今日のアウトテイク#82「ハイフンのない「Coworking」が正しいコワーキング ほか」【メンバーシップ特典】(2024-02-08)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」
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インフルが流行ってる。ご自愛ください。
#今日のBGM
#今日のコトバ
#Blueskyをはじめてもう既に
Twitter亡き後、いや、Xって名前を変えてまだあるけれど、だんだんソーシャルネットワークのよさが薄れて殺伐としてきたときに、初期Twitterと同じ空気をまとって現れたBlueskyが招待なしで使えるようになった。
これで、Twitterを再現できたらいいなと思って、早速、アカウント取って適当にフォローしたら、見た目はTwitterそっくりでいいんだが、いきなりこんなのばっかりズラズラ〜っと。
どうすればこういうのが出ないようにできるのか判らず、もうすでに嫌になってる。
#メンバーシップ、初月度無料はじまりました
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#ポーランドでもはじまった
毎度おなじみの週4日就労制の話題だが、今度はポーランドの400人の従業員を抱える企業が試験的に導入すると発表した。
ポーランド人の2022年の平均労働時間は週40.4時間で、EU全体の37.5時間を大きく上回っていた。それを大きく改善する試みとして注目される。他の国も追従してくる気配がする。
過去の週4日就労制についての記事はこちらで。
考えておきたいのは、もし日本でもこれが導入されたとしたら、その空いた時間で人は何をするか、だ。子育てしたり、勉学に励んだり、趣味に興じたり、短い旅に出たり、いろいろあるだろうが、複業する人も増えてくるのではないかと思う。
そうすると、コワーキングは復業する人にとっても重要な拠点となる。事実、なっているけれども、桁違いにその数が増える気がする。
日本が週4日就労制をスタートするのは、さて、いつのことだろう。
#人気がほしい
どことは言わないが、あるコワーキングの要というべきマネージャーが退職した。彼はコワーキングでの経験を元に、彼なりの目標を立ててその先へと進もうとしている。ぼくはその決断に大いに賛同している。
彼はこれまで、そのコワーキングに出入りする「ヒト」に焦点をあてて行動し、SNSでも発信していた。ローカルコワーキングは「ハコ」より「ヒト」が重要なので、至極真っ当な仕事ぶりだ。
ところが、今日、Twitter(Xか)に流れてきたのは、誰もいないワークスペースのデスクと椅子と窓の写真だった。コワーキングの投稿によくある風景だが、それまでの人気(ひとけ)とのあまりの落差に、しばし見入ってしまった。
いろいろ方針があるとは思うが、そこに人がいて、彼らのカツドウの一端が伝わってくるような発信を心がけたいところ。
ヒトはヒトに惹かれるし、ヒトを呼ぶのはヒトなので。
#ぼくも次の次元へ
今にして思うけど、本を出しといてよかった。2014年のこれだけど、
わずか36ページのムック本といえども、2,000人の人に、いや違った、保存用に10冊置いてるから、1990人の人に渡ったという事実は、感謝の気持ちとともに、ささやかながら自信を与えてくれている。
発行直後はクラウドファンディングで支援いただいた方たちの初動があったが、その後、たいして宣伝せずともポチポチと入ってくる注文を粛々と発送していた。おかげで完売するのに8年かかったけれども、その甲斐があったというものだ。
中には「迷ったら、必ずこれに戻るんです」と言ってくれる方もいて、本当に有難いと思っている。ちなみに、国立国会図書館にも寄贈しています。
今年は10年ぶりにこれの復刊を目論んでいるが、主題というか、単にコワーキングを紹介するだけでないレベルのものを目指したいと思っている。
これまでの(そろそろ)14年のあいだに、出版以外にもコワーキングフォーラムなどのイベント開催や、コワーキング協同組合の設立や、全国各地のコワーキングを訪ねるコワーキングツアーや、地方自治体での講演・研修や、コワーキングマネージャー養成講座や、なんやかやと一通りのことはやってきて、今また、違う次元に入ろうとしてる自分がいる。
で、ですね。
#人はなぜコワーキングするのか?
これをテーマに書いていこうと思ってる。
「共同体(もしくはコモン)としてのローカルコワーキング」を通して「ワークの未来」を展望するような。
まずは「この人!」という人に話を聞くことから。
別にコワーキングマネージャーに限らない。
コワーキングを軸に「ワークの未来」について対話できる方。
これまでにご縁いただいた中にたくさんおられる。
ということで、その取材アポ、ぼちぼち取りはじめてます。
お声がけさせていただく方、その節はよろしくお願いします。
#ハイフンのない「Coworking」が正しいコワーキング
実は今、コワーキングに関連するあるテーマについて議論、検討の結果、しかるべきドキュメントを世界へ向けて発信する、さる委員会の末席に加わってる。そのテーマが何かはまだ公表してはいけないかもしれないので、ここでは差し控えます。すみません。
で、その委員会で作成する書類は、当然、英語表記なのだが、「ハイフンのあるCo-workingの表記」を使用しようとしていたので、一言、ハイフンのないCoworkingと表記するよう、ご意見申し上げた。
Coworkingにハイフンがあろうがなかろうが同じだろうと思う人もおられるが、実は意味がぜんぜん違う。
以前も書いたが、ハイフンのある「Co-working」は、従来、同じ会社の同じ部署の同僚という意味で「Co-worker」と使われていたことから、あるひとつの組織、団体に属して仕事(なりカツドウ)する者同士であることを想定している。
ハイフンのない「Coworking」は、2005年8月9日にBrad Neuberg氏がサンフランシスコで現在のコワーキングの原型になるスタイルで始めたときに、同じ会社の社員ではなく、それぞれ個別に仕事を持つワーカーが集まって仕事するという、まったく新しいワークスタイルを表現するために、あえてハイフンのないCoworkingという単語を作ったと伝えられている。
だから、ハイフンのあるなしでまったく逆の意味になる。
彼が最初にコワーキングを始めるにあたって参加を呼びかけたブログがこれ。「Coworking」と書いている。
Coding In Paradise: Coworking - Community for Developers Who Work From Home
ただ、「co-worker」という表現のある英語圏では、ほとんどのジャーナリズムはAP-stylebookに準拠しており、そのAPがco-workingという書き方をしていたため、長らく「Co-working」という表記がされていた。
しかし、2018年10月4日、世界中のコワーキング関係者の訴えが奏功し、
AP-stylebookはようやくその表記を改めることにした。
それがこれ。めでたい。
また、現在ではオックスフォードの英語辞書にも正式の英単語として登録されている。
我々が取り上げているコワーキングはハイフンのない「Coworking」と認識しておかないといけない。それを知らずにハイフン付きで発信したら、それこそ世界中から笑われる。と思って、発言した。
このことを知らない人は、日本人のみならず海外でも案外多い。
海外のジャーナリストでも、いまだにハイフン付きを使用する記者がいるが、それは単に勉強不足なだけだ。海外メディアがそう書いているからと言って、間違っているのだからそれに同調する必要は全然ない。無視していい。
ということで、今日はこのへんで。
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