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岡崎智予女史の功績

簪好きの方々にぜひ知っておいていただきたい岡崎智予(おかざきちよ)女史。

岡崎女史は稀代の櫛簪コレクターとして生前、数千点以上もの作品を所持しておられました。

花街で芸妓をなさっていた経歴もあるため、粋(すい)を極めた女性なのですよ。

晩年は、所持していた櫛や簪や笄(こうがい)たちを、東京の青梅にある『澤乃井小澤酒造』の21代目の社長に託し、後世に作品が遺るようにしました。

そして『櫛かんざし美術館』が開館され、簪たちを現代でも鑑賞し、楽しめるようにしたのです。

現在は『櫛かんざし美術館』は休館中ではありますが、岡崎女史は佳品の櫛簪笄たちを収集されたのみならず、後世にも作品を多くの方々が鑑賞して楽しめるようにしてくださいました。

簪コレクターとしてはもちろん尊敬しておりますし、作品を遺してくださったことにも感謝をしております。

岡崎女史が貴重な作品を後世に遺さなければきっと、私たちは素晴らしい櫛簪たちを鑑賞する機会はなかったでしょう。

それゆえ、私は心より岡崎女史を尊敬し、目標としているのです。

今後もし、『櫛かんざし美術館』が再開されましたら、ぜひ鑑賞にいらしてくださいね!

日本の伝統美を堪能することが出来ますよ!

そして岡崎女史の審美眼によって収集された作品の数々は、きっと目の保養になることでしょう。

さて、今回も宣伝ですが、現在BOOTHにて簪専門同人誌を販売中。

簪の美や知識、秘められた意味合いなども詳しく知ることが出来ます。

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