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手作りで本を作るのもコワーキングのひとつ:今日のアウトテイク#267(2024-08-11)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定


#今日のBGM

#今日のコトバ

"始まりはたいてい怖く、終わりはたいてい悲しい。だが、その間にあるものすべてに生きる価値がある。"
(ボブ・マーリー)

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Posted by 𝑳𝒊𝒇𝒆 𝑴𝒐𝒕𝒊𝒗𝒂𝒕𝒊𝒐𝒏 on Wednesday, July 31, 2024

#「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」受講者募集開始

9月より、「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」を開講します。

この講座は、14年前のぼくと同じく、自分たちにコワーキングが必要と考える人たちを対象にした講座です。場所貸しのビジネスありきではなく、参加するワーカーのカツドウがより良い社会にするために有効であると考える人たち、その人たちを支援したいと思っています。

自分たちのコワーキングの開設・運営をお考えの方は、ぜひ、上記のサイトをチェックください。

#手作りで本を作るのもコワーキングのひとつ

新潟県三条市の「まちを編集する本屋さん」であるSANJO PUBLISHINGさんがテレビ取材されたそうで、早速、YouTubeで拝見。とてもいいカツドウをされている。

SANJO PUBLISHINGさんには、昨年の10月にコワーキングツアーで新潟を巡ったときにおじゃましている。

その時のことはこちらに書いた。(長文注意)

ここの代表である水澤さんとは、2019年にコワーキングツアーVol.17で沖縄に行ったとき、当時、水澤さんが那覇で運営されていたコワーキング「おきなわダイアログ」で出会った。その後、新潟にUターンされて、商店街にSANJO PUBLISHINGを起ち上げ、書店と出版を軸にカツドウしている。

先の記事にも書いたが、ここではZINEの制作・発行に力を入れている。ZINEとは、出版社ではなく、個人が自分の作品をリソグラフという印刷機で印刷してホチキスで留める手作りの数ページの小冊子風出版物のこと。

リトルプレス、あるいはリトルマガジンともいう。これが、今、各地で盛り上がりを見せていて、文学フリマなどでも多くのZINE出典者が集まり人気を呼んでいる。

そのZINEの制作教室をSANJO PUBLISHINGで行ったときのことが取材されている。ぜひ動画をご覧いただきたい。

こういう手作りの制作物を、自分で考えて、自分で書き(描き)、あるいは自分で写し(写真集もある)、自分で印刷して、自分で製本し、自分で値段をつけて、自分で売る、あるいは書店に直接卸す、もしくは委託する、そういうセルフで創作と販売を楽しむ人が増えているのはとてもいいことだと思う。

昔から自費出版という方法もあるけれども、印刷して出荷するだけの出版社に大枚はたいて委託するより、今の世の中、テクノロジーの進歩とノウハウの共有が進んでいるので、自分でやれることは自分でやったほうが絶対いい。

すべてを自分では難しいという場合は、こういう教室とかサークルに参加して、仲間を見つけて、共創することも全然可能だ。←ここでコワーキングが発動する。

それに、むしろマスで大量に製造されたものより、こういうひとつひとつ手作りしたものに親近感を感じる読者もいるのは事実。

というか、そもそも何万部も売って大儲けしたいわけではなく、ごく少数、自分で作れる範囲内だから、50部とか100部とかを興味を持ってくれる人、判ってくれる人に読んでもらいたい、そういう作り手と読み手の関係を結ぶことに意味を感じる、そしてそれは、少部数故にローカルという要素も必然的に関係してくる、そういうZINEの持つ世界観がこのムーブメントの底流にある。

で、ZINEもまたものづくりであり、ものづくりは「コワーキング曼荼羅」に示すように、コワーキングで実行されるテーマの一つでもある。

ついでに印刷するリソグラフや製本道具を皆で共用するのは、シェアリングエコノミー。

昨年、おじゃましたときに、3階はいずれコワーキングにするかもしれないとのことだったが、いやいやZINEの制作工房としてすでにものづくり系のコワーキングとして立派に機能されている。

こうして集まってきた人たちがZINEを通じてコミュニティを構成する。さらに作るだけではなく販売もしているというところがポイント。とてもいいお手本だ。

ちなみに、自分で書いて自分で販売するというと、「軽出版」という手法もある。

こっちは自分で書いたものを自分で組版(文字組みやデザイン、写真や図版などをページに配置する工程)までして、印刷会社に印刷と製本を委託しているが、ZINEより多い部数を発行するときにはこのほうが合理的。ただ、自分で販売する、というところは同じ。←ここがポイント。

この「軽出版」も、早晩、ものづくり系コワーキングのいちカテゴリーとして出てくると思ってる。というか、ぼくも本とコワーキングの融合を目指しているので、ゆくゆくはZINE制作もやって、軽出版まで行けたらいいなと思ってる。

ところで、ぼくは今、「今日のアウトテイク」の過去記事からピックアップしてKindleにして発行しようとしているけれど、それとて自費出版、いや、自己出版の一つの方法だ。テーマがコワーキングだから極めてニッチで、マスを対象にしているわけではない。コワーキングに興味のある方だけに届けばいいと思っている。

で、その第1号の編集は終わったのだが、タイトルが決まらなくてウンウン唸ってる。しかし、もうそろそろ決めなくては。。。ま、あまり凝りすぎずシンプルにいきますかね。

ということで、今日はこのへんで。

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