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カフーツでアナログなメッセージノートを再開する件:今日のアウトテイク#432(2025-01-23)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・よかったらコメントください
・よかったらシェアしてください
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます

■このnoteを1ヶ月単位でまとめたKindle本のVol.1、発売中です。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"幸運は大胆な人に味方する。"
(エミリー・ディキンソン)

#次回の「トーキング・コワーキング」は、明日、24日の19時からです。

毎回、おひとりずつ各地のコワーキング運営者の方をお招きしてお話を伺う「トーキング・コワーキング」。そのVol.5は、明日、24日(金)の19時から配信開始します。

ゲストは、兵庫県佐用町のコワーキング「コバコWork&Camp」を運営されている谷口悠一さんです。

「コバコWork&Camp」さんがまちづくりにいかに貢献されているのか、そこらへんを軸にいろいろお話を伺います。

参加費は無料です。

ぜひぜひ、ご参加ください。

#カフーツでアナログなメッセージノートを再開する件

昨日、カフーツの本棚を漁ってたら昔懐かしいノートを発掘した。

表紙にこうある。

ご利用の皆様へ
お名前と何かひと言をお願いします。
ひと言は今日の成果や思いついた事、手伝い頼むなど、掲示板的に自由に書いていただいてOKです。
よろしくです!

最初のページの日付を見ると2012年7月19日。うわー、12年以上前か。

これをはじめたのは確か、ゲストハウスに泊まると、よくリビングなんかにノートがあって、そこに宿泊した人がひと言残していく、メッセージノートとかゲストブックとか言うらしい、あれを見たからだった。

ウェブ上のSNSで即時的に発信され、脊椎反応的に返信するのではなく、物理的なノート、それもそこにしか存在しない一冊のノートを介して見ず知らずの人と交信する、しかも、書いた人は去っていく、次に来た人が読んでも直接交差することは普通ない。←ここにアナログならではの時間差とすれ違いがある。

このギャップが慌ただしい日常にちょっとした隙間を作る。そうあれです、「余白」。これはオモシロイ、コワーキングでもやったらどうかな、と思った。

今、読み返してみると実に感慨深い。日を追ってちょっと書き出してみると、

「セミナー資料作成、完成!」
「打ち合わせはできるし、仕事はかなり進むし、大満足!」
「今後、こういう講習を考えています」
「初コワーキングでした、なかなか良い空間でした、また来ます」
「ブログ記事一本、新しい案件の制作のさわりをしました。コワーキングは毎回発見があります」
「Excel会計分析表の作成の後、読書会参加」
「プロジェクションマッピングでお金儲けしたい!」
「決算のために、追い込むためのコワーキング!」
「かくていしんこく!」

と、読んでて「あー、皆、コワーキングの原初体験してるなぁ」と思わずニヤニヤしてしまう。

中には

「コワーキングの相談に来ました。大変参考になりました」
「伊藤さんにコワーキング事業協同組合の説明受けました」

というのもある。2012年というと「コワーキング協同組合」が発足した年だ。

と思えば、

「いきなりWordPress講座でした。教え合いながらだと早いですね」

これはコワーキングの本質を突いた発言だ。コワーキングは「教え合う場」であるのが前提。たとえそれがセミナーでも、講師だけではなくて参加者同士でもお互いに知っていることを教え合う。つまり、コミュニケーションありきがコワーキング。いつも言うけど。

ちなみにこれを書いたH氏は、その後、Concrete5で起業し、日本ではじめてのConcrete5のワークショップをカフーツでやってくれた。

コミュニケーションといえば、

「久々に人の集まりに参加できて、また課題が多くあることを改めて認識できました」
「伊藤さんや他の方々とのおしゃべりが楽しかったです」

という人も。ウレシイですね。

ついでに新聞の切り抜きを貼っつけた人もいる。「ノマドワーク」って懐かしい響き。

そうかと思うと、

「今日も伊藤さんは忙しそう(笑)」

(笑)て。まあ、いつもバタバタしてるからね。

あ、そういえばこんなこともあった。

「カフーツで夜明けをむかえてしまいました。フラフラですが、まー、楽しく話しましたよー!!ココだけの話♥ウフフ ヒミツ♥」
「カフーツにて一夜漬けですけど語りました。Web、デザイン、全てにおいて、色々、濃い内容でした」

最近も、たまに深夜コワーキングするけれど、この頃からその予兆があったというわけか。

ただ、2014年4月28日の「ミュージックジェリーVol.2(ほろ酔い)」という高橋さんのひと言で終わっている。

これ、なんで辞めてしまったのか、さっぱり思い出せない。まあ、時とともにカフーツの役割も少しずつ移り変わっていく。その流れに沿って、方法論も変わっていくので、自然消滅したのかもしれない。

が、今あらためて思う、これ、やっぱりいいな、と。なんでもかんでもデジタルにやることに、結構、疲れてきてる今日このごろ、こういう手作り感のあるツールのほうが、なんというか血が通うというか、そんな感じがする。

ぼくは毎日、この「今日のアウトテイク」をnoteに書き続けているけれど、それとは別に紙のノートにペンで「モーニングジャーナル」も毎日書いている。この手で書く、というのがいい。

ここにも書いてるが、

ただ、オモシロイのは書こうと思って書き出したことから、徐々に脱線していって、別の発想が生まれること。手が動くに従って、勝手に言葉が出てくる。つまり、自分を再発見する。あれは不思議だが、手を動かすことで脳が活性化されるらしい。

というアナログならではの効果が起こる。

そういえば、以前、いつだったか、noteにコワーキングスペースのマガジンを作って、そのスペースを利用された方の書いたnote(ブログ)をそこに収録していく、というアイデアを提案したことをがあった(と、今、思い出した)。

noteには、自分以外に他の人が書いたブログを自分のマガジンに(勝手に)収録できる機能がある。いわばコンピレーションだ。ぼくの書くコワーキング関連の記事も、ときどき未知の方のマガジンに収録されたりする。有難い。

この機能を利用して、コワーキングスペースがマガジンを起ち上げておいて、各コワーカーが個々に書いたnote(ブログ)をそのマガジンに収録することで、擬似的にそこに集う環境とする。そうすると、それを読んだ人がそのコワーキングに行ってみようかな、と思うかもしれない、そういうアイデアだった。

ただ、いちいちnoteのアカウントを作る必要があったりで、当時はあまり参加する人が増えなかった…、が、最近はnoteのアカウント数も700万を突破したらしいから、今ならOKかもしれない。いつも「お前はなんでも5年早い」と言われるけれど、これもそのひとつかな。

が、しかし。

そこをあえてリアルにこだわり、アナログで、紙でいくのもいいと思う。そこに行かなければ、そのノートにアクセスできない。行けば、来れば、自分もその輪に参加できる。いま、これのほうが大事ではないかしらね。

ということで、今年、カフーツではこの「メッセージノート」を再開しようと思う。あそうそう、今年のぼくのテーマは「再開」だし。

ただし、書きたい人が書く。強制はしない。気が乗らなければ、必ずしも書かなくてもOK。そこは徒然に参ります。

書くといえば余談だが(またか)、「コワーキングプレス」では、全国各地のコワーキングスペースとその周辺の人たちや出来ごとをリポートしていただく「コワーキングプレス・ペンクラブ」をはじめた。

こういう趣旨。

あなたの町のコワーキングのこと、そのコワーキングにまつわるいろんな出来ごと。それに「あなたのこと」「あなたのお話」をぜひ読ませてください。コワーキングでこんなことをした、こんなことがあった、こんな人がいてこんな話をした。何でもOKです。

あるいはコワーキングを利用していて気づいたことや思いついたアイデア、ご提案も大歓迎です。その投稿がどこかのコワーキングの運営のためのヒントになることもあります。

また、そのコワーキングスペースの会員さんである必要もありません。たまたま利用したコワーキングでのことを、日記のように書いていただいてもOKです。

これを読んだ方が、「そのコワーキング、行ってみたい」と思ってもらえば万々歳だ。よかったら、上記のページから参加お申し込みください。

ということで、「再開」が少しずつ増えていく2025年の1月。「トーキング・コワーキング」も今月、再開した。

その次は「メッセージノート」だ。

ということで、今日はこのへんで。

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