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「ソトコトペンクラブ」が『コワーキングマガジンVol.2』のヒントになった:今日のアウトテイク#291(2024-09-04)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定


#今日のBGM

#今日のコトバ

"「こういうことに関心があるのはこういうこと」とか、関係ない人が勝手に決めるのっておかしいし、失礼だと思う。そうではなくて、自分がものすごくおもしろいと思ったことは、おもしろいと思ってくれる人がほかにもいるはず。それは25歳の独身女性かもしれないし、65歳のおじいさんかもしれないし、15歳の男子かもしれない。だからそこにいるのは「ひとりひとりの読者」であって、「読者層」じゃない。"
(都築響一『圏外編集者』)

#「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」受講者募集開始

9月より、「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」を開講します。

この講座は、自分たちにコワーキングが必要と考える人たち、そして、コワーキングを利用するコワーカーのカツドウを支援したいと考える人たちを対象にした講座です。

自分たちのローカルコワーキングの開設・運営をお考えの方は、ぜひ、上記のサイトをチェックください。

#「ソトコトペンクラブ」が『コワーキングマガジンVol.2』のヒントになった

シラナカッタ。『ソトコト』誌が休刊になってた。

先日、ゆうちょ銀行から「振替払出証書」なるものが送られてきた。こんなん受け取ったのは何十年ぶりか。一体、ナニゴト?

払出人は富士山マガジンサービス社で、ぼくはここで『ソトコト』を定期購読してた。で、通信欄を見ると、「ソトコト休刊分」とある。え?休刊?と思ってサイトを見に行くと、なんの告知もないし、通常運転している。あれ?

検索してみると、紙の雑誌としては24年5月号が最終号だったらしい。全然気づいてなかった。そういえば、前は年6回の発行だったのが、2023年5月号から年4回の季刊発行に変更されたから、あー、ちょっとキビシイのかなと思ってた。

で、その24年5月号をよく見ると、最後のページに「年刊化のお知らせ」として、今後、雑誌『ソトコト』は年一回の発行とし、「そのマインド、コンセプト、コンテンツは「オンラインソトコト」へ合流する、とあった。ちゃんと読んどけよ、自分。

確かに年4回発行というスパンでは、いまどきの読者との関係を維持するのもなかなか難しい気もする。このところ、雑誌の休刊が続くけれども、なんというか、雑誌がただ媒体のままではなく、ある種のインフラとして機能しなければ満足されない、そういう時代なのではないかしらね。

ここは、ウェブに軸を移して「一冊」という完成形をあえて求めず、随時、企画にしろコンテンツにしろできたものからどんどん世に出していく、そうして常に読者との関係をウェブ上で維持する、そこを起点に今後いろんなカツドウを展開していく、という方針に変えられたのだろう。たぶん。

で、その「ソトコト オンライン」ではイベントやったり、

ロフトとジョイントして雑貨店をやったり、

つい先日も「ソトコトペンクラブ」がはじまって、なかなか賑やかな感じ。

で、この「ソトコトペンクラブ」でビビビと来た。

メンバーになると、全国各地から地域のことや自分のプロジェクトなんかを「ソトコトペンクラブ」で発信できる。ペンクラブメンバーは、小学生から100歳代まで年齢制限なしで、全都道府県で300人を目指して募集中。すでに70名が参加してるらしい。いいですね。

以前にも書いてるが、『コワーキングマガジンVol.2』を2014年のVol.1から10年目の今年に出すつもりなのだが、正直なところ、全然進んでいない。言い訳すると、あれこれやることが多すぎるのがマズイ。言い訳だ。

まずそれを整理するのが先決だが、制作・編集の方法としては、いつのもようにひとりでやるのではなくて、全国からコワーキングのことを書きたい人を募集して、地域ごとにチームを組んでもらって記事制作しようと思っていた。

実はそれは、5月に琴平でドット道東の中西さんの話を聞いて、大きなヒントをいただいていた。

彼らが、『.doto vol.2』というビジョンブックを発行した際に

・エリアにゆかりのあるヒトを集める
・得意なことを得意な人に任せる
・それらを持ち寄って一冊にする


としたこと。

この方法を援用して『コワーキングマガジンVol.2』を作ろう、と書いてもうはや3ヶ月が過ぎてしまった。あー、時間よ戻れ。

ただ、紙の雑誌は絶対に出したいけれども、いろいろ考えたら、まずは「ソトコトペンクラブ」のようにオンラインで記事原稿を募集することから始めるのが吉のようだ。

全国のコワーキングに関わる人たち、それはスペースの運営者やスタッフだけではなくて、いやむしろ、利用者、コワーカー、メンバー、あるいは協業・協働関係にある人からも、そのコワーキングがどんなコワーキングで、自分はどう利用しているか、また、どんな人がどんなカツドウに利用していてどんなコトが起こっているのか、を書き綴っていただく。

いつも言うように、ヒトとコト。それをウェブだから常に進行形で更新していく。つまり、みんなで書くブログみたいなものだ。これをみんなで共有したい。で、読んだヒトが、また自分たちのコワーキングを考える、行動するヒントとしてほしい。おー、それこそコワーキングじゃないか。

「ソトコトペンクラブ」に倣って、年齢制限もなし。それこそ、コワーキングの本質である「オープン」で行く。プロのライターである必要はなし。必要ならぼくが編集する。もちろん、プロの方も参加していただけるとウレシイけれど、あえて門戸は広げておく。

あ、待てよ、プロのライターさんは「コワーキングプレス」のほうに寄稿してもらえばいいな。こっちとの整合性もよく考えておこう。

…と、ここまで思いつくまま書いてきたけれど、考えたら、そういうコワーキングのウェブメディア、ないですよね。あります?

で、それから、年に一回、紙で発行する、でいいのではないかな。

このプロジェクトに協力してくるチームメンバーを募集しよう。で、まだこれでは粗っぽいから、みんなで相談しながら進めよう。そうしよう。

追って告知します。よろしくお願いします。

ということで、今日はこのへんで。


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「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」では、これからのコワーキングとその周辺に…

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