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刺繍ミシンの疑問一問一答[その4]『そもそも普通のミシンと何が違うの?』
おはようございます。猛暑を超えて酷暑、とか爆熱とかの文字を見かける日々、いつになったら終わるのやら……。
さて、夏休み自由研究話(?)刺繍ミシンの疑問に応えよう!の回です。
第4回は
そもそも、刺繍ミシンって普通のミシンと何が違うのか?
です。では、まいりましょう!
前回リンク
🧵ミシンの種類について
「刺繍ミシンは、刺繍ができるんですよ!」
という話を深掘りしましょう。
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今後よくでてくる3種をざっくばらんに紹介します。
・家庭用ソーイングミシン
おそらく普段私たちが目に触れるのは一番左のソーイングミシンでしょう。ミシンほしい!と思い立って行動すれば当日〜数日以内に手に入ると思います。文明は、すごい!
・家庭用刺繍ミシン
ほとんどの人が、一番多く目に入る刺繍ミシンは真ん中の家庭用刺繍ミシンではないかと思います。わたしはよくユザワヤさんでお見かけします。
・職業用刺繍ミシン
私が所有しているのがこちらです。
もしかしたら、名入れとかに対応してくれるハンカチやタオル屋さんで見かけたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一部店舗ですが無印良品さんでも刺繍サービスをしているとのことで、その子も職業用刺繍ミシンです。
さて、上記のミシンたちは何がちがうのでしょうか?
大きな違いは『進む方向』です。
🧵ソーイングミシンと刺繍ミシンの違い
・動き方の違い
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ソーイングミシンは基本、布を奥に動かしていきながら縫います。手前にくることもできるけど、横にはいけません。
横を縫いたい時は、布を90度回転させて、また奥へ送りながら縫っていきます。
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刺繍ミシンは横にも動きます。縦に動いて、横に動ける。
これが刺繍ができるようになる理由です。
絵を描く時は縦だけじゃなく、横にも動くのとおなじ。縦と横が動ければ、実質的に斜めも動けるので。)
・縫えるものの違い
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左はソーイングミシンの縫えるもの。右は刺繍ミシンの縫えるもの。
それぞれ名前の通り、ソーイング/刺繍ができるミシン。
ソーイングミシンは直線、破線等、刺繍は文字や絵が縫えます。
刺繍ミシンについて少し補足しますと、刺繍ミシンは『枠』と呼ばれる縫製できる範囲の制限が常に設けられます。
刺繍って丸い枠みたいなのをはめて縫ってるイメージないでしょうか?同じように、ミシンも枠にはめて縫います。
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ソーイングミシンは布がある限り永遠に縫い続けられます。
刺繍ミシンは縫う範囲によってサイズの違う枠を用意して、そこに布をはめて刺繍します。
(特別な形の枠もあって帽子やシューズに刺繍できたりします)
🧵おわりに
個人としての違いの説明なので足りてなかったり、至らない点があると思います。コメントをいただいたり、後から気がついたことがあった場合は追記で更新していきたいと思います。
それでは、今回はこちらでおしまいです。お疲れ様でした!
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