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プリンター接続不具合事案からコワーキングの本質を思い出した件:今日のアウトテイク#368(2024-11-20)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
"製作家が本来目指すべきことは、ギターを作るだけではなく、音が作れることだと思います。"
(塩崎雅亮)
リットーミュージックムック『はじめてのアコースティック・ギター作り〜キットで始めて構造も学べる!』が発売中です。 製作家になるまでのストーリーのページでお話をさせていただきました。 当時は製作を学ぶ学校やネット情報もなく本や雑誌すらも乏しかった時代に、本当の独学で始めた道です。 https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3124212001/
Posted by エム・シオザキ弦楽器工房 on Monday, November 18, 2024
※昔、オンラインでオーダーメイドのアコースティックギターを受注販売してたころに大変お世話になった塩崎さんの言葉。この方、世界一のギター製作家です。
#<Ex拡張版>「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座」受講者募集開始しました
コワーキング協同組合は、地域に根ざしたコワーキングスペースの開業・運営ノウハウを体系的に学ぶ『コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座<Ex拡張版>』を2025年1月より開講します。
今回はこれまでの講座をさらにパワーアップしての全7回、流れによっては合計で17時間(!)になろうかという充実の「Ex拡張版」です。
また、今回からマンツーマンのコーチング付きのコースを設けました。
理論は判ったけれども、ではどう実践すればいいのか、という方もおられると思い、月に一回のZoomでのコーチングと、それに加えて随時、チャットで、主にコンテンツマーケティング、ブランディング、コミュニティ運営、イベント企画、等々、コワーキング運営上のよろず相談ごとに対して、個別にアドバイス、コーチングします。
単なる作業場ではなく、地域の人々の多様な活動と交流を支える「まちの拠点」としてのコワーキングスペースを実現したい方は、こちらをご確認の上、ぜひ受講ください。
#遅ればせながら、祝マガジン収録400本
本人は気づいてなかったのですが、昨日の「今日のアウトテイク」で、このnoteマガジンの収録記事が400本になってました。
アウトテイクは366本なので、それ以前に34本あったというわけですね。お読みいただいている皆さんに感謝申し上げます。
このマガジンは、フォローいただければ自動的にメールで配信されますので、ぜひよろしくお願いします。無料です。
#地域おこし協力隊とコワーキングの親和性について
地方のコワーキングで、なぜこういう組み合わせで募集しないのかなと、ずっと思ってた。長野県の「富士見 森のオフィス」では、コミュニティ・マネージャー(地域おこし協力隊)として働ける仲間を募集している。
「富士見 森のオフィス」には、もう8年も前にコワーキングツアーで一度行ったきりで長らくご無沙汰しているが、実に素晴らしい環境のコワーキング。
いや、環境だけではなくて、ローカルコワーキングとして運営するための要諦を見事に抑えているスペースとして、是非参考にされることを強くオススメする。
その「富士見 森のオフィス」さんが人材を募集しているのだが、「地域おこし協力隊員」として募集しているところがミソ。
地域おこし協力隊員の中には、その地に3年滞在して地域おこしカツドウする中で、将来、自身の拠点を持ちたいと考える人も、きっといるはず。
そういう人にとって、任期中にコワーキングでコミュニティづくりと運営に携わることは、地域おこしの文脈となんら矛盾するところはない、どころか、シンクロするに決まってる(と、言い切る)。
事実、時々、事例として紹介する愛媛県西条市のコワーキング「サカエマチHOLIC」は、主宰者の安形さんが地域おこし協力隊としてカツドウ中に、起ち上げたコワーキングだ。
安形さんのことはここで書いてる。
さらに、市民からの寄付によりコミュニティ財団を設立し、これがなんと公益財団法人として認可されている。すごいですよね。
これらは、すべてまちづくりの文脈で貫かれており、折々でコワーキングが重要な役回りを演じている。なので、地域おこし協力隊とコワーキングは非常に親和性が高いと言っていい。
「富士見 森のオフィス」さんの詳しい募集要項については、富士見町役場のこちらのページを参照あれ。
#全国のコワーキングをネットワーク化し 、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリ「cosac」が運用開始
かねてより開発、テストを実施しておりましたスマホアプリ「cosac」の運用を、11月1日からスタートしました。
これは全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリです。
コワーカーの小さな行動のひとつひとつが、コワーキングならびにコワーカーの相互扶助を促進し、いずれひとつの経済圏を構築するその一歩とします。
コワーキングスペース運営者の皆さん、上記のサイトをご覧いただき、ぜひ、「cosac」にご参加ください!
#プリンター接続不具合事案からコワーキングの本質を思い出した件
何年かぶりかでMacから無線ルーター経由で送ってたブラザーのプリンターにつながらなくなった。何をどうしてもうんともすんとも言わない。なんで?
困った、と思ったが、そういえば、今日、「コワーキングキャンプ飯部」で山﨑ケンちゃんが来てたのが幸いした。というのも、彼はこういうガジェットごとに殊の外詳しい。
いろいろ調べてもらったら、ケンちゃんのMacからは難なく印刷できる。ということは、ぼくの側の問題。で、結局、ドライバーを入れ直してIPアドレスを読み込ませたら、無事、復旧した。この間、15分ほど。
な〜んだ、そんなことか、と思ったが、こんなことはここ数年なかった。というのも、以前使ってた他社のプリンターは、それはまあ、よく不具合を起こしてたが、ブラザーにしてからほとんど問題なかったから。
そういえば、大昔、自宅で個人事業を始めた頃、こういう通信環境の設定に苦労したことを思い出した。解説書を読んであっちとこっちをつないだりするにも、何しろ専門用語がチンプンカンプンで意味不明、何度も泣きそうになって、「インターネットって不親切やなぁ」とブーたれてた。
それだけに、不意に、そう、なぜか不意につながったときはウレシカッたなぁ。かつ、とてつもなく疲れた。あ、ウィンドウズの話ね。
ところが、Macに変えてからとんとそういう経験をすることがなくなった。こんなに楽ちんなら最初からMacにしとけばよかったと思ったものだ。
ま、しかし、人間が作ったものは必ずどこかで不具合を起こす。これ、忘れがちだけど真理。で、それをなんとか乗り越えていくから進化する。その繰り返しで歴史が作られるのよね。
それと、コワーキングだと、こういう事が起こっても誰かが手助けしてくれる。これも真理。はい、ここでお馴染みのこれを貼り付け。
![](https://assets.st-note.com/img/1732090230-wLhsDtQxarc0mCGHfPbqoyzM.jpg?width=1200)
コワーキングとは、簡単に言うと、教えたり教えられたりするところのことだ。「なぁなぁ、これって、どうすんの?」と誰かが訊いたら「あー、それはやね」と教えてあげる。たとえ知らない者同士であっても、そういう人間関係のルールがベースにあって、そこから付き合いが始まる。
これをカフェや図書館でやったら、「馴れ馴れしいヤツ」と敬遠されるのがオチだが、コワーキングは人と人をつなぐ仕組みのことであり、コミュニケーションありきなので、全然OK。
聞けば「私語厳禁」などという張り紙のあるコワーキング(とは名ばかりの)スペースもあるそうだが、言語道断、悪魔の振る舞い以外の何モノでもないと思ってる。
コワーキングなら助けてもらえる。←この感覚でまったく問題ない。そこが本当のコワーキングならば、すぐにできなくとも、なんとかしてあげようと動いてくれるはず。
2016年からスタートした「コワーキングツアー」でローカルコワーキングを巡って発見したのは、そのコワーキングがただのパソコン作業場ではなくて、町のあらゆるお困りごとに対応する「よろず相談所」になっているということだった。
この感覚は都会のコワーキングしか知らない人にピンとこないかもしれない。が、実はそうなのだ。というか、むしろそれが本来のコワーキングのあるべき姿だとと思ってる。言ってみれば、現代版公民館的な役割を、ローカルコワーキングは担っている。
それは仕事、ビジネスに限らない。例のコワーキング曼荼羅にある学業や育児、趣味、健康、等々以外にも、人には解決したい課題、果たしたい目的がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1732091390-ym2nl89t0FTONxZ54JG3aBks.png?width=1200)
例えば、在宅ワークするようになった女性社員が、自宅で複業を始めようとするとする。彼女はハンドメイドに興味があるので、そのテーマでワークショップをしているコワーキングに通うようになる。そこで腕を上げると同時に、仲間もできる。それから、コワーキングで開催される展示即売会に出店して売上を上げるようになる。
という過程のあちこちで、「なぁなぁ、これって、どうすんの?」「あー、それはやね」という会話が繰り広げられる。そうしてお互いに成長していく。つまり、相互扶助の精神ですね。それがコワーキング。
などということを、今日のプリンター接続不具合事案であらためて思った次第。
#コワーキングプレス 「ペンクラブ」メンバー募集開始
今回、コワーキング協同組合が運営するウェブメディア「コワーキングプレス」にて、全国各地のコワーキングスペースとその周辺の人たちや出来ごとをリポートしていただく「コワーキングプレス・ペンクラブ」のメンバー募集を開始しました。
ペンクラブのメンバーは、モノを書くからと言って必ずしもプロのライターさんでなくても構いません。書くことがお好きなら、そしてコワーキングに愛着を感じておられる方なら、どなたでもご参加いただけます。
あなたの町のコワーキングのこと、そのコワーキングにまつわるいろんな出来ごと。それに「あなたのこと」「あなたのお話」をぜひ読ませてください。コワーキングでこんなことをした、こんなことがあった、こんな人がいてこんな話をした。何でもOKです。
ぜひ、ご参加ください!
ということで、今日はこのへんで。
今から「コワーキングキャンプ飯部」の準備開始。楽しみだ〜。
(トップ画像:hybridnighthawk)
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