世界コワーキングデイにあらためて宣言したいこと:今日のアウトテイク#265(2024-08-09)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定
#今日のBGM
#今日のコトバ
#世界コワーキングデイにあらためて宣言したいこと
HAPPY INTERNATIONAL COWORKING DAY !
今日は世界コワーキングデイだ。
2005年8月9日、この日にサンフランシスコでCoworkingがはじまった。過去を振り返れば、それまでにも共用ワークスペースを利用した働き方は各国で実行されていたが、今、我々がCoworking(コワーキング)という言葉で理解しているそれは、この日にBrad Neuberg氏がはじめた。
そのことを書いたのがこれ。
4年前の記事だが、元ブログは2015年に書いてる。
ちなみに、CoworkingというCoとworkingのあいだにハイフンのない言葉を作ったのもNeuberg氏だ。その理由と顛末はこちらを参照。
で、いつからうちでもお祝いイベントやってたのかと思ったら、Facebookの思い出にボロボロ流れてきた。
11年前はなぜかカレーをみんなで食べたんだった。
10年前、はじめて看板出したんじゃなかったかな。
9年前は1日中Pink Floydをかけてたらしい。(OGPを表示しないので画像だけ)
その後も、1日だけだったり3日間だったりするけど、毎年、やってる。
7年前は、今はなき世田谷経堂にあったパクチーハウス東京のイベントに参加。ここのオーナーの佐谷さんは東京で一番最初にコワーキングを開いた人で、もう14年来の付き合いだ。
6年前も飲んでる。
5年前は集まったみんながなぜかZoomで会話してた。まだ、珍しかったのか。そういえば、このときはエストニアから中嶋さんが参加してくれた。
で、3年前、コロナ禍真っ最中ということもあり、オンラインでの開催となったのだが、この年は14名のスピーカーが入れ替わり立ち替わりZoomで登場した。
で、これがその時のビデオ。4時間ちょっとあるので閲覧注意。
ま、そんなこんなで11年やってきたわけだが、昨今、各地のコワーキングが世界コワーキングデイにちなんだイベントを開催するようになってきたのは非常に喜ばしい。念の為に申しておきますが、これ、世界的イベントですからね。
で、ちょっとだけ、この日にあらためて書いておきます。
14年ちょっと、コワーキングを運営してきて、時代の流れとともにコワーキングの変遷ぶりを当事者として目の当たりにしてきたが、実はその根幹的なところは少しも変わっていない。いや、むしろ、コワーキングの提供する(べき)この5つの価値が、今あらためて求められていると痛感している。
コワーキングは人と人をつなぐハブであり、個人の目的達成や、社会課題の解決のために、相互に関わり代を持って相互扶助の精神でコトを進める、あるいは片付ける、そのためのスキームでありインフラでありコミュニティだ。
そして、そこでテーマとなることは大きく8つのカテゴリに分けられる。それを図説にしたのが「コワーキング曼荼羅」。
「コワーキング曼荼羅」についてはこちらを。
で、これまで何回か開講していた「コワーキングマネージャー養成講座」をベースに、場所を貸すことだけを目的とするのではなく、自分たちのエリアに自分たちのカツドウの拠点としてコワーキングを開設・運営したい人のための講座をすることにしたのが、「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」。
「自分たちのエリアに自分たちのカツドウの拠点としてコワーキングを開設・運営したい人」、これ、14年前のぼくがそうでした。自分たちにほしいと思う場としてコワーキングをはじめた、それが2010年5月15日だった。
その時のことを思い起こして、ぼくと同じ、自分たちでコワーキングやろう、という人にフォーカスした内容にしている。
とかなんとか言ってたら、毎度おなじみのCat Johnson氏が今日の世界コワーキングデイにコワーキングへの公開書簡を投稿していたので紹介する。
「コミュニティの構築を手伝ってくれる適切な人材をチームに迎え入れることを優先する必要がある。」
まったく同じ思いだ。ぼくは彼女と同じことを考え、次の行動をはじめている。
2009年のコワーキング、日本で言うと2010年のコワーキングとは今のそれは違う。それは判っている。判った上で、進化していることを弁えた上で、しかし、コワーキングの原点に立ち返ることが必要ではないかと考えている。
そのぼくなりのひとつの答えが先の講座だ。
この思いを共有する人たちと、日本コワーキングを作っていきたい。皆で本当のコワーキングを日本中に広めていきたい。それが、2024年世界コワーキングデイにぼくが宣言することだ。
今日は、カフーツでも世界コワーキングデイをお祝いしつつ、自分の立ち位置を確認した日だった。
ということで、今日はこのへんで。
最後までお読みいただき有難うございます! この記事がお役に立ちましたらウレシイです。 いただいたサポートは今後の活動に活用させていただきます。