
WeWorkもはじめた家主との共同経営を検討しよう:今日のアウトテイク#355(2024-11-07)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
"人生に意味なんかないよ。
だって暇つぶしじゃん。
暇なんだよ みんな。"
"どうにもならないことなんて
どうにでもなっていいんだよ。"
"「生活」と「人生」は違うんよ。
質素な生活でも、豊かな人生。"
"何が正しいなんて分からんでしょ。
死んでも答えは出んよ。
だから好きだと思うこと、
やるしかないんじゃないかなあ。"
"幸せを手に入れるんじゃない。
幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ。"
"言いたいことは言おう。
その時は心を込めて言おう。"
"ルール破っても、
マナーは守れよ。"
"楽しいことをしたいんだったら、
楽はしちゃダメだと思うよ。
楽しようと思ったら、
楽しいことは諦めなきゃダメだね。"
"大リーグで活躍したいというのは夢じゃないよ。
野球をしたいというのが夢だ。"
"この世には、何一つ決まったことなんてないんだよ。
ただ、そう思いこんでるだけ。"
"誰かのサイズに合わせて、自分を変えることはない。
自分を殺すことはない。
ありのままでいいじゃないか。"
"やっぱ『死に方』より
『生き方』だよな。"
(甲本ヒロト)
どれか一つにしようと思ったけれど、どれもいい言葉なので全部あげた。
#コワーキングプレス 「ペンクラブ」メンバー募集開始
今回、コワーキング協同組合が運営するウェブメディア「コワーキングプレス」にて、全国各地のコワーキングスペースとその周辺の人たちや出来ごとをリポートしていただく「コワーキングプレス・ペンクラブ」のメンバー募集を開始しました。
ペンクラブのメンバーは、モノを書くからと言って必ずしもプロのライターさんでなくても構いません。書くことがお好きなら、そしてコワーキングに愛着を感じておられる方なら、どなたでもご参加いただけます。
あなたの町のコワーキングのこと、そのコワーキングにまつわるいろんな出来ごと。それに「あなたのこと」「あなたのお話」をぜひ読ませてください。コワーキングでこんなことをした、こんなことがあった、こんな人がいてこんな話をした。何でもOKです。
ぜひ、ご参加ください!
#全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリ「cosac」が運用開始
かねてより開発、テストを実施しておりましたスマホアプリ「cosac」の運用を、11月1日からスタートしました。
これは全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリです。
コワーカーの小さな行動のひとつひとつが、コワーキングならびにコワーカーの相互扶助を促進し、いずれひとつの経済圏を構築するその一歩とします。
上記のサイトをご覧いただき、ぜひ、「cosac」にご参加ください!
#WeWorkもはじめた家主との共同経営を検討しよう
WeWorkがボストンの一等地のオフィスビルの3フロアを、「レベニューシェア契約」で運営する契約を交わしたという話。
「レベニューシェア」、つまりビルオーナーに家賃として払うのではなく売上をシェアすることでそれに代える契約。
WeWorkは、ビルオーナーとオフィスの長期賃貸契約を結び、そのワークスペースを短期的に貸し出すこと、つまりサブリース業で急成長を遂げたが、思うように契約更新するテナントが集まらず、売上よりもコストが嵩んで事業が回らなくなった。で、破綻した。これをコワーキングの失敗という人もいるがそれはまったくお門違い。単なる転貸業の失敗。
が、その後、ニューヨークなど過剰に開発した拠点を次々とクローズしつつ、エリアごとに復活の狼煙を上げ、最近、イギリスなんかからちょくちょく元気な情報が入ってくるようになった。
これもそのひとつで、家主との共同経営でうまくコスト負担を分散していることをこう自賛している。
このような戦略を通じて、不動産の運営者や所有者は、柔軟なワークソリューションに対する需要の高まりを共有し、テナントに差別化されたワークプレイス体験を提供することができ、同時に今日のオフィス市場で競争力を維持することができる。
今ごろ何言ってるの?感がすんごいするけれど、まあ、言ってることは正しい。よかったね、気がついて。
で、その手法で世界中で勢力を伸ばしているのがIndustriousだ。そのことはここに書いた。
このやり方の何がいいかというと、こういうこと。
家主と利益を共有する管理契約モデルでは、需要が旺盛なときのアップサイドは制限されるが、スペースを求める人が減ったときのダウンサイドは大幅に減少する。
つまり、売上が少ないときはその額に応じた分配率で支払いが制限され、逆にどんどん上がっても、あらかじめ決めておいた上限額で家主への支払額は制限される。なので、起ち上げ直後、数ヶ月ないし1年ぐらいの売上の少ない時期もなんとか持ち堪え、軌道に乗ってきても利益を確保できる。
ぼくはこの契約形態が理想的だと思っていて、14年前に(Industriousと比べ物にならないほど小さな)カフーツを開いたときに、ビルオーナーと「実証実験」するための契約を1年だけ交わして、売上を折半することでスタートした。
それはここに書いた。
たまたま話の分かるオーナーだったのもあるけれど、これからコワーキングをやろうという人は、別にWeWorkやIndustriousに限らず、こういう話に乗ってくれる家主を探すということも検討すべきだと思う。
というのも、これまでのオフィスビル業の論法とは違う方法が試されるフェーズに入ってるから。
WeWorkが行った調査によると、企業のワークスペースに対する意識がかなり変化している。
・86%の回答者は、今後5年間で、収益性と組織の文化にとってオフィスの重要性が増すと予測している。
・82%の完全なオフィス内企業、および76%のハイブリッド企業が、自社のワークプレイス戦略が従業員の生産性にプラスの影響を与えたと回答したのに対し、リモート組織の3分の2にとどまった。
・59%が、今後2年間にワークスペースを増やす予定がある企業のうち、従来のオフィスよりもフレキシブルなオフィスを選んでおり、これにはリモート企業のほぼ4分の3が含まれる。
最後の「59%が、従来のオフィスよりもフレキシブルなオフィスを選んでおり、これにはリモート企業のほぼ4分の3が含まれる」というインサイトは、スペースを提供する側にも利用者の利用形態に応じてフレキシブルな対応を迫られるということであり、ひいてはそのためのコストをどう負担、または分散するかによって運営スタイルも変わってくることを暗示している。
そこでぜひ考えるべきなのが家主との共同経営だ。
今思い出したが、これ、今年のはじめにも言ってたことだった。この記事の「#6位 家主とより良い契約を結ぶ」のところ。
家主との共同経営は、いわばコラボだ。コラボはコワーキングのお家芸。そう言って、ビルオーナーと交渉してみよう。

最初は小さく、ぼちぼち育てて、徐々に仲間を増やしていく。で、ある程度安定してきたら、今度はコミュニティでそのコワーキングを所有し運営することを考える、のもアリです。
#冬が来た。
急に寒くなったね。
ファンヒーターつけるほどでもないから、足元だけ電気ストーブ。
そう、電気ストーブ。
スチーム機能もあるけど使ったことはない。
よく見たら東芝製だった。
これ、いつからカフーツにあるのかな。
もう10年以上?
物持ちはいいほうです。
冬が来た。

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ぜひ、お読みになって感想などお聞かせください!
ということで、今日はこのへんで。
(トップ画像:WeWork)
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