今日のアウトテイク#134(日曜無料版)「コワーキング・カンファレンスに参加するときの心得」ほか【メンバーシップ特典】(2024-03-31)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。初月度無料です。
3月が終わる。一年の4分の1がもう終わる。はや。
#今日のBGM
#今日のコトバ
#今日やること
明日でもできることは明日やる。
ただ、明日できるかどうかは、今考える。
できそうなら、そうする。
できそうでないのなら、明日できるように、準備する。
今日やることは、準備。
それだけ。
#メッセージの開封・返信のタイミングでその人が判る
人によってメッセージを開封するタイミングが違う。
着信に気づいたら反射的にすぐ開く人。
気づいても、手元で他のことをしているから後回しにする人。
気づいても、落ち着いて対応するために、あえてしばらく寝かせる人。
さらに、返信するタイミングもまた違う。
読んだら忘れないうちにすぐに返信する人。
読んでも、手元で他のことをしているから後回しにする人。
読んでも、落ち着いて返信文を書くために、あえてしばらく寝かせる人。
問題は、着信に気づかない人。
そして、返信を忘れてしまう人。
さて、いまぼくが現時点で45時間18分返事を待ってる人は、どれだろう?
#Coworking-Day 2024 in 枚方
関西圏のコワーキングスペースの運営者が月一回、他のコワーキングを訪問して交流する「Coworking-Day 2024」というイベントが継続開催中であることは、先日書いた。
「Coworking-Day 2024」についてはこちらを。
スペース同士が連携することでコワーキング文化が広まることが狙いだが、3月は枚方のビィーゴさんでの開催だった。そのときの模様がブログで公開されているので共有する。
詳しくはこの記事を読んでいただくとして、ちょっと書いておきたいのは、この枚方編では、ビィーゴさんだけではなくて、4箇所のコワーキングを参加者がツアーして回った、ということ。
そもそも、この企画自体が異なる地域のコワーキングを連携させようというものだが、もとより枚方のコワーキングは日頃から横のつながりができているらしく、だったら皆行きましょうという企画を立てられたらしい。いいですね〜。それでこそコワーキング。
コワーキングオーナー(このオーナーという概念にも異論があるが)の中には、同じエリア内のコワーキングを競合と考える了見の狭い者もいるけれど、そもそもコワーキングの基本理念のひとつが「コラボレーション」であり、むしろ連携することでお互いの足りないところを補完し合いエンパワーするためにコワーキングは存在する。
つまり「Contribution(寄与貢献)」、「助け合い」の概念がコワーキングの根底にある。そのことはこの「コワーキングの5大価値」としてまとめられている。
そしてそれはスペース自身にとっても、利用者にとってもプラスなのは自明の理だ。
それぞれ、コワーキングには持ち味というか強みというか、そこならではのものがある(はず)。今回の4箇所もまさにそうで、それぞれの運営者から話を聞く機会もあり、ただ見学するだけにしてしまわなかったところがスバラシイ。
で、そこからにじみ出てくるのは「地元愛」だ。今回、枚方に関するクイズや「枚方学講義」もあったことからも、そのことが伺える。
つまり、コワーキングはひとえにまちづくりのカツドウの中にあるべきインフラであり、コミュニティだということ。これ、昨日の話と通底する。
こういう、お互いのコワーキングを訪ねるカツドウを、ぜひ、他の地域でもやってほしい。県単位でも市町村単位でもいい。世界観、価値観を共有できるスペース同士が組んで企画して催行する。そのイベント情報もコワーキング間で共有、拡散していく。
ちなみに、ぼくが2016年からやってるコワーキングツアーも、コワーキング同士をつなげる目的ではじめた。そうして日本中のコワーキングが一つのネットワークを構成するのが、ぼくの願いでもある。
競合ではない。仲間だ。そこんとこ、よろしく。
なお、4月は泉佐野市の「COMMUNE」さんで開催される。ぜひ、ご参加を。
#コワーキング・カンファレンスに参加するときの心得
Cat Johnson氏が、コワーキング運営者のためのイベントに参加する際の心得を伝授してくれてるのでざっと共有しておく。
向こうでは直近で4月9日〜11日に、GCUCがソルトレイクシティでカンファレンスを開催する。
GCUCとは、コワーキング運営者が、「つながり、協力し、学び、成長する場」として、世界中の40箇所以上ででカンファレンスを開催する組織。GCUCは「ジューシー」と発音する。
Johnson氏は、「GCUCの参加者は、業界の有力者たちと交流できるだけでなく、地方、地域、全国レベルで変革的な活動を展開しているインディーズ経営者たちとも直接交流することができる」と言う。
インディーズとは、インディーコワーキングのことで、大手チェーンに属さない、というか、それ故に、実にユニークな魅力にあふれ、ローカルコミュニティとして地域社会に不可欠な存在であるコワーキングのこと。
これが世界中で存在感を増していることは、先日書いた。
以前、Johnson氏が定義していたことを再掲しておく。
で、そういうコワーキング運営者が大規模なカンファレンスに参加すると、気後れすることがママある。企業として10億ドルの評価額、(数百とは言わないまでも)数十のスペース、大きなチーム、大きなスペース、そして大きな収益が話題になり、ただただ圧倒されてしまう。判る。
そこで、「GCUCを最大限に活用し、インスピレーションを受け、力を得て、つながり、ロックする準備ができて帰ってくるためのインディーズオペレーターのための私の最高のヒントを紹介する」というのが、以下。これがとても重要なことを指摘しており、大変参考になる。
例によって、DeepLで雑訳したものなので、できれば本文をあたられたい。
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・シートベルトを締める
業界屈指の大物たちがプレゼンテーションを行い、歓談し、彼らのストーリー、学んだ教訓、洞察を共有する。
大きな会話、大きなアイデア、充実したスケジュール、目まぐるしい数日間に 備えて、ベルトを締めてください。メモを取り、自分のペースを保ち、GCUC の経験を存分に味わってください。
・コワーキングの進化を受け入れよう
コワーキングはここ10~15年、大躍進を続けている。DIYムーブメントから世界的な産業へと変貌を遂げた。パンデミックは、リモートモデルを証明することで物事を加速させ、人々を孤独と孤立に追いやり、私たちが本当にお互いを必要としていることを思い出させた。
一日を通して起こるミクロなつながりさえ、私たちを私たらしめている。
そう、コワーキングは進化している。それを受け入れましょう!コワーキングを受け入れよう!コワーキングの中で、自分のスーパーパワーを分かち合い、コミュニティに貢献し、自分の天才的ゾーンの中で働ける場所を見つけよう。
・類似点を探す
他のオペレーターとの違いに注目すると、多くのことを見逃してしまう。共通点に注目し、できるところでは一致させる。そこに良いものがある。
・会話に貢献する
あなたの視点は貴重です。あなたの考え、ヒント、洞察力、アイデアを共有しましょう。大手ブランドはインディーズのコワーキングスペースから学ぶことがたくさんあります(その逆も然り)。
・業界リーダーへのアクセスを活用
GCUCは常に業界のリーダーやゲームチェンジャーでいっぱいです。業界や地元(そしてそれ以外)のコミュニティで素晴らしい活動をしている人たちから学び、話をする素晴らしい機会をお見逃しなく。そして、あなたが取り組んでいることもぜひ伝えてください。
・友達を作る
彼らはあなたの仲間だ!友達を作り、まだ会ったことのないオペレーターに声をかけ、新しい人とコーヒーを飲み、自己紹介をする。あなたのビジネスを向上させ、一生続く友情を築くきっかけになるかもしれません。
・ツールや戦略に関する情報を得る
レベルアップに役立つツールや戦略、そして働き方を変える可能性のあるツールや戦略について聞くことができる。聞いて、学んで、質問して、好奇心を持ってください。もし心に響かないことがあっても、気にしないでください。
でも、自分が利用できるものはすべて知っておくこと。コワーキングが爆発的に普及するにつれ、コワーキングスペースをサポートするツールの数も質も向上しています。
・楽しもう
あまり深刻に考えないで。コワーキングは楽しくてクールな人たちでいっぱいで、GCUCでもそんな人たちをたくさん見つけることができる。ユーモアのセンスを持ち、時には目を丸くすることもあるかもしれません。皆と意見が合わないこともあるだろう。それも楽しみのひとつだ!
・私と一緒にいよう
私はコワーキングでみんなとつながることを使命としています。だから私を見つけ、あなたの近況や助けが必要なことを教えてください。私はあなたを正しい方向に導いてあげられることを嬉しく思っています。
ラボ・ラウンジでラボの友人たちとリアルな時間を過ごせるのは、この上ない喜びです。
インディー・コワーキング・スペースのためのマーケティング・クラブについてもっと知りたい方は、ぜひお立ち寄りください。コミュニティへの参加をお待ちしています。
(伊藤注:これは彼女の宣伝ですね。でも、価値あるはず)
・スポンサーやサービス・プロバイダーと話す
数年前、あるスペースの運営者が、ほとんどのカンファレンス・スポンサーが何をしているのか見当もつかず、尋ねるのも少し気が引けると言いました。
今を受け入れ、尋ねてみましょう!GCUCを主催している人たちは喜んで教えてくれるだろうし、あなたやあなたのスペースにとって差し迫った問題を解決してくれるサービスやソフトウェアが見つかるかもしれません。
スポンサーに近づいてみてください。私が知っている、一緒に仕事をしているスポンサーはみんなとても親切で話しやすい人たちです。それに、コワーキングはとても親密なコミュニティなので、スポンサーやサービス提供者は、あなたが隣で食事をしたり、一緒に交流したりするのと同じ人たちです。だから、彼らもコワーキングコミュニティの一部だと考えてほしいのです。
・質問をする
もしあなたが質問を持っているなら、同じ質問を持っている人が大勢いる可能性があります。どんどん質問してください!そうすることで、あらゆることを学び、理解を深めることができる。
・大きなアイデアを受け入れる
あなたは規模を拡大したいのかもしれませんね。あるいは、小規模であり続けたいのかもしれません。すでに地域を支配しているかもしれない。コワーキングを始めたばかりかもしれません。コワーキングの旅の途中であろうとなかろうと、画期的なアイデアやビッグシンキングにはオープンであるべきです。つまり、世界を変革するのであれば、私たちは大きくならなければならないのです。
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要するに、せっかくの機会、積極的に話しかけて仲間になろう、というそのことに尽きる。誰とも話さず、誰にも質問せず、誰にも自分の持つ情報を共有せず、ただ黙って見て回って、プレゼンを聞いてるだけでは時間がもったいない。仲間を作らないと。
言うまでもなく、こういうことはGCUCに限らず、日本国内のイベントでも同じだ。
そういえば、今年も各所でコワーキング関係のイベントが開催されると、ぼくのところにも案内が届いている。規模の大小にかかわらず、そうしたイベントには時間の許す限り参加されることをオススメする。きっと、スバラシイ出会いがあるはずだ。
そして、そこであなた自身も「Contribution(寄与貢献)」しよう。
ということで、今日はこのへんで。
最後までお読みいただき有難うございます! この記事がお役に立ちましたらウレシイです。 いただいたサポートは今後の活動に活用させていただきます。