郵便はバーチャルで処理する時代:今日のアウトテイク#287(2024-08-31)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定
#今日のBGM
#今日のコトバ
#「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」受講者募集開始
9月より、「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」を開講します。
この講座は、自分たちにコワーキングが必要と考える人たち、そして、コワーキングを利用するコワーカーのカツドウを支援したいと考える人たちを対象にした講座です。
自分たちのローカルコワーキングの開設・運営をお考えの方は、ぜひ、上記のサイトをチェックください。
#ビールとコワーキングは相性がいい(はず)
昨日もデンバーのことを書いたが、そのデンバーからブリュワリーがコワーキングをはじめた、という(嬉しい)ニュース。
FlyteCo Brewing社はビール醸造所の中に昼間に利用できるワークスペース「FlyteCoworking」を開設した。
どうやら発端は、景気後退に対応するための苦肉の策らしいが、ひと仕事終わってからのビアバッシュはコワーキングでもよくある風景だ。それがブリュワリー内でいただけるのだから、美味さも格別なはず。
FlyteCoworkingは月曜日から木曜日までの午前7時30分から午後2時まで、金曜日は午前7時30分から午前11時まで。ただし、早朝に来てもビールは飲めない。コワーキングが終了すると、醸造所は一般公開される。ま、それでも、結構早いから文句はない(と思う)。
朝型でビール好きなワーカーならピッタリだが、月額200ドルの会員になると、コーヒー、ノンアルコール飲料、ニトロ・コールド・ブリュー、電源、高速インターネットを利用できる時間が延長される。また、会員はFlyteCo Brewingの飲み物や製品の割引を受けることができる。
つまり、コワーキングの月額料金としては安いけれども、本業のビールの販売のほうが期待できるというわけ。うまいやり方だと思う。
コワーキングとブリューワリングといえば、まず最初にアタマに思い浮かぶのは姫路の「mocco」さんだ。
ここの主宰者である梶原さんは建築士だが、2013年にコワーキング「mocco姫路」をオープン。仕事柄、まちづくりのさまざまなプロジェクトに関わるうち、大手前通りのプロジェクトに参加したことがきっかけで、2022年2月、クラフトビールの専門店「KOGANE」をオープンした。「mocco」から徒歩ですぐの距離だ。
だが、彼のカツドウはそれで終わらない。次は、店舗内に醸造設備を整えるプロジェクトに着手した。
その時に実施したクラファンがこれ。681人の支援者を得て、12,485,703円(!)を調達して、見事、達成。
ところで、コワーキング曼荼羅には「食」というテーマがある。
知らぬ仲でも一緒に食べたり飲んだりすることで、人の距離はにわかに近くなる。コミュニティ運営においても重要かつ欠くべからざる要素だ。
だから、コワーキング内にカフェやレストランを設けるのは理に適っている。別に設備はなくともちょいちょいパーティが開かれるのも同じ理由。これをオフィスと捉えると絶対に出てこない発想だろう。
ブリューワリーはまだ珍しいかもしれないが、日本の各地に地ビールメーカーがあることを考えると、後に続くスペースが現れる気がしないでもない。
ちなみに、「KOGANE」では2024年7月から昼営業を開始し、ランチ営業がスタートした。
アカン、お腹空いてきた。
実は、姫路はすぐなのに、ぼくはまだ「KOGANE」におじゃましたことがない。近いうちに行っとこう。
#郵便はバーチャルで処理する時代
バーチャルオフィス業のAlliance Virtual Offices社が、Inc. 5000 リストにランクインし、2 年連続で米国で最も急成長している非上場企業の 1 つとして認められた。
バーチャルオフィスは物理的なオフィススペースはなしで、主に住所の貸し出し、オンデマンドの会議室、バーチャル受付サービスなどを提供する。
同社は過去3年間で219%の成長を遂げ、Inc'sのリストで2,370位にランクインした。これで2年連続のランクインというから、いかにこのビジネスが伸びているのかが判る。←ここ。
記事にこうある。
ぼくは当初はバーチャルオフィスについてはあまり考えていなかった。が、ANYTIMEMAILBOXのことを知るに及んで、これは真剣に取り組むべきかも、と考えを改めたところ。
ANYTIMEMAILBOXについては、ここに書いてるので、参照いただきたいが、
一部、引用するとこういう仕組み。
スキャンして送るか、転送するか、ジャンクメールだからシュレッダーにかけるかリサイクルにするか、を指示できる。実に簡潔明瞭。それに、物理的スペースを専有されずに、収益をあげられる。←ここがポイント。
で、これが世界各地に拠点を作っていて、現在、2,428箇所に上る。
が、日本にはない。
リモートにしろハイブリッドにしろ、こういうニーズはこれから日本でもますます増えると思うので、誰かやらないか、と前にも書いたが、ホント、誰かしないですかね?
もしくは、誰か一緒にやらないですか?(と、訊いてみる)
ということで、今日はこのへんで。
(カバー画像:Kristina Tripkovic)
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