見出し画像

mixi2が20年越しで目指すSNSのあるべき姿と当時ぼくもちょっとした関わりがあった件:今日のアウトテイク#428(2025-01-19)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・よかったらコメントください
・よかったらシェアしてください
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます

■このnoteを1ヶ月単位でまとめたKindle本のVol.1、発売中です。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"リーダーがいなくても機能する演奏家の最大数は、正式かどうかは別にして5人です。これは間違いありません。"
(ペーター・ハンケ)

#次回の「トーキング・コワーキング」は、24日の19時からです。

毎回、おひとりずつ各地のコワーキング運営者の方をお招きしてお話を伺う「トーキング・コワーキング」。そのVol.5は24日(金)の19時から配信開始します。

ゲストは、兵庫県佐用町のコワーキング「コバコWork&Camp」を運営されている谷口悠一さんです。

「コバコWork&Camp」さんがまちづくりにいかに貢献されているのか、そこらへんを軸にいろいろお話を伺います。

参加費は無料です。

ぜひぜひ、ご参加ください。

#メンバーシップ 「Beyond the Coworking」のお知らせ(告知)

noteメンバーシップ「Beyond the Coworking〜移働の時代〜」では、毎日書いているこの「今日のアウトテイク」が読み放題です。

BASICプランは月額1,000円で、1本300円の記事が月に30本近く読み放題になります。つまり、9,000円→1,000円、です。しかも、過去記事も読み放題です。

PLUSプランは月額2,000円で、それにオンラインイベントの参加権利も付きます。

いずれも、初月度無料です。
よろしければ、お試しでご参加ください。

#コワーキングマネージャーが心がけること(の3つ)

偶然、X(旧Twitter)で見かけた動画にいたく共感したので共有します。(すみません、この方には無断です)

これ、コワーキングマネージャーの仕事でもありますね。

・その人に興味を持って接すること。
・その人の得意を引き出してあげること。
・で、その人が楽しんで仕事するようにしてあげること。

別に会社組織の人でなくても、というか、むしろコワーキングを利用するフリーランサーや小規模事業者にこそ、こういう対応が必要。もちろん、そこには(豊田社長が言うように)上から目線はなくフラットな関係であることが前提。

決して「お客様」として扱うのではなく、その逆で、上下関係のない「仲間」として遇するということ。コワーキングはそういう関係が前提にあってこそコワーキングとして機能する。

これね↓

#cosacが3ヶ月無料お試しキャンペーン中(告知)

コワーキングスペースのイベント情報の共有と収益の再分配を実現するアプリ「cosac」が、ただいま、「アカウント取得後3ヶ月無料お試しキャンペーン」を実施中です。

コワーカーの小さな行動がコワーキングスペースを、そしてコワーカーのカツドウを支援するアプリ「cosac」。ぜひ、コワーキングスペースの運営者の皆さんに、ご利用いただきたいと思います。

まずは、上記のページからアカウント登録をお申し込みください。
よろしくお願いします!

#コワーキングプレスの「ペンクラブ」メンバー募集中(告知)

コワーキング協同組合が運営するウェブメディア「コワーキングプレス」では、「コワーキングプレス・ペンクラブ」がスタート、記事を書いていただける方を募集しています。

「ぼくも、わたしも書きたい」という方。
ぜひ、上記ページから参加申し込みください。

#mixi2が20年越しで目指すSNSのあるべき姿と当時ぼくもちょっとした関わりがあった件

昨年12月に突然はじまった、mixi2。ぼくも懐かしさと共に、今のSNSの抱える課題にもしかしたら答えてくれるかもという期待を持って早速アカウントを取得した。

その時のやや興奮気味のnoteはこちら。

その課題感を、このインタビュー記事でmixi代表の笠原健治氏も述べている。

mixi2の開発をはじめた3つの理由のうちの、ここ。

2つめは、現代のSNSへの問題意識だ。もともとのSNSは“つながった人との関係性を深める”というコンセプトだったが、「レコメンドを強く効かせることで、よりメディア化していく」という昨今のSNSの潮流に対して、mixi2ではあえて原点回帰を目指した。「(今のXやFacebookが)自分中心ではなく、より……なんでしょうね、自動的に(コンテンツを)見せられる形に変わっていっていますよね。そのことへの問題意識がありました」

これは多くのSNSユーザーが感じているところではないかしらね。ぼくもそうで、まず気に入らないのは、はじまった当初はユーザー同士の対話の場として機能していたけれども、最近は広告や承認欲求が目立つようになり、対話どころか誹謗中傷が繰り返されていわゆる「炎上」が日常茶飯事になってしまっていること。

それに加えて、サービスを提供するプラットフォーマー側がアルゴリズムに則って勝手にレコメンドしてくる投稿など、はっきり言ってウザイことこの上ない。ああいう環境で、真摯に冷静に意見交換(決して議論ではなく)しているユーザーを見ると、本当にホッとする。けれども、そもそもそういう場であったはずが、プラットフォーマーの思惑でそうでなくなっていて、余計な情報に振り回されているのが現状だ。

その時間が長ければ長いほど、プラットフォーマーの広告ビジネスは成り立つ。無料で使わせてもらっているという引け目はあるかもしれないが、いやいや実は無料ではない。我々ユーザーは我々の情報を提供することで彼らはそれを利用し、ビジネスにしていることを忘れてはいけない。我々は立派な取引をしているということ。

しかし、ユーザー側のSNSとしてのニーズを満足させているとは言えないとすれば、(一部のビジネス用途のユーザーを除いて)この取引は割に合わないんじゃないか。

「自分たちとしては、つながった人との関係性を深められるとか、同じ興味関心についてコミュニケーションできるサービスを作りたいと思っていて。そのために必要な機能を、さまざまなアイデアを出し合いながら、チーム内でもその辺は本当にいっぱい議論しました」

日本にSNSがはじまって20年を経過した今、そこに立ち返るとタイミングであるように思える。

「自分が主役になれるSNS」というコンセプトだ。「誰かがバズっているのを見る、レコメンドされたものを見て、周りから情報収集するだけのSNSというよりは、自分が中心となれるSNSだといいな」

mixi2は、一気に大量のフォロワーを集める作りにはなっていないと見受ける。招待制を取ったのがその現れだ。で、それがいい。なんでも多いほうがいいというのは子供じみている。もちろん、ビジネスの論理から言うと数ありきだが、もはやそのビジネスという尺度を外したSNSが求められていると思う。

かといって、継続するには何らかの収益モデルが必要だから、早晩、mixi2にも広告なりが掲出されると思う。が、そこにもなにか工夫が凝らされるような気が(希望的に)する。←こういう、「こうあってほしい」と思わせることも、ウェブサービスには大事なのよね。

ところで、ぼくはmixiに対して特別に個人的な思い入れがある。

もう20年近く昔のことだから書いてもいいと思うので書くが、2007年頃、ぼくは今のカフーツのあるビルの2階にひとりで部屋を借りて仕事していた。

そこに当時のmixiの関連会社の社長と幹部の方が、東京からわざわざ来られたことがある。

一体、なんの目的であの狭っ苦しいオフィスにおいでになったのか?それはこういうことだった。

ここから先は

2,306字
この記事のみ ¥ 300
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

最後までお読みいただき有難うございます! この記事がお役に立ちましたらウレシイです。 いただいたサポートは今後の活動に活用させていただきます。