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全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリ「cosac」が運用開始:今日のアウトテイク#349<特別版>(2024-11-01)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます


#今日のBGM

#今日のコトバ

"悠々として急げ。"
(開高健 / アウグストゥス)

全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリ「cosac」が運用開始

ようやく、この日を迎えました。

かねてより開発、テストを実施しておりましたスマホアプリ「cosac」の運用を、本日、11月1日から正式に開始します。

これは全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリです。

コワーカーの小さな行動のひとつひとつが、コワーキングならびにコワーカーの相互扶助を促進し、いずれひとつの経済圏を構築するその一歩とします。

以下に「cosac」の機能と目指すところについてご紹介します。ぜひ、お読みいただき、「cosac」にご参加ください。

スマホアプリ「cosac」で実現すること

(1)コワーキングで開催されるイベント(オンライン、オフラインとも)の情報をそのコワーキングが登録・公開し、このアプリを使用するすべてのコワーキングスペース間で共有する

(2)各コワーキングが発行する無料アカウントを有するコワーカーがアプリ上でイベントに参加申し込みし、決済する

(3)決済が完了するとそのコワーカーにアカウントを発行したコワーキングに紹介手数料を受け取る権利が付与される

(4)併せて、このアプリによって組合がプールする積立金の中から、起業・創業などコトを起こすコワーカーに資金提供する

※コワーキング=コワーキングスペースのこと
※コワーカー=コワーキング利用者のこと
※イベント=セミナーやワークショップ、トークセッション、カンファレンス、フォーラム、交流会、パーティ等々、コワーカーを募って開催されるもの
※コト=ビジネスに限らず社会課題の解決なども含めたコワーカーの活動のこと

まとめますと、

全国のコワーキングをひとつの共同体として連携し、その共同体の一員であるコワーカーの小さな行動のひとつひとつが、コワーキングならびにコワーカーの相互扶助を促進する、善循環のエコシステムを実現する

ということです。

スマホアプリ「cosac」が提供する各機能

このアプリでは、初期段階において以下の機能を提供します。

(1)コワーキングスペース基本情報と各コワーカーのプロフィールページ

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コワーキングスペースの基本情報、運営者プロフィール、コワーカーへのメッセージを掲載し、アプリ利用者が情報を検索参照し、自分が利用したいシーンにあったスペースを見つけることが可能になります。また、公開情報は、各スペースが随時更新できるものとします。

利用するコワーカーは、プロフィールを公開できます。どんな職種でどのような技能・知識・経験があり、どんなカテゴリの案件に対応できるかなどを掲載することで、営業ツールとして活用することが可能です。

この情報をもとにコワーキングスペースや他のコワーカーが仕事を頼みたい人を探しているときにメッセージ等でオファーをかけることも可能になります。(第2フェーズで「パートナー検索機能」も実装予定)

また、公開範囲はコワーカーが任意に設定可能ですが、コワーキングスペース側としては自身のスペースや、過去のイベント参加者の属性を把握しマーケティングへ活用することが可能となります。

(2)メッセージ交信機能

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日頃のコミュニケーションツールとして、コワーカー同士、コワーキングスペース運営者とコワーカー全員、そしてスペース運営者と特定のコワーカー間でメッセージを送受信することが可能です。言い換えると、コワーキングに紐付けされる人たちだけのSNSです。

従来、コワーキングの情報伝達の方法として既存のSNSを使うケースが多くありましたが、今日では多くの情報の波に飲み込まれて、コワーキングが真に伝えたいことをコワーカーにもれなく伝えることは困難になっています。また、アルゴリズムの変更に伴い、交友関係からの情報より、過去の行動履歴に基づいた広告やおすすめ投稿などが増えてきていることも災いしています。

一部、SlackやTeams、あるいはDiscordなどのウェブサービスを導入しているコワーキングもありますが、このアプリの初期段階での目的は専らコワーキングで開催されるイベント情報の共有と収益の分配ですので、もっとシンプルに、あえてクローズドな環境下で交信できるツールを提供することが、プロジェクトの前提になると考えました。

この機能により、顔を合わせる機会が少なくなってもコミュニティが維持できます。

(3)イベント登録・告知・集客・決済機能

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コワーキングスペースによるイベントの告知と集客、参加の申し込みの受け付け、さらに参加費の事前決済機能を、手の平に乗るスマホアプリひとつで提供します。これにより、今まではコワーカーにダイレクトに伝えられず機会損失となっていたことを防げると共に、ツールの一本化による手間の削減が図れます。

なお、参加費の支払いは、決済代行サービスのStripeとの連携により参加申し込みの段階で完結します。事前決済することでドタキャンのリスクも回避できます。

さて、ここまでは既存のサービスとそう変わりはありませんが、「cosac」の真骨頂と言えるのが以下の機能です。

(4)コワーキングスペース連携およびイベント情報の相互提供と収益分配機能

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イベント情報を共有する機能により、ひとつのコワーキングスペース内だけではなく、アプリでつながっている他のコワーキングスペースのコワーカーにも通知でき、広い地域からより多くの参加者を募ることが可能になります。

この時、そのコワーカーにアプリのアカウントを発行したコワーキングスペースが紹介手数料を収受できる権利を付与します。

例えばAというコワーキングスペースが主催するオンラインのセミナーに、Bというコワーキングスペースがアカウントを発行したコワーカーCが参加した場合、コワーキングスペースBに受講費の5%を紹介手数料として支払うという仕組みです。

これにより、主催する側のコワーキングスペースは広く参加者を募ることができ、結果的にコワーキングも講師も収益が増すと共に、アカウントを発行した(=受講者を紹介した)コワーキングにも収益が発生します。

紹介手数料は通常の参加費(受講費)の5%ですが、このプロジェクトに参加することで、わずかずつとはいえ、自前でイベントを企画しなくても売上が上がります。そして、アプリを利用するコワーキングとコワーカーが増えるに従って、塵が積もって山となります。

システム内では、協力するコワーキングスペース(この場合、B)がアプリ内に登録されたイベント情報の中からコワーカーに伝えたいものを選択さえすれば、コワーカーへの告知と集客、決済、手数料の分配を自動的にシステムで処理されます。またコワーカーが、アプリ内で興味のある分野からイベントを検索することも可能です。

この時、コワーカーBがどこのスペースのどんなテーマのセミナーに参加したかをデータベースに保存し、コワーキングBもその情報を、今度は自前でイベント企画する際に役立てることができます。(ただし、コワーカー情報は本人の希望により公開範囲の制限は可能とします)。

本アプリを利用する全国各地のコワーキングスペースをネットワーク化し、イベント情報を相互に提供し合う仕組みを構築することで、コワーカーは複数のコワーキングスペースのイベントが一覧でき、どこのコワーキングスペースのどのコンテンツにも参加できるようになります。

逆に、コワーキングスペースはこれまで自前のユーザーリストに限定されていたデータベースを何倍もスケールアップして活用できるようになります。

さらに、もうひとつあります。実は、クラウドファンディングの際に最も共感いただいたのがこの機能です。

(5) 手数料収益の一部をプールし起業・創業資金を提供する機能

コワーカーがイベント参加費を決済する際に組合が収受する手数料15%のうち、5%を組合が積み立て(プール)しておき、年に一回、公開の審査会を経てコワーキングスペースまたはコワーカーの事業計画や起業プラン、活動計画に対して資金援助します。

(クリックで拡大)

これはコワーキングという共同体の中から、起業・創業、あるいはビジネスに限らず社会的インパクトを伴うさまざまな活動のための資金を、このプロジェクトに参加する皆の総意で以って提供するものです。

ここにおいても、人と人をつなげ、コトを起こし、新しい価値を生むハブであり、インフラであるコワーキングというスキームを活かしたいと考えています。

これは当組合が一般の事業会社ではなく、事業協同組合という組織形態であることも大いに関係しています。事業協同組合は非営利法人ではありませんが、組合員である事業者(個人、法人問わず)の事業支援のためにある組織です。従って、プールした資金を事業者に還元するのは理に適っています。

結果として、システムの手数料15%のうち、5%をコワーカー紹介手数料として支払い、5%を積み立てておいてコワーキングスペースまたはコワーカーへの資金援助に回し、残りの5%を組合が収受します。Stripeの決済手数料3.6%はここから捻出するので、組合の手残りは1.4%となります。

コワーキングとコワーカーのアカウント発行について

「コワーキングスペースのアカウント」

コワーキングスペースはコワーキング協同組合の組合員になることでこのアプリを使用できます。

組合の加入者は出資をして組合員となります。コワーキング協同組合の出資額は一口1,000円、3口(3,000円)以上と、世間一般の組合出資金と比べて非常に少額です。資金は退会時に返金されます。

また、組合員には賦課金という年会費が毎年課せられます。コワーキング協同組合の年会費は6,000円(月500円)です。これも、極めて安価です。言い換えますと、わずか月額500円でこのアプリを利用できます

※※※ 3ヶ月間「月額利用料なしのお試しキャンペーン」※※※

ただし、今回のスマホアプリ「cosac」の正式リリースに際しては、組合への加入をアカウント取得後3ヶ月間猶予する「月額利用料なしのお試しキャンペーン」を実施します。3ヶ月後に退会いただいてもOK。(ただし、イベント参加費の決済時にはシステムの手数料は課金されます)

「コワーカーのアカウント」

コワーカーのアカウントについては、そのコワーキングスペースのメンバー(マンスリー会員等)の他、ドロップイン(一時利用)利用者であっても、そのコワーキングがそのコワーカーをこのアプリを利用するに妥当であると判断した場合、そのコワーキングによってアカウントが発行されます。コワーカーのアカウントは無料です。

もし、ご利用のコワーキングスペースが「cosac」に参加されていない場合は、ぜひスペース運営者の方にお話しいただければ幸いです。

コワーキング協同組合について

このプロジェクトを起案し推進するのは、経済産業省の認可法人である「コワーキング協同組合」です。2012年に国の承認を得て事業協同組合として設立されました。

事業協同組合は、組合に加盟する事業者のビジネスをサポートする「事業者のための共同体」です。協同組合は株式会社ではありませんので株はありません。事業者が各自出資(後述)をして共同体の一員となり、かつ、この組織を共同で所有します。いわば、組合員=株主といった立ち位置になります。

従って、組合員には議決権があります。ただし、株式会社と違って出資金額の多寡に応じて議決権が増減しません。いくらの出資額であったとしても、3,000円でも300,000円でも、議決権は公平にひとり一票です。

コワーキング協同組合では、主に以下の事業を行っています。

この中でここ数年とみに多いのが「コワーキングスペース開業支援」のご相談です。特にコロナ禍以降、その数も増加傾向にあります。

コワーキング協同組合には、日本のコワーキング創世記からその発展・普及に努めてきた現場を知りぬいたエキスパートが多数おります。また、全国のコワーキングスペースを訪ねる「コワーキングツアー」の開催や、各地のコワーキングスペースを紹介するメディア「コワーキングプレス」の運営など、各地のコワーキングスペースとの連携も行っております。

今回のプロジェクトは、コワーキング運営のご相談に対応する中で浮かび上がってきた課題を解決するために企画されたものです。

全国のコワーキングとコワーカーがネットワーク化することで、相互に助け合い、継続可能な環境を維持する。まさに、コワーキングの本質をさらにアップデートするこのプロジェクトを、当組合はコワーキングの共同体として推進してまいります。

このアプリが実現することの本当の意味

「cosac」は、コワーキングスペースがイベント情報を提供し合い、同時にコワーカーが自由にイベント参加することで、お互いにコワーキングスペースの維持継続のために寄与貢献する相互扶助の仕組みを提供するものです。

これは、よくお話しする以下の「コワーキングの5大価値」の概念にも合致するプロジェクトです。

「コワーキングの5大価値」についてはこちらの記事も参照ください。

当組合は、過去12年の間に、いわゆる「草の根」的なさまざまな活動を通じて全国各地のコワーキングスペースとのつながりを構築してきました。そのネットワークをベースに早期にこのアプリを開発、提供したいと考えています。

「cosac」では、プラットフォーマーによる利益の寡占ではなく、プロジェクトに参加する者がつながり合うことで、適正に利益を分け合うビジネスモデルが実現できます。

プラットフォーマーが一人勝ちするのではなくて、協力する皆に分配される仕組みが理想であり、それこそがシェアリングエコノミーたるコワーキングの本質だと言えます。

蛇足ですが、いつもお話しする「コワーキング曼荼羅」にも「シェアリングエコノミー」がしっかりあります。

こうしたコワーキングの理念に基づいた共同体を維持継続することが、結果的にコワーカーの理想とする環境整備につながっていること、そして、そのことに自らも参画して実現に協力するコワーカーのためにもなると確信しています。

そしてまた、この仕組みがいずれひとつの経済圏を構築し、新しい価値を創造するエコシステムを実現する、そのファーストステップになることを期待しています。

本プロジェクトは、「コワーキングスペースをネットワーク化し収益をシェアする」ことでコワーキングそのものをアップデートする、世界でもまれに見る画期的な取り組みとなります。

ぜひ、コワーキングスペースの皆様には、この趣旨をご理解いただき、スマホアプリ「cosac」へのご参加をお願いします。

アカウント申込みは以下のページからどうぞ。

また、「cosac」の利用を希望されるコワーカーの皆さんは、ぜひご利用のコワーキングスペースに参加を呼びかけてください。

不明の点は何なり、下記ページからお問い合わせください。

どうぞよろしくお願いします。

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