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コワーキングの市場調査で判ったWeWorkのシェア率(ホンマかいな?):今日のアウトテイク#325(2024-10-08)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
"あらゆる困難の最中に、チャンスが潜んでいる。"
(アルバート・アインシュタイン)
Dig deep. The opportunities are there. #QOTD
Posted by Entrepreneur on Friday, October 6, 2023
#Kindleでコワーキングコラム集Vo.1、販売中!
「今日のアウトテイク」からコワーキングネタだけをピックアップして、Kindle(電子書籍)でコラム集として発行するプロジェクトの第1号、ついに発行されました。
ぜひ、お読みください!
#グキッ!
やってしまった。
ここんとこ、腰痛は安定してて、50肩もマシになってたのに、夕べ、何かの拍子に左の腰に「グキッ!」と来た。
思わず悲鳴を上げて、しばらく動けず。
今日は湿布を貼ってるけど、歩くのにも難儀する。
やれやれ。
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#書店も出版もそのあり方は進化している
本は読まれなくなったと言われ、一軒も本屋さんがない町が日本中で増えている昨今、本棚の一箱ずつ借りて本を販売する、いわゆるシェア型書店があちこちでオープンしている。
シェア型書店(コミュニティ書店)とは、複数の棚や区画を複数の棚主がそれぞれ企画、編集、出品し、1つの書店を棚主みんなで運営する形の書店です。通常棚主は出店料と販売した本1冊につき固定の手数料を費用として負担し、費用を除いた利益を受け取ります。店舗の運営を1日店長の形で棚主に任せる店舗も多く、その日は店長が自身の趣味やカラーを出して店舗を運営できます。
実は読まれなくなったのではなくて、(電子書籍の存在も確かにあるにせよ)流通の経路が変わってきたのだと思う。以前、「軽出版」のことを書いたけれども、本を書いて市場に流す方法もよりダイレクトになってきている。
このシェア型書店も、本好きな人が本好きな人と「一箱本棚」を通じてつながるという意味で、その文脈上にあると思う。
かねがね、カフーツで本とコワーキングの融合をしたいと言ってるけれど(なかなか進んでいないけれど)、うちもこのシェア型書店をやろうと思っている。
とか言ってたら、シェア型書店のお手本となるべき書店さんのnoteを見つけた。
2024年9月1日に正式オープンされたばっかりだが、出店されている23店舗が紹介されている。これが、各店(棚)主によってぜんぜん志向(嗜好)が違ってて実にオモシロイ。
どれだけバラエティに富んでるかは上記のnoteを読んでいただくとして、「お」と思ったのは、「深呼吸書店」さん。名前からしてタダモノではないと判る。
棚主は、1972年の音楽雑誌『ロッキング・オン』創刊以来、「参加型メディア」を追求し続けている編集者・橘川幸夫です。東京・茨城・京都・福岡など全国各地のシェア書店に出店しています。
とのことで、そういえばこの方の本は読んだことがあった。
一箱書店の棚主であるけれども、出版もされている。それが、コミュニティ生成型雑誌『イコール』。
『イコール』は、ネット・AI全盛の情報化社会を生きる個人が、それぞれの身体と感性を通して時代の最前線を探り、新しい表現を生み出そうとする雑誌です。
その第2号の特集が『「本」のある町、「本」のある場所。』で、どうやらシェア型書店のことがメインらしいので、早速注文した。
で、さらにオモシロイのは、この雑誌はクラウドファンディングで出版されているということ。
いわく、
各号の責任編集者のもと、信頼関係のあるコミュニティで企画・執筆・編集を行い、クラウドファンディングの金額に応じて印刷部数を決め、文フリ、コミケ、シェア書店等にも独自に出店・販売するなど、これまでの大量印刷・大量販売モデルにかわる、新たな出版・流通モデルを開発・実践しています。
これはいいなぁ。クラファンで調達した資金に応じて部数を決める、というのは合理的だ。大量に市場にばらまいて、売れ残ったら返本して断裁するよりよっぽど理に適っている。それこそ、「軽出版」の最大のメリットだと思う。
本の作り方、出版の仕方、流通の仕方は、時代とともに変革されてきている。本の作り手と読者をつなぐ方法は、まだまだいろいろ考えられると思う。一言で言えば、もうマスの時代ではない。あ、そういえば、カルチペイもそのひとつ。
ちなみに、『コワーキングマガジン』の復刊は、「コワーキングプレス」のペンクラブ発足後、そこからピックアップした記事を掲載して、年に一回発行する予定。これは、近日、告知します。
あ、それとカフーツのシェア型書店、もうそろそろ、やらないとね。
で、さあてと腕をまくったが、まずは、腰を治そう。
#コワーキングの市場調査で判ったWeWorkのシェア率(ホンマかいな?)
ここでは簡単に共有するに留めるが、コワーキング業界の市場価値は、2023年の85億3,100万ドルから2030年には約207億7,000万ドルに急増すると予測されているらしい。スゴイですね。
ここから、そのリポートがダウンロードできる。
ぼくは個人的には「コワーキング業界」という言葉には違和感があって使わないが、成長していることは喜ばしいので共有しておく。
WeworkやIWG、Industriousなどのグローバル企業を中心に、アナリストを通じての情報収集と、主要なインフルエンサーとのインタビューで構成されていて、目次を見ると膨大なコンテンツが溢れている。
驚いたのはここ。
コワーキングスペースの最大の生産者はWeworkであり、市場シェアの40%近くを占めている。
40%!まだ、そんなにもあるのか。破産からあちこち不採算拠点を整理しても、なおこのシェアを占めるとはオドロキ。いや、しかし、ホントですかね?←疑り深い。
ただし、コワーキングを「Co-working」とハイフン付きで記述しているところは減点。いかにも不動産業視線なのが判るというものだ。
ま、不動産業界の人は一見の価値あるかも。ぼくらは、粛々とコワーキング本来の価値を追求し、連携し、互いに補完し合い、コワーカーをサポートすることでコワーキングの社会に果たす役割を担い、ローカルをサステナブルにすることに専念する。それだけだ。
ということで、今日はこのへんで。
(カバー画像:my random photo)
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