方法でもお洒落を楽しめる存在なので、どうかこのことをお忘れなく。
私が執筆した簪専門同人誌の一作目でも、簪の使い方を紹介しておりますので、よろしければチェックをしてくださいね!