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2012年にみんなで作った「カフーツのうた」が伝えるコワーキングで「自分を再発見する」ということ:今日のアウトテイク#399(2024-12-21)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
"自分が正しいかのように自信を持って話すこと。
自分が間違っているかのように注意深く聞くこと。"
(ケビン・ケリー)
True confidence isn't about unwavering certainty - it's about balancing conviction with curiosity. Confidence builds...
Posted by Daniel Pink on Thursday, December 19, 2024
#受講者募集中〜<Ex拡張版>「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座」
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経済産業省の認可法人であるコワーキング協同組合は、地域に根ざしたコワーキングスペースの開業・運営ノウハウを体系的に学ぶ『コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座<Ex拡張版>』を2025年1月より開講します。
今回はこれまでの講座をさらにパワーアップしての全7回。さらにマンツーマンのコーチング付きのコースを設けました。
理論は判ったけれども、ではどう実践すればいいのか、という方もおられると思い、月に一回のZoomでのコーチングと、それに加えて随時、チャットで、主にコンテンツマーケティング、ブランディング、コミュニティ運営、イベント企画、等々、コワーキング運営上のよろず相談ごとに対して、個別にアドバイス、コーチングします。
単なる作業場ではなく、地域の人々の多様な活動と交流を支える「まちの拠点」としてのコワーキングスペースを実現したい方は、こちらをご確認の上、ぜひ受講ください(↓)。
![](https://assets.st-note.com/img/1734760341-VOowH21hnWCkIcxFs5yPrbmJ.png?width=1200)
#2012年にみんなで作った「カフーツのうた」が伝えるコワーキングで「自分を再発見する」ということ
ドエライものを発掘した。
また古い話で恐縮だが、2012年の1月20日に、世界中のコワーキングでジェリーを開催する「World Wide Jelly 」に参加する形でカフーツでJelly(集まってなんかする会)をやったときに、皆で、歌を作った。題して『カフーツのうた~アベちゃんは起きている~』。
その時のビデオがYouTubeにあった!
その時のことはブログに書いていた。
ざくっと要約しておくと、当日、みんなで「コワーキングのうた」を作ろうという話になり、各自が思いつくまま言葉を書きつけて歌詞にした。
かといって、誰もが即興で歌詞が書けるわけもない。そこで、「フリーランス、あるある」を考えたら書けるのではないか、という実にカシコイ提案があり、それなら書けそう、とみんな書き出した。
で、それをつないで、曲をつけてくれたのが歌ってしゃべれるホームページ屋のSHIROWさん。またの名をブラボーしろう。ここでリードボーカルを取ってくれてるのも彼。
その様子はUstreamで配信していたのだが、残念ながら今はその動画はない。歌詞を書いてるシーンや、SHIROWさんがあーでもないこーでもないと曲作ってるシーンとかで、たぶん1時間ぐらいあったのではなかったかな。
上に貼り付けたYouTubeのビデオは、その仕上げの部分。みんなで歌詞を書いて、それをつなげて、曲をつけて、歌って、録音した。これ全部、ぶっつけ本番、まったくの即興です。こういうことができるのがコワーキングなわけで。
当日はこんな感じでワイワイとやった。帽子を被ってギターを弾いてるのがSHIROWさん。奥でギター弾いてるのがぼく。間奏部分でうっすら聞こえるギターソロはぼくです。このころは、そこそこ弾けたんですけどねぇ。。。
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♫
SOHOでもない ノマドでもない ましてやサラリーマンでもない
独りもいいけどやっぱり 我らはコワーキング
というフレーズは、当時の我々の気持ちをストレートに語ってるが、今、聞いてもなんの違和感もない。あー、やっぱり、そうやね、と思う。
独りは孤独を意味しない。独立した「いち個人」としての独りがあって、それが相互につながることでコワーキングが成り立つ。ぼくはコワーキングはあくまで「個人」をサポートするためにあると思っている。
「いつも曜日がわからない」
「朝4時頃つぶやく」
「今日誰ともしゃべっていない」
「ちょっとしたことで自画自賛」
「でも意外とパジャマじゃない」
は、まさにフリーランサーあるあるだが、
「最近、ここへ来てよく笑うようになった」
「最近、ここへ来て仲間ができた」
「なんだか自分を再発見したかも」
という声を聞いたとき、あー、コワーキングやってよかったな、と本当に思った。コワーキングは「自分を再発見する」。ホント、そう。
ちなみに、『あべちゃんは起きている』というタイトルの「あべちゃん」とは、朝の3時、4時でも、なにかメッセージしたらすぐに返信してくる阿部さんのこと。はい、実在の人物をタイトルにしました。
で、実はこれはデモ演奏で、これをちゃんとした音源ファイルにしようという計画だった。このあと、SHIROWさんがスタジオでカラオケを作ってくれて歌入れし、4月にあらためてカフーツにみんな集合してバックコーラスを録音した。
…のだが、それからグダグダと時間を過ごし、ようやく音源をリリースしたのは、なんと1年後の2013年1月8日だった。誠に相すみません。
そのことも書いていた。
音源ファイルをAmazonその他のダウンロードサイトで公開して、販売を開始した。当初は売るなんてつもりはなかったのだが、東北大震災の復興支援のために、売上全額寄付することにした。大した金額ではなかったかもしれないが、みんなで作ったものがお役に立てたのはウレシカッた。
作詞・作曲・演奏は「カフーツの陽気な仲間たち」。なお、YouTubeのビデオでは「カフーツの素敵な面々」になってるが、同じ意味だ。
一つの仕事をみんなで役割を分担してやる。これがコワーキングの基本だ。一人でもくもくとパソコンパチパチすることもいい。けれども、なにか一緒にできることはないか、という意識は常に持っておいたほうがいい。
いつ誰とどうつながって、新しいカツドウがはじまるか判らない。いや、コワーキングにいればそういう機会が必ず訪れる。それが歌を作ることなのか、開発を手伝うことなのか、デザインすることなのか、あるいは誰かと誰かをつなぐことなのか、それは判らないが、誰かの何かの役に立つことができる、それがコワーキングの持つ最大のポテンシャルだ。
あ、そうそう、こんな風に、各地のコワーキングが歌を作ったらオモシロイのではないかな。で、それを集めてコンピレーションにする。あー、もしくは、一同に会してコンサートするとか、どうでしょね?「コワーキング・ミュージック・フェス」とか言って。きっと楽しいと思うのだけど。
ついでに、またカフーツで「音楽Jelly」やろうと思う。以前は、各自、楽器を持って集まってジャムセッションとかしてた。それを、ちゃんと企画してやりたい。カフーツのテーマは「本」と「食」とそして「音楽」。だんだん増えてきたな。
ところで、余談だが(またか)、今日、12月21日はぼくにとっては記念すべき日だ。
というのも、2009年12月21日、ぼくは「カフーツ~ノマドからCoworkingという働き方へ。」というタイトルのブログを書いた。日本でコワーキングをはじめると宣言した記念すべきブログで、日本語のブログに「Coworking」という単語が登場したのはこれが最初だと思う(たぶん)。
そのサイトはもうないのだが、運良くサルベージできたので、noteに転載している。
このときからこう書いている。
Coworkingは、場所を確保するだけではなくて、むしろそこにやってくる「人」と交われるというのが最大のメリット。「場所」ではなくて「人」。
で、こうも。
逆にCoworkingでは、互いに情報交換したり、仕事のチームを組んだりする、いわゆるコントュリビュート(貢献)の精神が無い人には向かない。しかし、得意分野に特化した仕事で生きていこうとするフリーランサーにとって、最も求められるのはやっぱり「仲間(=カフーツ)」だと思う。「フリーランス」とは、決して孤独を意味しない。Coworkingはそれをサポートする格好の場になる。
なんだ、さっき書いたことをそのまま15年前に書いてる。
当時は、コワーキングとはフリーランサーや個人事業者が利用する環境だったから、ことさらそこにフォーカスしているが、ご存知のようにパンデミック以降、企業に勤める人もコワーキングを利用するようになってきている。
それは歓迎すべきことだが、意外とコワーキングのコミュニティに参加する人は少ない。たぶん、それは、自発的にそういう仕事環境を選択しているのではないからだろう。自分の意思でコワーキングを使おうとする人とそうでない人の温度感が違うのは、それは仕方ないと思う。
が、自分の領域を広げることは無益ではない。たとえ企業人であっても、それはその人の人生の一部であって、企業人である前に個人としての自分がいるはずだ。ここ最近の、アメリカの「RTO(オフィスにもどれ)」運動に対する従業員の反発振りを見てても、そのことを強く感じるし、当然のことと考える。
コワーキングをただの作業場ではなく、人と人がつながってコトを起こし、前に進めるところ、と理解していただければと切に願う。でないと、もったいないよ。
いかん、また長くなりそうなので、ここらへんで終わろう。懐かしいビデオを見て、あらためてコワーキングっていいな、と思った。言いたかったのはそれだけだ。
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ということで、今日はこのへんで。
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