今日のアウトテイク#78(日曜無料版)「ワークの未来を共創する ほか」【メンバーシップ特典】(2024-02-04)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」
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日曜日は、軽い感じで。最後は大事なことを。
#今日のBGM
#今日のコトバ
"正常とは舗装された道路のことだ。
歩くには快適だが、花は咲かない。"
(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)
Posted by Good Words on Wednesday, January 24, 2024
#風に吹かれて
コインパーキングの駐車券をなくしてしまった。
胸のポケットに入れたつもりが、いざ精算しようと思ったら、ない。
運転席やドアポケットや後ろの席やデイパックの中まで探したが出てこない。
困った、と思ってたら、孫が「もしかしてこれ?」と黄色いチケットを手に持ってる。
印字された時刻を見ると、まさに入庫した時間。
これだ!
少し向こうの地面に落ちてたらしい。
うっかり落としたのが風に吹かれて飛ばされたのか。
よくぞ見つけてくれた。
しかも、夜の暗い駐車場で。
聞けば駐車券紛失は有無を言わさず1800円課金されるらしい。
それが500円で済んだ。
しかし、注意散漫も甚だしい。
落ち着け、自分。
#他所の国で。他所の国の言葉で
その孫があるアルバイト先でマレーシア人の留学生と知り合った。大学は建築系へ進むらしい。もちろん、日本語はペラペラ。
その彼が日本の学生はエライ、と言う。なぜかと問えば、「学校で学びながらアルバイトもする。そんな学生は欧米にはいない」と。ホントに欧米にはいないのかどうか知らないが、彼には日本の学生が「勤勉」と映っているようだ。
褒めていただけるのは嬉しいが、残念ながらそうではない。学費を賄う、もしくは支援する日本の制度、システムが貧弱なために、自らお金を稼がねばならないだけ。
アルバイトは、学生のうちに社会を知るいい機会にはなるけれども、勉強する時間を奪ってしまう。その挙げ句、自主的に学ぶモチベーションを下げることにもなりかねない。これを当たり前とする学生ライフは、果たして学生のためになっているのか。
ところで最近、コンビニで東南アジア系のアルバイト店員さんをよく見かけるが、日本語堪能で客対応もそつがなく、あらゆるタスクを淡々とさばいていく、その立ち居振る舞いにたびたび感心してしまう。
下手すると日本人アルバイトよりホスピタリティ度が高い。彼らも学業を修めつつ、アルバイトしている。それも他所の国で。他所の国の言葉で。
彼らのほうが、よっぽど勤勉だと思うのはぼくだけだろうか。
#メンバーシップ、初月度無料はじまりました
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#日本版デジタルノマドビザのピントのズレについて
ひとりのデジタルノマドの消費に期待するより、ひとりのデジタルノマドがローカルのワーカーとつながってビジネスを起こすほうが、その地に継続的な経済効果を生むのは明らか。どっちがトータルでローカルに益するかは子供でも判る計算だと思うのだが。
一体、どこを見て政策立案しているのだろう。
#ビジネス書の賞味期限
ちょっと前のビジネス書が面白い。
新刊ではなくて、5年〜10年ぐらい前のそれ。
今読んで、その後、どうなったかを検証できる。
そうすると、当時、時代の最先端を行くと崇められていた説が、だいたいあてにならない、ということが判る。
活字になってるからって鵜呑みにしないほうが身のため。
批評精神を以って試してみる、というぐらいがちょうどいい。
ただ、ごく稀に、未来を見事に言い当てている人がいる。
あてになる著者を見つけるには10年かかる。
#ワークの未来を共創する
10年もしないが、2年前のインサイトを読み返して「確かにそう」と頷くこともある。
今日、Facebookの「思い出」に2年前のこんな投稿が上がってきた。
The future of business is:
- remote first
- 4 day work weeks
- radically transparent
- community owned and driven
- diverse, equitable, and inclusive
これからのビジネス:
- リモートワークありき
- 仕事は週に4日
- 徹底的な透明性
- コミュニテイが所有しコミュニテイが成長させる
- 多様性、公正性、包括性
(David Spinks)
これは確かTwitterの投稿をシェアしたんだったと思うが、パンデミックを経て我々の働き方が変容する中、これからのビジネス像を的確に言い当てていたと思う。
特に、ここんとこ頻繁に取り上げる「週4日就労制」は、今や各国で実証実験が行われ、実現へのプロセスもより具体的になってきている。
「週4日就労制」のことは、過去に何度か書いていて、以下はそのリストだが、
実証実験についてはこれに詳しく書いた。
もうひとつ、コミュニティがビジネスを所有し成長させるというのも、例えば世界中で協同組合の存在感が増してきていることに鑑みれば、案外、そう遠い先のことではないだろうと思われる。
ぼくはそれが、いわゆるPlatform Cooperative(プラットフォーム協同組合)のカタチ、つまりインターネット上での組合的経済活動として結実することを想定している。
David Spinks氏は、CMX(Community Manager Exchange)というコミュニティ専門のイベントやリソースを提供する企業の創業者で、コミュニティの構築と成長に関する専門家として知られている。著作もあるが、未訳。
ちなみに、ぼくがテーマにしたいのは、The future of business ならぬ The future of work 、「ワークの未来」。
メンバーシップの「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」はコワーキングという仕組み(もっと言うと概念)を通して、来るべき社会の働き方=生き方を考えようという意味であり、「移働の時代」は文字通りリモートワークを前提とした時代が新しい働き方を明示する、ということ。つまり「ワークの未来」を共創することが目的だ。
このメンバーシップを軸として、この「今日のアウトテイク」を更新し、毎月一回のオンライン・トークセッションを開催して、参加者間で情報共有、意見交換、アイデアの創出を行っている。
2月から<初月度無料>がはじまったので、よかったら試しに参加ください。
最後は宣伝になってしまった。
ということで、今日はこのへんで。
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