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AIは仕事を奪うのではなく自由に使える時間を作るもの:今日のアウトテイク#367(2024-11-19)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます


#今日のBGM

#今日のコトバ

"朝のリレー

カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる"
(谷川俊太郎)

RIP.

#<Ex拡張版>「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座」受講者募集開始しました

コワーキング協同組合は、地域に根ざしたコワーキングスペースの開業・運営ノウハウを体系的に学ぶ『コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座<Ex拡張版>』を2025年1月より開講します。

今回はこれまでの講座をさらにパワーアップしての全7回、流れによっては合計で17時間(!)になろうかという充実の「Ex拡張版」です。

また、今回からマンツーマンのコーチング付きのコースを設けました。

理論は判ったけれども、ではどう実践すればいいのか、という方もおられると思い、月に一回のZoomでのコーチングと、それに加えて随時、チャットで、主にコンテンツマーケティング、ブランディング、コミュニティ運営、イベント企画、等々、コワーキング運営上のよろず相談ごとに対して、個別にアドバイス、コーチングします。

単なる作業場ではなく、地域の人々の多様な活動と交流を支える「まちの拠点」としてのコワーキングスペースを実現したい方は、こちらをご確認の上、ぜひ受講ください。

#AIは仕事を奪うのではなく自由に使える時間を作るもの

ChatGPTが登場してから、ぼくもそれなりに生成AIは触ってはいるが、それ以降、雨後の筍のごとく次から次から現れて、もうナニがなんだか判らない、というのが一般の感想ではないかしら。早いとこどれかひとつにまとめてくれ、と思いますよね。

とか言ってたら、「1つの質問に対して、ChatGPT、Gemini、Claude、Metaが提供するLlamaの4つのモデルが同時に回答してくれる独自のシステムを開発」したんですって。それ使わせていただきたい。

どのAIが一番適した答えを返してくれるかがわからなくても、4つ同時に共通の質問を投げかけて、4つの回答を比較しながら、自分が求める最適な答えを探すことができます。同時に入力すると、どのモデルの回答速度が一番速いか、どのモデルが最も精度の高い回答を提供するかも見えてきます。

ほー。

ぼくの場合、使うと言ってもモノを書くときにしか使わない。基本的に文章は自分で書く主義だけれど、ちょっとした調べ物やカンタンな文章のまとめなんかに使ってて、それはそれで便利だし、第一、時間を節約できるのが大きいと思ってる。一日は24時間しかないからね。

ChatGPTが出た当初の日本語は気持ち悪かったけれど、それも最近はこなれてきて、Claude3.5Sonnetは結構使える。先日、cosacのリリースに際してプレスリリースを配信したが、その元原稿はClaude3.5Sonnetに書いてもらった。そのことはここに書いた。

そこでオドロイタのはただ指示して待ってるのではなくて、チャット(言葉のやり取り)で伊藤がナニを求めているのかを推量して、これじゃないの?と言ってくること。確かに、こりゃ、よく気の利くスタッフがいるようなもんだと思った。

ただ、それはプレスリリースとか、あるいはニュース原稿とか卒論とか、「定型」のあるコンテンツを作成するときに限られる。その型にハマるものを作らせたらそこそこ及第点の出来のものをほいよ、と出してくる。

もしかしたら、プレスリリースにも型にハマらない方法論があって、そのほうがメディアの気を惹きやすい、などというメソッドがあるのかもしれないが、正直、簡潔明瞭に要件が伝わればそれでいいと思ってるので、個人的には満足。

ただし、これが、創作要素が含まれるものになるとそうは問屋が卸さない(と、突然古めかしい言い回しを盛り込んだり、しない)。

何度か、自分の書いたドラフト、というか単なる下書きを、こうこうこういう条件で「読み物」として成立するよう原稿にしてみて、とやってみたけれど、どれもこれもどこかで聞いたふうな言い回しと平凡な喩え、耳障りの良い話し言葉の羅列で辟易してしまった。

もちろん、事細かく指示すれば、ネット上から引っ掻き集めてきたネタをつなぎ合わせて、まあまあ見栄えの良いものにしてくれるのだろうけれども、その指示することで時間を使うのなら自分で書いたほうが、時間の使い方としては正しい、と思ってる。

それに、昨日も書いたが、ぼくの場合、書きながら考える、そうして文章が展開していくので、Aという指示に対してAを出してきてくれても、面白くもなんともないわけで、「え。そう来るか」というものを生み出すには、やっぱり自分で書いたほうがいい。←あくまで個人の感想ですけど。

少なくとも記名入りの記事を書くときは使うわけにはいかない。その仕事に「自分」が宿っていないのなら、自分の名を晒すわけにはいかない、と思ってる。

なぜなら、「あなただから、この仕事をお願いしたい」という要請があって、記名記事を書かせてもらってるのだから、その「あなた」でない者が書いたら要請に背くことになる。

過去に自分の書いたものを山ほど読み込ませて、伊藤というヤツはこういう文体で、こういう展開を好み、こういうオチなんかも書くというデータを与えたら、なるほどぼくそっくりのモノを書くかもしれない。かもしれないが、やっぱりそれはダミーだから嘘があり、人間はその嘘を感じ取る。不思議なことに、判ってしまう。

なので、自分の文章として書くところでの濫用は自重している。

ただ、便利になるということは、それにかける時間が少なくなるということだから、今度はその浮いた時間をなにか他のことに使えるってこと。←これ、やらないともったいない。時間は有限だし、人間が生きられるのはたかだか数十年だ。

誰かも書いてたけれど、中央値や最適解を出す仕事はAIがやるようになる。それも瞬速でやってくれる。人間はそれ以外のことをやる。そこではフンダンに時間を使えるから、試行錯誤のし放題で、やってみて違うと思ったらまた別のことを試すことが可能になる。

つまり、創造的カツドウができる。そこで、思いもよらなかった発想が生まれるんじゃないかと思ってる。

AIは仕事を奪うという言説がまことしやかに流布されているが、それも使いようだ。そうではなく自由に使える時間を作るものと考えたら判りやすい。

あ、ついでに書いとこう。リモートワークは場所の選択肢が増えること自体が重要なのではない。その結果、自由に使える時間が増えるということ、そのことが本当のメリット。

そしてその時間を新しい価値を生むために使う。これでいこう。

#全国のコワーキングをネットワーク化し 、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリ「cosac」が運用開始

かねてより開発、テストを実施しておりましたスマホアプリ「cosac」の運用を、11月1日からスタートしました。

これは全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリです。

コワーカーの小さな行動のひとつひとつが、コワーキングならびにコワーカーの相互扶助を促進し、いずれひとつの経済圏を構築するその一歩とします。

コワーキングスペース運営者の皆さん、上記のサイトをご覧いただき、ぜひ、「cosac」にご参加ください!

#<予告>明日のコワーキングキャンプ飯部は「ヤンパク」

明日は、毎月一回開催の「コワーキングキャンプ飯部VOL.11」をやります。

「コワーキングキャンプ飯部」は、カフーツ内で七輪やメスティン、バーナー、スキレット、釜などを駆使してキャンプ飯をその場で作って皆で食べるイベント。

とにかく作って食べて呑んで話す。
ただそれだけのゆったり、のんびり、まったりした時間。

で、今回は、コワーキング仲間の長野県佐久市の江原さんが栽培したパクチーを送ってもらう。

本日は、神戸へパクチー1㎏。 伊藤さんありがとうございます。 パクチーパーティー楽しんでください。 グンと気温下がってきたので、甘味がサイコーです。

Posted by 江原 政文 on Monday, November 18, 2024

パクチーとくればラム(羊肉)だ。そこで、これまたコワーキング仲間であり、かのパクチーハウス東京の佐谷さんに「ヤンパク」のレシピを送ってもらった。

いや〜、楽しみ。

こうして東京と長野と神戸のコワーキング仲間が、コワーキング以外でもつながってカツドウしてるって、いいもんですよ。

よかったら、ご参加ください!

ということで、今日はこのへんで。

(トップ画像:江原 政文)

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