コワーキングのコミュニティをコワーキングの外にも拡げよう:今日のアウトテイク#245(2024-07-20)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定
#今日のBGM
#今日のコトバ
#あなたはコワーキングに参加すべき人か?
Cat Johnson氏がコワーキングに参加すべき人について、実に簡潔明瞭なインフォグラフをInstagramに描いていたので共有する。
(リンクURLを貼ってもInstagramが画像を表示させないので、やむなく画像にして貼っつけて元ページにリンクした)
とにもかくにも、一番最初の質問がすべて。
「人間が好きか?」
…なんだけど、実は3つの目の質問が決定的に分ける。
コミュニティなんてものは面倒くさい、という人もいるから。
でも、コワーキングは人と人をつなぐコミュニティだから、ここ肝心。
いや、無理にとは言わない。
いやいや参加されても、受け入れるこっちも困る。実際。
で、もし最後まで「YES」なら、今すぐコワーキングに行こう。
#コワーキングのコミュニティをコワーキングの外にも拡げよう
そのCat Johnson氏が「コワーキング事業者は、コワーキングスペースの影響力をその壁を越えて拡大すべき」と、とても良い記事を書いていたので、また共有しておく。
いわく、
これ、手前味噌で大変恐縮ですが、ぼくがずーーーーっと言ってることとまったく同じ。
引用する。
ちょっと説明しておくと、彼女はコワーキングのコンテンツマーケティングを支援するプロであり、同時にブランドストラテジストであり、コミュニティビルダーでもある。というか、骨の髄までコワーキングの人だ。だから、こういう記事が書ける。
コミュニティ自体に価値があれば、それが人を引き寄せる最高のマーケティングツールになる。毎度申し上げてるように、ヒトがヒトを呼ぶ。そして、そのヒトが起こすコトがヒトを呼ぶ。
そして、こう続く。
まったくその通り。コミュニティは誰にもコピーできない。ぼくが、「コミュニティは生物であり、参加する人によって全然違う共同体となる、だから成功の方程式なんかない、でも、自分たちならではのコミュニティ、コワーキングはできる」、と言ってるのはそこ。
ただし、ただ名前を売るのではない。料金が安いとか、駅から近いとか、人間工学に基づいた椅子があるとか、フリードリンクが豊富とか、そんなことではない。そのコワーキングが持つコミュニティとしての理念、理想、目指すところ、実現したいこと、応援したい人を言語化して宣言する。それがあるから、そこに共感する人がやって来て仲間になる、そしてブランドになる。
掃いて捨てるほど人がいる大都市圏はいざ知らず(そんなことまでやらなくても人は来るし)、ローカルコワーキングには、そのエリアに欠かせない存在として認知せしめるために、この発想が絶対に必要だと思ってる。
で、結局それがその町の活性化に役立ち、引いては持続可能性に貢献する。なのでぼくは、ローカルにおけるコワーキングはまちづくりに不可欠なインフラだと考えている。
去る6月1日に、コワーキングカンファレンスJapan2024で「コワーキングとまちづくり〜この2つの文脈で交差するヒトとコト」と題してパネルディスカッションをさせていただいた。
このとき、パネラーとして登壇いただいたのは、
の御三方だった。彼らには、過去、何度もお会いし、話を聞かせていただいている。(その取材内容はいずれnoteもしくはKindleにまとめる予定)
なぜ彼らをアサインしたかというと、全員、コワーキングスペースという枠からいい意味ではみ出して独自のカツドウをしているからだ。
江原さんは「コミュニティ農園」と「ローカル複業化ラボ」、後藤さんは「移住」と「メディアと商店街」、安形さんは「コミュニティ財団」と「事業用空き家バンク」と、それぞれのカツドウの軸をコワーキングに置きつつも、そこに留まることなく外界との接合点を模索ながら行動領域を広げている。
なお、そのカンファレンスでは時間が足りなかったので、後日、この4人が再びオンラインで集合し、延長戦のトークセッションを行った。その時のことはこちらに書いてる。
で、そのライブ配信のビデオはこちらに公開しているので、お時間ある方は、ぜひご覧ください。
町に欠かせないインフラとしてコワーキングがあり、コワーキングのリソースを以って町を、地域をサステナブルにする。それがローカルコワーキングの社会に果たす役割だと思っている。
ところで、Cat Johnson氏は長くオンラインでのLABを主宰していて、多くのコワーキングマネージャーとグローバルにつながりを持って、コミュニティとしてのコワーキング運営のための知見と情報を共有している。本当に尊敬する。
その彼女の最近のカツドウぶりを見ていて、ぼくもまたオンラインでのサークルを再開しようかと考え始めた。とりわけ、マーケティング(それもコンテンツマーケティング)とコミュニティビルディングのところに軸を置いて、参加者が対話することで学べる場を作りたい。
さて、いつからやるか。
ということで、今日はこのへんで。
(カバー画像:Toa Heftiba)
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