今日のアウトテイク#35「君は本当のコワーキングマネージャーが何者であるかをまるで知らない ほか」【メンバーシップ特典】(2023-12-23)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」
※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。
※読んで面白かったらぜひシェアくださいまし。
いまさらですが、真面目に仕事してたらSNSなんかやってる暇ないですよね。(ないない)
#今日のBGM
#今日のコトバ
"ここには知らない人なんていない。
まだ会ったことのない友だちがいるだけだ。"
(W.B.イェイツ)
There are no strangers here,
Only friends you haven't yet met.
(W.B.Yeats)
TikTokに投稿されたアイリッシュパブのクリスマスに因んだ広告。いい光景。最後にこの言葉が出てくる。
#今日の一枚
![](https://assets.st-note.com/img/1703316369419-Xbi3BtBi1N.jpg?width=1200)
背後に、高架のうーんと向こうの高層ビルから太陽光の反射が。
#君は本当のコワーキングマネージャーが何者であるかをまるで知らない
驚いた。
「受講費があるのか」てコメントされてた。
当たり前でしょ。
おまけに
「マネージャが増えすぎてしまう未来とか想像してしまってつらい。そんなに需要あります?」
て、何がツライのだろう?
今、世界がどれだけ有能なコワーキングマネージャーを必要としているのか知らないのだろうけれど、需要はめちゃくちゃある。
リモートワークが常態化してくるに連れ、これからもっと必要とされる。
ただし、求められているのはただの受付ではない。
スキルとセンスとホスピタリティを兼ね備えたプロのコワーキングマネージャー。
コワーキングの本質を理解しているスペース運営者は、鵜の目鷹の目でデキるマネージャーを探している。
コロナ禍以降、ヨーロッパでは、桁が一つ違うギャラを提示してヘッドハンティングしている。
この人がいるのといないとでは、コワーキングはぜんぜん違うものになる。
本当のコワーキングマネージャーが何者であるかをまるで知らない。
そんな人はこれ読んでね。
#テキストコミュニケーション
その「リモートワークが常態化」だが、それでますます必須となってくるのが、テキストによるコミュニケーション能力。
これまで、会話であれ電話であれ、音声で交信することで、意思の疎通や情報伝達を行ってきたが、リモートワークは居場所と時間を同じくしない者同士でこれをする必要があるため、いったん、文字に書き起こして送達(送信)しておき、一定の時間が経過した後、相手がそれを読んで理解し、また返信する、というプロセスが発生する。
このとき、遺漏なく、誤解なく、正確かつ迅速にモノゴトを伝えるためには、相応の文章力が求められる。いや、文章力というほど大層なものではなく、別に名文を書けと言ってるわけでもなく、読んで意味の通じるテキストを書いてくれればOK。なのだが、これができない人が結構多い。
日頃の話し言葉の感覚で書き飛ばしてくる。眼の前にいる人に話すような、つまり、省略し放題のコトバを書いてくる。コトバの切れっ端。
顔を合わしていれば、表情や声のトーンやしぐさなんかで言葉にできていないところも補完されて、なんとなく判る。
けれども、発信してから受信して開くまでの時間差のある書き言葉では、専ら「書いてあることだけ」、つまり文字だけが頼りで、それだけで理解しなければならない。
要するに、予めこの落差に気を配って書くか書かないか、そのホスピタリティがテキストコミュニケーションには求められる。だから、相手がそのホスピタリティの「ない人」だったら、面倒なことになるのよね。「どゆこと?」と。
一方で、時々、取材でインタビューしてると、まるで文章で書いたみたいに理路整然と話す人がいる。使う言葉も判りやすい。いま、編集している記事のインタビューイーもそういう人で、書き起こしを読んでても、全然、破綻がない。すごいなぁ。そのまんま記事にしてもいいぐらい。ただ、そんな人は滅多にいない。
と書いてて思い出したが、そういえば、スマホでも音声を録音して送信すれば、受信者はそれを開いて音声で聞ける。いちいち文字にしなくても済む。
ついでに、昨今、ChatGPTなどの生成AIが話題だが、当初、AIに質問する文章(プロンプト)を的確に書かないと、求める回答が得られなかったけれども、聞けばそれも今や、まるで人間に話しかけるように音声でやり取りできるらしい。
となるとですよ、ますます書き言葉は廃れるのかもしれないな。なんか、寂しい気もする。
気もするが、まあ、テキストではどーも埒が明かないと思ったら、結局、電話が一番早かったりするから、やっぱりオーラルコミュニケーションに優るものはないってことかな。
コミュニケーションは楽しい。
でも、難しい。
気配りを忘れずコミュニケーションしよう。
ということで、今日はこのへんで。
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