弔事の際は簪を挿さないこと
TPOに応じて簪を使っていくべきですね。
フォーマルシーン特に葬儀や法事など弔事の際は、簪を挿さないようにすることが無難ですよ。
やっぱり簪ってお洒落や、おめでたい場で髪を彩るのに使っていく存在。
どんなに地味な簪であっても、基本的には簪は弔事では挿さないようにしましょう。
髪をまとめたい時は、黒のヘアゴムやヘアクリップを使い、目立たないようにしてアップスタイルにしておくと良いですね。
私も弔事の際は、黒いヘアゴムで束ねるようにしています。
装飾のない黒いコームを使って髪をまとめておいても良いですね。
弔事は身だしなみを整えるべきだけれど、自分のポリシーは出さないようにすることが重要。
ただし、故人様とすごく親しくて、生前に『お葬式のときも簪を挿して見送ってほしい』など、故人様と約束をしていたなら、簪を使っても良いでしょう。
でも華やかなデザインは避けて、シンプルで目立たない装飾の簪を挿すと、より問題ありませんよ。
現代では簪って、一般的にはお洒落用アイテムなので、きちんとフォーマルシーンにおいては慎重に選んだり、使わないようにしていくと良いですね。
弔事は自分のお洒落を見せる場ではなく、故人様を弔う場なので、簪に限らず絶対に目立つような装飾品は使わないでおきましょう。
簪やカンザシストのマナーに関しては、現在BOOTHにて販売中の簪専門同人誌の二作目でも解説しております。
よろしければ参考にして、簪を使い分けてくださいませ。
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