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今さら電子書籍の作者への還元システムに目からウロコ:今日のアウトテイク#331(2024-10-14)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
"知性のある者はすべての事物、すべての人から学ぶ。平均的な人々は経験から学ぶ。愚か者は、すでにすべての答えを持っている。"
(出典不詳)
Ten Unknown Facts About #MercedesBenz 1. Founding and History: Mercedes-Benz traces its origins to Karl Benz, who...
Posted by Billionaire's Wisdom on Tuesday, October 8, 2024
#今さら電子書籍の作者への還元システムに目からウロコ
これは電子書籍についてちょっと目を開かされた思い。
まずはこの一連のTweetをお読みあれ。
何が恐ろしいのかって、Kindleなどの電子書籍の印税は、紙の本のそれとぜんぜん違うルールで支払われているということ。
紙の本の印税は、通常、印刷所から出荷された段階で、発行部数に応じて支払われる。そのことはここにも書いた。
つまり、あくまで紙に印刷した部数が前提。なので、実際に書店で何冊売れようが売れまいが、作者には印税が支払われる。よく考えたらおかしなシステムだ。
だから、最初に発行された折にはギャラが入ってくるのでいいのだが、これが売り切れるか、あるいは出版社に返本されて倉庫で在庫になってる本がなくならない限り、またまとまった部数が重版されないので、それまで次の入金はない。
ところが、だ。紙の本の在庫がなくなったとしても、その電子書籍版は、何千部も刷らなくてもいつまでも一冊ずつ販売され続ける。そうすると、ダウンロードされるたびに印税がカウントされる。
「実本だと発行部数での印税になり、重版しない限りは一回こっきりなんだよな。電子だとDL数に応じた印税なので、ECから商品が消えない限り、DLされるとお金が入ってくる。」
「紙版を買ってくれ。というのもみた事があるので…ごめんとか思ってたが。電子書籍でも、ちゃんと貢献出来てるようで良かった!」
「以前ならこれが古本屋の役割だったのかもしれないが、同じような状況でも電子書籍なら作家に還元される、という事なのかも。」
あーー、そうだった。ぼくはこれ、迂闊にも意識してなかった。自分も毎年、電子書籍で12年も前に出した翻訳本の印税をいただいているのに。バチが当たるゾ>自分。
この本は版元にはすでに在庫切れで、紙の本は中古本しか売っていない。
が、電子書籍版はずーっとこのページにあって、年に一度、印税の計算書が版元から郵送されてきて初めて知るのだけれど、12年たった今でも買ってくださる方が毎年おられる。誠に有難いことです。
電子書籍ってこういう年月経った作品でもセールになってたりすると買う機会があるのよね。リアルの本屋が「予期せぬ本との出会い」を電書には無い魅力とアピールしてるのを目にするけど、実は電書もそういう魅力は完備してる。
まったく、おっしゃるとおり。セール以外にも、Amazonの場合、類書をレコメンドしてくるので、そこに「予期せぬ本との出会い」が起こることは十分に有り得る。
先日、古本で買っても著者にお礼に気持ちを送金できる「カルチペイ」のことを書いたけれど、電子書籍自体、たとえ12年後であっても作者に還元できる構造になっていることに、あらためて目からウロコ。
中には「数年経って。まとめ買いとかもやるしなぁ」という意見もある。なるほどな〜。
ということで、ただいま、絶賛発売中のこのKinde本も、5年後、10年後も買っていただけることを期待して、宣伝をば。
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#Kindleでコワーキングコラム集Vo.1、販売中!
「今日のアウトテイク」からコワーキングネタだけをピックアップして、Kindle(電子書籍)でコラム集として発行するプロジェクトの第1号、ついに発行されました。
ぜひ、お読みください!
#メキシコ 、年間約12%の最低賃金引き上げへ
先日、この記事の「メキシコも週40時間就労制へ」の章で、
クラウディア・シェインバウム大統領が、2025年から年間最低賃金の12%引き上げと、週40時間への労働時間の削減を目指していると書いた。
今回、メキシコの上院は、最低賃金を少なくともインフレ率に合わせて毎年改定することを保証する憲法改正案を全会一致で可決した。
ちなみに、この国の最低賃金は現在1日248.93ペソ(12.80ドル)。日給ですよ。これを、今後、年間約12%の最低賃金引き上げを約束している。このあと、州議会の投票にかけられるが、過半数の州で可決される見込みとのこと。
そのへん、日本は一体どうなるのか?今度の選挙でそれも争われるのかしら。
それはそれとして、気になるのは週40時間への労働時間の削減のほう。これが数年したら週32時間、4日就労制になるのかどうか。先は長そうだけど。
それは日本も同じだけど、そのうち、追い抜かれたりするかも。
ウカウカしてたら判らない、いや、ホンマ。
#カフーツで起こるある生理的現象について
カフーツを利用する人の中に、来るなり必ず便意を催す人がいる。あー、つまり、「大」のほう。
聞けば、本屋さんに行くと同じ生理的現象が起こるらしい。
そういえば、うちには本があちこちに積まれてる。
「もしかして、インクの匂いですかね?」と彼は言うのだが、果たしてそうなのか?
そんな、来るなり、毎回同じ生理的現象が起こるコワーキングって、他にもあるんだろうか。
ちょっと調べてみたい気もするけれど、そんな暇はないな。
やめときます、はい。
ということで、今日はこのへんで。
(カバー画像:@felipepelaquim)
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