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カフーツ11周年記念オンラインイベント『元気です』の動画を一挙公開

去る5月15日、2010年5月15日にオープンしたカフーツは満11歳になりました。ここまで続けて来れたのはひとえにコワーカーの皆さんのおかげと感謝しております。誠に有難うございます!

で、例年ならカフーツに集まって夜遅くまでワイワイやるんですが、さすがに今それは許されず、やむなく昨年と同じくオンラインイベントを開催しました。名付けて『元気です』。まあ、コロナだなんだかんだはありますが、相変わらず元気ですよ、元気にいきましょう、というわけで。

その模様をビデオに収録し、編集してYouTubeにアップ、公開しました。ちなみに、今回は3部構成で、途中の休憩2回をカットしても5時間40分以上(!)あります。それをパートごとに7本に分けております。どれも非常に濃〜い内容です。お時間ありましたら、適宜、興味のあるところをピックアップして、ぜひご覧ください。

なお、この7本のパートに通底するイベント全体のテーマは『ハイブリッド・コワーキング』です。コロナ禍以後、これまでのリアルなコミュニティの場であるコワーキングと、オンラインでつながるコワーキングは間違いなく融合の道を歩みます。オフライン+オンライン=ハイブリッドですね。

今後は、この2つが両立するほうがユーザーにとっても利用価値のあるコワーキングとなります。そのことをコワーカーの皆と共有し、次の時代のコワーキングを共創したいと考えています。

以下、全プログラムです。

<『元気です』プログラム一覧>
●Part.1:オープニングご挨拶 カフーツ伊藤
●Part.1:トークセッション(1)京都・QUESTION 田中さん
●Part.1:トークセッション(2)小倉・秘密基地 岡さん
●Part.1:トークセッション(3)千葉・PAXCoworking 佐谷さん
●Part.1+α:自由参加ライトニングトーク
1.江原政文さん
2.川村和之さん
3.新妻正夫さん
4.志水直樹さん
5.伊藤富雄
●Part.2:カクサク(これやりたい宣言+一緒に考える会)
テーマ「コワーキングスペースを巡る全国セッションライブツアーをやりたい」
お題出し:こけやまこうすけさん
●Part.3:Beyond the Coworking(これからのコワーキングを考える)
テーマ「オンラインイベントの企画・開催・集客の方法について」
お題出し:中田成紀さん

では、まずご挨拶から。

●Part.1:オープニングご挨拶 カフーツ伊藤

●Part.1:トークセッション(1)京都・QUESTION タナカユウヤさん

さてここから対談です。お一人目は、京都QUESTIONの運営チームのタナカユウヤさんです。日本のコワーキング黎明期から活動されてきたタナカさんに、京都でのコワーキングがどんな感じなのか、QUESTIONのことも交えてお話を伺いました。

●Part.1:トークセッション(2)小倉・秘密基地 岡 秀樹さん

続いて、北九州市小倉の秘密基地を運営されている岡さんです。起業家育成の「創生塾」やJR西日本との新しい取り組み、ローカルとグローバルのコワーキングについてなど興味深いお話を伺いました。

●Part.1:トークセッション(3)千葉・PAXCoworking 佐谷 恭さん

対談の3人目は、ぼくと同じ2010年に東京で一番最初にコワーキングを開業し、現在、千葉県鋸南町でPAX Coworkingを運営する佐谷さんです。アーティストとコワーキングというテーマに取り組むようになった経緯と、PAX Coworkingに通勤するのに、わざわざ一山越えて行くという話が実にオモシロイです。

●Part.1+α:自由参加ライトニングトーク

このコーナーはひとり5分ずつのライトニングトークです。プレゼンターは以下の5名の方。それぞれ自由にアピールいただきました。

1.江原政文さん
2.川村和之さん
3.新妻正夫さん
4.志水直樹さん
5.伊藤富雄

●Part.2:カクサク(これやりたい宣言+一緒に考える会)

テーマ「コワーキングスペースを巡る全国セッションライブツアーをやりたい」
お題出し:こけやまこうすけさん

このコーナーでは、「私はこれをやりたい」と宣言いただき、「じゃ、みんなでどうすればできるか考えよう」という会を「カクサク」名付け、オンラインでやってみました。

今回のお題は「コワーキングスペースを巡る全国セッションライブツアーをやりたい」です。このテーマに対して、ディスカッション参加者が思いつくまま意見を述べ、アイデアを共有し、ヒントにし、実現への足がかりを得ます。

実はこのお題を出していただいたこけやまさんは、ヘビメタバンドの活動をしつつ、子供向けの音楽教室もやっておられます。しかも、Zoomを利用してのオンライン講座もあり、事実、昨年、ワーケーションモニター体験で鹿児島に行ったときも、ホテルから名古屋の中学生にエレキギターを教えていたというツワモノです。

その彼が全国のコワーキングを回って、地元の人とセッションライブをしたいと思い立ちました。では、その実現の方法をみんなで考えようということで今回のテーマとしました。

話が進む中で、なかなかオモシロイ発想と発見があります。お読みになった方は、「自分だったら全国のコワーキングで何がやりたいか」を考えながらご覧になってもいいかと思います。

なお、こけやまさんは、ぼくが主宰する「ローカルコワーキングのための学びと部活動【コワーキングLAB】」のメンバーです(後述)。で、今、このテーマはその「コワーキングLAB」のほうに引き継いでディスカッションしています。

●Part.3:Beyond the Coworking(これからのコワーキングを考える)

テーマ「オンラインイベントの企画・開催・集客の方法について」
お題出し:中田成紀さん

最後のコーナーは、ぼくが断続的に各地で開催している「これからのコワーキングを考える」を目的としたイベント「Beyond the Coworking」のオンライン版です。今回のテーマは「オンラインイベントの企画・開催・集客の方法について」。

このお題を出された中田さんは兵庫県加古川市で「マイスタ加古川」というコワーキングを運営されています。そんな中、コロナ禍の影響もあり、オンラインイベントの企画を思い立ちましたが、さて、どこから手を付けたらいいものやら判らない。そこで今回のオンラインイベントで皆の知見や情報を持ち寄って、そのオンラインイベントの方法論を共有することにしました。

こちらも、参加者からさまざまなアイデアが提供されます。少々長いですが、実現に向けての指針を得るのに「対話」が有効であることの証左でもあります。そういう意味で、オンラインイベントを企画される方は参考にしていただけたらと思います。

なお、中田さんも実は「コワーキングLAB」のメンバーであり、このテーマも「LAB」のほうに引き継いでディスカッションしました。以後、継続的に取り上げるテーマだと考えています。

以上が、カフーツ11周年記念オンラインイベント『元気です』の動画再生リストです。

で、前述の「コワーキングLAB」ですが、こちらにあります。

”ローカルコミュニテイとしてのコワーキングをどう起ち上げ、どう運営していくかについて、知見と情報を共有(学び)し、共に考え実践(部活動)することで、ローカルコワーキングの意義と価値を「共創」し、かつコワーキングスペース間のコラボとネットワークによってその可能性を広げる場です。”

今回のようなディスカッションのテーマに対して、コワーキング運営者、コワーキング利用者、さらに、これからコワーキングを開業したい人、それぞれの立場で対話し、ともに理想のコワーキングを実現する『共創』の場としております。また、月に3回、会員限定のニュースレターを配信しています。

もしコワーキングに興味ありましたら、ぜひご参加ください。


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カフーツ伊藤
最後までお読みいただき有難うございます! この記事がお役に立ちましたらウレシイです。 いただいたサポートは今後の活動に活用させていただきます。