今日のアウトテイク#161(土曜無料版)「イベントの翌日、愛媛のコワーキングで学んだこと(のサワリ)」ほか【メンバーシップ特典】(2024-04-27)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。初月度無料です。
地元から、なくなったら困る、と言われる存在でありたい。
#今日のBGM
#今日のコトバ
"私たちの仕事に対する報酬は、何を得るかではなく、何になるかである。"
(パウロ・コエーリョ)
Posted by Jaja no wey on Tuesday, April 23, 2024
#ここがなくなるより、100円でもええ
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お母さん「あの、ここに書いとるけど、4月から全品20円上がっとるけん」
常連客「構わん、20円なんかええ。ここがなくなるより、100円でもええ」
母「ほんま、ほな、100円にしょうか」
常「ええ、ええ。あー、ちゃんぽん、肉抜きな」
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常「ごっつぉさん。いくら?」
母「あー、850円。悪いなぁ」
常「ええ。ほな、これ」
母「お釣り、ちょっと待って」
常「もう、ええ。切りのええとこで」
母「ありがとな」
常「ほなな」
ガラッ、ピシャッ。
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ええとこ、来た。
で、なんと、ここの店主が昔、京都太秦の店に10年いたんだそう。
ぼく、そこの生まれで、えー、ほんま、はよ言うてよ、と。
不思議なご縁を感じた、愛媛は八幡浜の夜。
きっと、また来る。
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#インディー・コワーキングで検索したら
「あ、インディー・コワーキングで検索したら、伊藤さんの記事がトップに出ました」
「そりゃ、日本でぼくしかインディー・コワーキングて言ってないから」
ついでにもひとつ。
これからはインディー・コワーキングが来る。
#イベントの翌日、愛媛のコワーキングで学んだこと(のサワリ)
25日に松山で開催された「Coworking Fes Setouchi 2024」に参加した翌日、2つのコワーキングにおじゃました。
ひとつはその松山の「BEARCH」さん。
ここを運営しているのは、中央会計株式会社で松山オフィス代表の稲見さんがそのリーダー。
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ここは実はすぐ近くのマツヤマンスペースと姉妹店関係にある。
ちなみに、マツヤマンスペースは愛媛のコワーキングの中でも草分け的存在で、ぼくは2016年4月、第2回目のコワーキングツアーでおじゃましている。
「BEARCH」さんには次の移動までの時間、仕事させてもらいに行ったのだけれど、たまたま稲見さんがおられたので、ちょっとお話を伺った。それは、前から気になっていた「たてヨコ愛媛」というコミュニティのこと。
これは、稲見さんが代表理事を務める一般社団法人たてヨコが運営主体で、「人や情報をたてに深くヨコに広くつなげる活動」をしている。詳しくは、ここを読んでいただくとして、
ここに、2021年3月現在、メンバーは368人とあるが、この3年の間にどんどん増えていて、Facebookのプライベートグループにはなんと1,370人が参加している。
と言ってる僕も実はメンバーの一人で、つまり、別の愛媛の人でなくとも参加できる。昨日の話では県外の人は約400人とのことだった。
簡単に言うと、ここにメンバーが自分プロジェクトを立ち上げて、それにビビビと来た人が集まってきて自律分散的にコトを進めている。←これがいい。
肝心なのは、「たてヨコ愛媛」はあくまでインフラであって、主催者があえてビジョンとか提示したりして全体をオーガナイズしないこと。あくまで自発的に。ここ、大事。
なので、メンバー間での連絡・告知ごともむやみに通知(アラート)を送らないFacebookグループを使ってる。「気付かない人がいても、それはそれでOK」というスタンス。まあ、1,370人もいると、そのほうがいいかも。
ぼくもnoteメンバーシップをやらせていただいているが、どちらかというと稲見さんの運営スタイルが理想だな、と思ってたので納得だった。
それにしても1,370人とは、スゴイ。ローカル(地方)のコワーキングが、これぐらいの規模のオンラインコミュニティを維持できると、いろんなことが起こるし、また、いろんなことが可能になると思う。モデルケースとしてご記憶ください。
その後、「BEARCH」さんを出て、JRに乗って向かったのは八幡浜市のコワーキング「コダテル」さんだった。
ここも2021年におじゃましていて、
その後、この記事を制作した。
それ以来の再訪だが、この3年の間にどういう変遷、進化があったのかを取材しに行った。それが、まあ、すごかった。
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詳しくは別稿で記事にするが、例のチガラボさんが「たくらみ」と言ってる、やりたいこと宣言「チガラボチャレンジ」とほぼ同じことを、コダテルさんでは「くわだて」と言ってやっている。
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その登録数、この3年の間に367件、実現数が113件(!)。ここに、その登録されている「くわだて」を見ることができる。
例えば、カフェの開業、
例えば、アート、
あるいは、学業と、
各人が実現したいことをボードに貼って頑張る。
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晴れて実現に至った事例も共有する。で、ここもオンラインコミュニティの運営に余念がない。
3年前になかった「みんなのおこまり」もはじまった。困りごと=課題だ。それも、共有して解決への道筋を探る。
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コダテルさんはとりわけ若い世代に対するプロジェクトが充実している。仮想コダテルバンクとでも言うべき仕組みを作って、中高生に融資して自分の事業を立ち上げる、なんてこともやってる。
更に、年に一回、「くわだてアワード」と称して、一番素晴らしい「くわだて」を表彰するプログラムもある。なんか楽しそうでしょ。
その他、「えー、そんなこともやってるの?」という話がポンポン出てきた。濵田さんいわく、コダテルの目標は
誰もが心掻き立てるくわだてを起こせる社会を作ること
スバラシイ。ぼくはこれがローカルコワーキングのあるべき姿であり、これを可能にするのがインディー・コワーキングだと思っている。
コダテルさんの記事はまたあらためて公開します。お楽しみに。
ということで、今日はこのへんで。
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