今日のアウトテイク#159「深夜コワーキングが来る」ほか【メンバーシップ特典】(2024-04-25)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。初月度無料です。
今までになかったもので必要とされているもの。
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#深夜コワーキングが来る
大阪堺筋本町のコワーキング「TheDECK」で、夜22時以降の利用が可能になった。平日は翌朝9時まで、 土日祝は10時まで。そのまま利用を続けてもOK。会員限定だけど、これは重要な動き。
TheDECKは、以前から外国人ワーカーの利用が多い。いわゆるデジタルノマドだが、コロナ前とやや状況が変わってきていて、これまでのフリーランサー利用に加えて、グローバル企業に勤める会社員が目立つようになってきていると、コミュニティマネージャーの向井さんから聞いている。
と思ってたら、なんと今日は英語でトークイベントやってる、テーマは「AIと精神性」ですって。
そんなことが背景にあり、日本もデジタルノマドビザを発給するに至って、先月はTheDECK主催で彼らノマドを募って大阪城公園で花見が開催された。スバラシイ。
あいにく、当日は桜はまだ咲いていなかったらしいが、ノマドにとっては忘れられない体験となったはず。
さらには、4月11日にかけて、奈良の明日香村と大阪太子町まで足を伸ばし、村を巡り、古民家を訪ね、演劇まで鑑賞するなど、町の歴史や食事を体験するメニューを存分に楽しんだ。これ、準備するの大変だったと思う。
そんな外国人ワーカーのコワーキングに対する一番の要求は、深夜利用できること。時差のある中で仕事するので、当然といえば当然。
そういえば、以前、バリのコワーキングを訪ねたとき、ほとんどのコワーキングが24時間営業だった。夜になるとワーカーがやって来て、どこかの国と交信しながら仕事してた。
デジタルノマドを受け入れするのなら、都市圏にかかわらず、深夜利用は考慮しておいたほうが絶対いい。
となると、運営体制をどうするか。深夜勤務のスタッフを置くのか、いや、人件費がキツイので無人管理でスマホアプリで出入りOKとするのか、ガバナンスのところが大事になってくる。
下手すると、特に地方の場合、デジタルノマドのそういう生態が地元住民の神経を逆なでする可能性がなくもない。夜中にゴソゴソされてはおちおち寝てられない、とか。中南米のとある国では、ローカルカルチャーを毀損しかねないとして、「デジタルノマドは出ていけ」というプラカードが掲示されたことがあるぐらいだ。
で、考えた。
そこは深夜利用する日本人コワーカーに手伝ってもらえばいいんじゃないか。そうそう、みんなのコワーキングをみんなで運営する、昨日も書いた「運営者with利用者」だ。
というのも、コワーキング利用者の中には結構「夜型」が多い。かく言うぼくもそう。カフーツの営業時間は夜20時までだが、自分の仕事が乗ってくるのはだいたい21時以降、ピークはいつも23時〜2時あたり。わざわざ深夜コワーキングをやるのがお判りになるかと。
そういうコワーカーもまた、その「深夜コワーキング」を愛用していて、そういう環境が継続することを願っているだろうから、モノは相談、深夜の時間帯、仕事しながら利用者対応してね、と頼んでもいいと思う。ま、信頼できる人、という条件付きで。ぼくなら喜んでやる。
特定のニーズに合わせてコワーキングを運営するのも全然あり。それは同じ業種とか職種のワーカー、例えば、Eコマース、NPO、弁護士、なんかで括れるユーザーをメインにするパターンだが、
それとは別に、「時間軸」でサービスメニューを考えてもいい。「早朝割」とか「深夜割増」とか、タクシーみたいに、時間軸で利用料金を変えても、そろそろいいんじゃないかと思う。ついでに、深夜利用には夜食付きとか。
そういえば、ぼくが深夜コワーキングを思い立ったのは、このドラマの影響もある。
いずれにしろ、デジタルノマドの要求も踏まえつつ、今後、深夜コワーキングのニーズは高まるのは間違いない。
さて、こんな風にコワーキングに「これまでになかったもの」って何でしょね?意外とありそう。それが、新しいサービスメニューになるかもしれない。ちょっと考えてみよう。
ということで、今日はこのへんで。
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